市議会議長会定例研修会

いとう茂

2015年01月21日 12:57



昨日は長浜市の浅井文化ホールで市議会議長会主催の
研修会がありました。
県下の市議会議員と議会事務局職員を合わせて
200名を超える参加者がありました。

名神の事故で到着が遅れ予定の14時が30分遅れで開会しました。
テーマは「議会基本条例に見る議会改革の実践と課題」でした。
議会基本条例については昨年、2泊3日の研修を受講しましたので
聞いたことがある話が多かったのですが、改めて話を聞き
思い出した部分もありそれはそれで意義がありました。

現在、県下13市のうち議会基本条例が制定されていないのは
大津市と高島市だけです。
大津市でもこの2月通常会議に議員提案で上程します。
大津市の制定が遅れているのは議会活性化が遅れているのではなく、
活性化に向けて通年議会、地方議会では全国初となる業務継続計画
議会BCPの策定、議場に大型スクリーンの導入や誰が議案に賛成、
反対したか一目でわかるように電子採決の導入、苦労はしていますが
ペーパーレスに向けてタブレットの導入等、活性化に向けて様々な
取り組みを行っています。

その成果が一昨年のマニフェスト大賞のグランプリ、これは地方議会の
頂点の証ですし、昨年も審査委員特別賞の受賞と外部から高い評価を
受けています。
昨日も、講演の中で大津市議会は全国的にも注目される改革先行型の
代表であると評されました、他の議会が基本条例に盛り込んだものの
実際、機能していない部分があるのと違い、着実にステップアップをして
それらを条例に盛り込んでいく、この事が議員各位の自覚にもつながりますし、
さらなる高み、市民への透明性の拡大につながります。

今日の比良山は雪をかぶった姿が少しぼんやりして幻想的な
風景でした、物事にもすべてはっきりさせてよいものと少しぼんやり
させておいた方が良いものがあるように思います。
過ぎたるは及ばざるがごとし・・・・・でしょうか。