どうでもいい話

いとう茂

2015年12月11日 22:14


いつもの拙文にも増して今日はくだらない内容になりそうです。
あまり多くくだらない話を書くとひんしゅくものですので、
二つばかり、これは私だけのことかもしれませんし、多くの人が
思うことかもしれません・・・・・。

まず一つ目、目を閉じて坂道を想像してください、自分が歩いた
ことのある坂道でも車で走行したり、写真で見た坂道でも結構です。
人それぞれ違う坂道を頭に描くでしょう。
私もいろいろな坂道を想像しますが、決まって自分が立っているのは、
上り坂を下から眺めている地点です、坂の頂点から下りの道を
想像することはありません、頭が固いのか坂道といえば上り坂という
観念があるのか、下から見れば上り坂ですが上から見れば下り坂、
どちらも坂道ですが、思い浮かぶのはいつも上り坂です。

心理テストをしたらどんな判断が出るのか・・・・・・。

二つ目は、以前から気になっていたのですが、この前、サークルの飲み会で
居酒屋に行ったときに強く感じました。
最近の飲み会はほとんどが飲み放題となっています。
高級料亭での食事ならそうは行きませんが、そういう所にはご縁がありません。
その居酒屋でも、ビール、日本酒、焼酎、ワイン、チューハイなどの
アルコールとジュース類が飲み放題でした。

料理は和食です、飲み放題は参加者全員が飲み放題が基本です、
たとえアルコールが飲めない人がいても一律料金で、ここでも疑問は
ありますが、飲めない人のためにジュース類などのノンアルコールも
用意されています。
親切といえば親切ですが、ではなぜ日本茶がないのでしょう、
宴会でもあいさつが終わり乾杯になると、ウーロン茶を注文する人がいます、
料理が和食でも洋食でもウーロン茶。

それも必ず氷が浮かんでいます、夏ならいざ知らず冬でも氷が入っています。
もちろん、ホットウーロンといえば温かいウーロン茶が出てきますが、
メニューには、ほうじ茶、抹茶、そんなものはありません。
日本のお茶はサービスと決まっているのかと思ってしまいますが、
宇治や静岡を始め、全国の多くのお茶屋さんは日本文化の伝承といって
賢明にPRされていますし、この時期お歳暮で日本茶をいただく方も多いはず、
居酒屋や料理屋さんではサービスとして無料で出される日本茶、
大げさに言えば日本人の日本茶に対する誇りはどうした、お歳暮を贈る人は
無料サービスで出される日本茶と知って贈っているのでしょうか。
そう言えば頂いた方が、結構な品を頂きましてありがとうございます、
そんなお礼の言葉に、贈った方は、いえいえつまらぬもので・・・・・・。
あれは社交辞令や謙遜ではなく本音だったのかと・・・・・。

和食にウーロン茶、それも氷が入ったウーロン茶で、皆さんの家庭では
食事をされているのでしょうか、最澄が唐から持ち帰ったものが、日本茶の
ルーツという話もありますから、ウーロン茶と日本茶は兄弟か親戚の
ようなものかもしれませんが、私よりずっと年配の方もステーキや刺身を
食べながらウーロン茶・・・・・・。

文句も言わずにおとなしく食事をしている風景は不思議であり可笑しくもあります。
私の思考感覚の方が不思議なのでしょうか・・・・・。