軽薄短小
一時、重厚長大に代わり軽薄短小という言葉がはやりました。
工業製品が重く,厚く,長く,大きい、特に,重工業についてこの
言葉が使われ、日本の高度成長の象徴ともいうべき用語です、
それが、軽薄短小、テレビや携帯など軽量化・薄型化・小型化したことを
表す言葉として使われています。
この話ではなく、ここ何年かの私自身の体の変化の話です。
脳みそはもともと、ゆったり詰まっていますから言動は軽薄で、こちらは一向に
変化がありません。
体重はピークと比べると10キロ近く減っています、これは高校時代と
変わりませんが外観はかなり変化があります、この前計測すると
バストで4センチ、ヒップで6センチ、太ももの周りで5センチ、
腕周りも5センチそれぞれ高校時代より細くなっています、その代わりというのか、
ウエストだけが11センチ増加し、ここが細くなった体の肉の受け皿と
なっているようです。
ウエストは締めればあと4センチは締まると思いますが、あまり窮屈な
思いもしたくないので、ゆっくりめの計測です。
一年後にどうなっているか、楽しみでもあり、少し怖いような・・・・・。
これが「小」の話ですが問題は「短」です。
子どものころは小さい子どもで、中学に入学した時は140センチなかった
ようで、中2の時はクラスで一番前でした。
卒業する時も大きくはなっていましたが160には届かず、高2の春は
170目前でしたが一歩及ばず、高3の時に172センチまで背が伸びました。
その後は身長を測る機会がなく35歳の時に健康診断で計測し、
173,9センチ、もう一歩で174センチまで伸びていました。
36歳、37歳は174,2センチ、僅か3ミリですが174センチを超え、
38歳では174,8センチと175センチも見えてきました。
この年で伸びるということが異常かもしれませんが、自分では175センチは
超えたいと願っていました。
その後、計測の機会がなく、54・5歳の時に計測したら172センチ台、
縮んでいました、少しショックでしたが年齢を考えると、こんなものかと
思っていましたが昨年に計測した結果は170センチ台、さらに縮んでいます。
これはショックでした、ピークから4センチ縮んでいます。
高身長への憧れは子どものころからずっと持っていました。
陸上をしていましたので走るのも背が高い方が有利だと考えていた
部分がありますので、とにかく背が高くなりたいと望んでいました。
このままですと早晩、170センチを切るときが来ます、姿勢が悪いのかと
背筋を伸ばして、そのことを意識していますが引力には逆らえないのか
気持ちとは裏腹に縮んでいくようです。
運動でどこまで縮むのを食い止められるか、それよりも、昭和生まれは
もう一度伸びるという強い気持ち、根性論の方が効果がありそうな
気がしますので・・・・・・・。