修了式
今日は午前中、市内の公立幼稚園の修了式でした。
幼稚園では卒園式と言う名称ではなく修了式と呼ぶんだ、
と改めて認識した次第です。
中学校や小学校と違い「おめでとうございます」そう言うと
園児から「ありがとう」と返事が返ってきます。
今日も議長の祝辞を代読しましたが、おめでとうの後の
間合いを持たないと、こちらと園児の返事が重なってしまい、
園児が戸惑ってしまいます。
祝辞を読む速さも年齢が低いほどゆっくりでないとうまく
伝わらないように思います。
幼稚園のPTAの会長を務めたのが昭和62年、その頃の
園児がお母さんになって式場に何人かいました。
まさに、孫の修了式です。
46名の園児が巣立ち45名が膳所小学校に、1名が
富士見小学校に入学します。
この子どもたちが成人するころの日本はどうなっているんだろう、
ちゃんと仕事に就けるだろうか、平和な国だろうか、
あと15年足らずの時間ですが、そんな心配も出てきます、
それとは裏腹に自分の可能性を信じて未来を切り拓いて
立派な社会人になってください。
口では何とでも言える、そんなことを感じています、
それだけならいいのでしょうが、心ない大人の言葉を胸に、
可能性を信じて生きていく子どもたちの未来に責任が
持てるのか、自問しても答えが出てきません。