卒業式
今日は粟津中学校も含めて市内の中学校で
卒業式が開催されました。
これから卒業、卒園が続きます、そのトップが中学校でした。
166名の生徒が中学校を後にしました。
毎年卒業式と入学式に出席していますが、ウルウル感動する
場面があります、どちらかといえば卒業はしんみり、入学は
晴れ晴れそんなイメージです。
卒業生が担任に引率されて退場する場面では、先を歩く
担任の背中に向かって生徒がありがとうの言葉を叫びます。
振り向いた担任の顔は半べそで半分笑顔、さらに追い打ちを
かけるように言葉が続きます。
「先生が担任でよかった」「先生のクラスで最高だった」
担任みょうりに尽きるのだと思います。
担任と言っても20代から30代の教師がほとんどで生徒との
年齢差もあまりありませんので、余計に親近感も増すのだと
思います。
義務教育が終わり年齢的には中途半端ですが、今日と
明日では子どもを取り巻く環境はがらりと変わってしまいます。
社会の中での立場が変わるということです、ほとんどの子どもが
高校に進みますが挫折しても自己責任、立ち直るのも自己責任、
少しずつ社会の厳しさを知って大人に成長していく、人間以外の
動物なら15年も親と一緒に生活することはないでしょう、
命の危険も数々あると思いますし、生きる糧も自分で調達しないと
いけない年齢です。
そんなことを言っても始まりません、一緒にいられるうちは親は
子どもと一緒にいてやるべきだと思います。
精一杯の愛情を持って・・・・・・。
15歳の春に幸多かれと緑茶で乾杯です。