船井幸雄さん安らかに

いとう茂

2014年01月23日 10:57

経営コンサルタントの船井幸雄さんが81歳で永眠されました。
日本の流通業界でダイエーや西友がしのぎを削っていた
30年以上前に講演会に行ったことがあります。

その時の参加者は1部上場企業からまちの小さな
商店まで様々、合わせて1000人近い大きな講演会で
バブルの入り口にさしかかったころだと思いますが、
会場は熱気に包まれていました。

参加者の大半が、おそらく「よし、やるぞ!」という
手ごたえをつかんで帰路についたはずで、私もその一人でした。

その後も何度かセミナーで船井さんのお話を聞きました。
当時、理論立ててお話される内容は階段を上るように
次の販売促進策や店の経営にすぐに活用できるものでした。

新保民八さんや倉本長治さんの本との出会いも
船井さんのお蔭です。
この時、まちの小さな小売店向けのお話を須田泰三さんも
よくされていました、お二人が一緒に講演される会場へも
何度か足を運んだ覚えがあります。

ほんとにヒントの多い講演会でした。
船井さんは論語の造詣も深く何冊か読みましたし、
100匹目の猿でしたか宮崎県か大分県の野生の猿が
何キロも離れていて交流がないのにほぼ同時に
イモを海水で洗って食べだしたことを題材にして
99匹とは違う人間になることの重要性を説かれた本は
インパクトがありました、そこそこ話題になりましたので、
読まれた方も多いと思います。

氏の逝去を機にもう一度読み直そうかと考えています。

9時40分に都市計画部から伊香立サイエンスパークの開発説明と
大津駅舎の在り方のアンケートの報告がありました。
どちらも少し歯切れの悪い説明でしたので、詳しい資料が
できたらもう一度精査を行いたいと、要望しておきました。

さぁ、これから防災関連の研修です、行ってきまーす。