「大」について

いとう茂

2018年06月21日 22:15

大阪北部を震源とする地震は「だいじしん」か
「おおじしん」か、正解は「おおじしん」です。
ニュース報道では必ず「おおじしん」と言っています。
しかし、大震災は「だいしんさい」が正解で「おおしんさい」
とは言いません・・・・・・・日本語は難しい。
いつものように調べてみると・・・・・。

「だい」と読む単語は、大都会、大草原、大多数、大勝利、
大洪水、大音声、大企業、大規模、大混乱・・・・・
「おお」と読むものは大雨、大雪、大部屋、大広間、大金持ち、
大暴れ、大海原、大火事、大ゲンカ、大当たり・・・・・。
まだまだあります、詳しいルールはわかりませんので、
覚えるしかありません。
大雨が降って大河が氾濫すると大洪水になる。
大事なお金が盗まれて大騒動。
はしのはしをあるいていてかったばかりのはしをおとした。
橋の端を歩いていて買ったばかりの箸を落とした。

外国人が日本に来て文章を読むとなるとかなり難しい、
聞いていてもやっぱり難しい。
「は」と「わ」、「へ」と「え」、「お」と「を」このあたりも結構
乱れている文章に出会うこともあります。
「こんにちは」と「こんにちわ」もちろん正解は前者ですが、
間違っている大人も多くいます。

手紙を書く機会はぐっと減ってしまいましたが、1年に1度くらい
案内の文章の中で、あれっと思うものがあります。
それは、前略の後に季節の挨拶がついている文章です。
差し出した方は丁寧にと思って書いているのでしょうが、
何も略していないのに・・・・前略かぁ・・・・・・・。

今日は各常任委員会が開催されました、所属している
総務常任委員会は予算審議と条例の一部改正案の審議が
ありましたが、卸売市場民営化に向けての業者選定委員会の
予算審議でおよそ2時間議論をしました。
そのあと他の議案の審議を行い、所管事務調査の質疑があり
秋の行政視察の日程調整が終わった時には、他の3つの
常任委員会は全て終了していました。
かなり疲れた一日でしたが、卸売市場の問題はこれまで
あり方委員会などで何年も議論されてきましたが、改めて
民営化への道のりの長さを感じました。
民間に売却するには議会の賛成が必要になります、まだまだ
遠い道のりだと思いますが、市民生活にすぐに影響が出る
問題でもありますので、目を離さずに注視したいと思います。