膳所火まつり
今夜は28回目の火まつりでした。
琵琶湖の水質浄化を願い市内各地でヨシ刈りを行い、
そのヨシをたいまつにして午後7時に一斉点火をする
イベントです。
このイベントには第1回から関わっており、いろいろと思い入れが
あります。
第1回目は司会を務めていましたが、日没とともに
あたりは暗くなり、司会をしていても進行の予定表が読めずに
アドリブで何とかしのぎました。
途中で広島県から来たというオカリナ演奏者があらわれて、
適当に進行していて、穴が開きそうになった部分をカバー
してくれて事なきを得ましたし、2回目からは寒い中見に来てくれる
人たちのために陪膳(おもの)鍋を創作して振舞ってきました。
3回目からは石鹿太鼓の演奏が続いていますし、回数は
忘れましたが、行灯も設置しました。
今年も太鼓の演奏をしましたが、太鼓の子どもたちも
見に来てくれましたし、20年程前に一緒に太鼓を叩いて
いた女の子、もう女性ですが、そんな子も顔を見せてくれ
それなりの感慨深い火まつりになりました。
たいまつは15分ほどで燃え尽きてしまいますので、もう少し
前後に出し物を考えて内容の充実と膳所ならではの何かを
味わってもらい、火まつりと言えばそれと、言ってもらえるように
したいと思っています。
以前は市内の各地で開催されていた火まつりですが、今年は
4か所になってしまいました。
個人的にはこれが膳所だけになることをひそかに願っています。
もう何年も温めてきた企画ですので、近いうちに実現できれば、
そう思っていますが、賛同してくれる人がどれくらいいるか、
というよりもどれだけ同じ温度で思いを共有してくれる人が
いるかだと思っています。
21世紀は水の時代だという話も聞きます、大津市では水道の
民営化も視野に入れて検討が始まっています。
水の恵みのありがたさ、そのための水質浄化、そうしたことを
改めて考える機会を提供したい、それが思いです。