二つの小石
海津大崎の夜桜を見に行って琵琶湖岸で二つの小石を
拾ってきました。
40人ほどで行ったのですがこんなことをしてるのは
私だけだと思います。
石を拾うのはこれが最初ではなく、古くは高校生の時、
3年生の男女6人で美浜のユースホステルに泊まりに行ったとき、
拳ぐらいの石を拾ってみんなで寄せ書きしたのが初めだったように思います。
鼻の高い厚子さん、背の高い美子さん、とっても細い敏子さん、
自分のことをどう書いたか忘れましたが、自分とは違う姿を書きました。
それからも色々なところで石を拾っています。
アンコールワットの小石は砂岩でレンガ色、室戸の海岸の石は丸くてすべすべです。
琵琶湖の石は丸い部分もありますが、まだまだ苦労不足、
もっと角がとれて丸くならないと・・・・。
石を拾うといつも訊ねることがあります。
「お前はいくつなんだ」
もちろん石は黙っていますが、こんなに小さな石でも私より先に
この世に存在していたのは確かでしょう。
もとは大きな石が少しずつ削られて小さくなったのか、
大きな石のかけらが丸くなったのか・・・・・分かりません。
山の上から川を下ってきたのか、琵琶湖の底から
打ち上げられたのか・・・・・分かりません。
生まれたときも出生地も生い立ちも分からない、
小さな石が手元にあるということを何かのご縁と感じるのか
拾い主の気まぐれというのか・・・・・。
ただ、ここにあるという事実は動きません。
そして、この先何もなければこの小さな石はずっと黙って
風化していくのを待つだけでしょう。
人間には想像もつかない長い時間、待っているだけです。
そう考えると石にも教えられることが多くあります。
この世にあるものはすべてなにがしかの意味がある、
そう思えたら人間も生きる意味や意義を探すのでしょうか。
昨日から遅れていた惻隠だよりの作成に取り掛かっています、
今月中に発行を済ませたいので校正、推敲の繰り返しです。
今週も前半が終わります。
今のところ議会も動きがないので登庁する議員も少なく
静かなものです、保育園と寡夫住宅のことで今日は担当の課に
行きました、明日はスポーツ推進委員の会議で金曜日は
議運、午後から同社大学とのパートナーシップの調印式、
続いて政策検討会議があり、議会防災条例の策定に向けて
初会議です。
土曜日は共同作業所と学区自治連合会の総会。
来週はずっと予定が入っています。
世の中はそろそろゴールデンウィークで浮かれ出す頃です、
あまり関係ありませんが五月病にはならないよう
十分気を付けたいと思います・・・・無縁でしょうか。