水曜日と言えば

いとう茂

2020年10月07日 22:45


今日は10月最初の水曜日、最初だからと言っても
特別な意味はありませんが、水曜日は大忙しの日です。
昼間はえこーの開設日で相談者が来ました。
今日の相談者は最初に来てから1年ほどになります。
それ以来毎月の面談と家族の会にも参加してくれています。
話を聞いていて先月に比べて、随分変化がありました。
それは当事者だけでなく相談者の気持ちの変化もあり、
そのことを相談者があまり自覚できていませんでした。

スタッフが1年前の記録を見て、具体的に指摘すると
ようやく「そういえばそうですね」と気付いてくれました。
相談者はすべてが家族ですので、ともすれば主観的な見方に
終始してしまい客観的な視点で見ることができなくなって、
当事者といつも同じ視線で状況を見てしまい、ついつい
感情的になってしまい、当事者が心を閉ざすことが多く
あるように思います。
今日の相談者もそうしたところがありましたが、話の内容から
かなり主観的な見方だけでなく客観的な見方ができるように
なってきたと感じました。
その効果か当事者も暴言がなくなり落ち着いた時が増えて
来たということでした。

親が変われば子どもも変わる、子どもは親の言うことを聞かないが
親の背中を見て育つ。
そんな言葉を聞いたことがあります、約2時間の面談をして
その後、来月の予約を入れて笑顔で帰っていきました。

そして6時からは子どもの太鼓の練習、それに続いて大人の練習、
今日も基礎練習が中心で最後の30分だけ曲を叩きました。
いつもは絞め太鼓ですが、今日は長胴太鼓を叩きました。
3年前に右肩の腱を切ってからは力いっぱい叩くのが怖いのと
痛みがありましたが、春先からは力いっぱい叩けるだろうと
思っていました。
しかし、また切れるのではないかという怖さがあり控えていましたが、
年齢を考えるといつまでも控えてばかりはいられないので、
今日は自分から長胴太鼓について叩きました。
「まだいけるやん」そんな手ごたえを感じながら気持ちよく叩け
もやもやしていた気持ちも晴れました。

でもやっぱり水曜日は疲れます。