拒否・拒絶
「断る」ということよりきつい、厳しい態度や行動が拒否・拒絶だと
思いますが、話したくない相手や会いたくない人からの電話には
出ない、また、着信拒否、さらには新しい番号への変更。
メールは返事が来ない、ただ、これは相手がメールを
読んでいるのか読まずに削除をしているのか確認できませんので
判断が分かれるところでしょう。
みんながいる前で大声で「帰れ」と怒鳴られるのも拒否になるでしょうし、
話しかけても無視され返事をしてもらえないのも拒否です。
言葉による拒否・拒絶と態度によるそれとではどちらが辛いでしょう、
物事によるかもしれませんが、態度による拒否・拒絶のほうが
辛い場合が多いように思います。
拒という字は「こばむ」ともよみますし、意味を調べると、
ふせぐ、 相手を寄せつけない。 寄せつけず守る。
ガンジーではありませんが無抵抗、無服従というのも
拒否・拒絶に入るでしょう。
その場での反応だけでなく、たとえば服従しがたい上司から
期日を指定して書類の作成を依頼される、仕事ですから
作成しないわけにはいきませんが、それでも、どうしても
腹の虫がおさまらない時、指定日より遅れて作成する、
そういうこともあるかもしれません。
何かの本で読んだ覚えがありますが、遅延は最も手厳しい
拒絶であるという言葉がありました。
考えて見るとそれも頷けます。
今日と明日は台風の影響を受けそうです、全国はもとより、
大津市でも被害が出ないことを祈ります。
明日の終業式の緑のお爺さんは、台風の影響で学校が休校に
なる可能性もあり、今日が1学期最後だったかもしれません。
膳所学区だけでも緑のお爺さん、お婆さんは30名以上いると思います、
全学区にすると1000名を超えるのではないかと思います。
私は朝の登校時だけですが、多くの方は下校時も交差点に
立って交通事故だけではなく不審者がいないかどうかも
注視しています。
子どもたちはまちで会うと挨拶をしてくれます、それは、
私が毎朝、緑のお爺さんをしているからで、ほかの大人なら
挨拶をすることは少ないようです、見知らぬ人と話してはいけない、
そのことが浸透しているのでしょうか。
色々な人に支えられて生きているのに、壁を作って自己防衛を
しなければいけない現代社会、これも拒絶に入るのでしょう、
安心・安全なまちを作る努力はすべての人の義務でしょうが、
拒のもう一つの意味、寄せつけず守るも子どもを見守る大人の
責務です。