初めての経験

いとう茂

2017年03月18日 16:11


昨日は市内の公立小学校の卒業式でした。
学区は違うのですが、隣の富士見小学校の卒業式に出席して
議長の祝辞を代読してきました。
卒業生は79名、クラスは3クラスでした。
在校生、保護者、来賓が入場して卒業生を拍手で迎えます。
ここまではどこの学校でも変わらない風景だと思います、
担任が先導を務めて卒業生が続きます、1組は男子が
圧倒的に多いように見えました、卒業生の名簿を見ても
男子か女子か判別しにくい名前が並んでいますので
外見で判断するしかありません。

入場した子どもが椅子に座っていきます、入場口に
背の高い女性が着物に袴姿で立っています、てっきり職員だと
思っていたら、入場の列に加わり歩いてきます、富士見小学校は
制服も標準服もなく私服ですので、基本は自由ですので
和服もありです、その後も袴姿の女の子がいました、
そして、紋付き袴の男の子もいます、七五三と言えば失礼ですが、
大人のいで立ちとは違い可愛らしいものでした。
一生に一度だけの小学校の卒業式、これもありなのでしょう。

今日から3連休、締めくくりは春分の日です、暑さ寒さも彼岸まで、
びわ湖開き、東大寺二月堂のお水取りも終わりいよいよ春が
やってきます、来週の今日からは春休み、緑のお爺さんも
今年度は残り4日になりました。
そういえば昨日立っていると「ありがとうございました」お礼を言う
子どもが何人かいました、小学校を卒業する子どもたちで、
「おめでとう」の言葉にもう一度お辞儀をしてくれました。
少しずつ大人への階段を上っていく子どもたち、一人ひとりに
筋書きのないドラマが待っているのでしょうが、どんな時にも
逃げずに向き合える大人になるのが理想ですが、逃げることも
あると思います。
ただ自分にだけは噓をつかずに正直に生きてほしいと願います。