残り1週間

いとう茂

2020年12月24日 15:48



今年も残り1週間になりました。
そして今日はクリスマスイブ、多くの家庭や若い人たちの間では
クリスマスプレゼントの交換が行われているのでしょう。
バブルのころは高級ホテルでディナーというイブの過ごし方も
流行しましたが、それもいつの間にかなくなり、今年はコロナの影響で
更に自粛モードかもしれません。

クリスマスに限らず我が家では商売をしていたせいか、プレゼントの
習慣があまりありませんでした。
誕生日やクリスマスに何かをもらった経験がないことはないのですが、
定期的に毎年ということではなかったと記憶しています。
その分、もらった時の喜びは大きなものがありました。
考えてみると・・・・・子どものころはもらう喜び、年頃になるとあげる喜びも
加わるように思いますし、もっと年を重ねると再び子ども返りして、何くれる、
何くれるとせがむ人が多いのではないか・・・・・・。

子どもにはプレゼントを用意しなくても孫には用意する人も多いと思います。
ワクワクしながらプレゼントするものを探したことがある人も多いのでは
ないでしょうか、相手が大切な分だけワクワク感も大きくなる。
これは当然のことですが、中にはもう疎遠になりたい親せきから送られてくる
お歳暮、お中元を見ながら・・・・帳面消しのお返し。
そんなケースもあると思います。
物を心の代わりに使うのではなく、心に物をつける・・・・・、私にはほとんど
関係がありませんが、感謝と愛情のこもったプレゼントとなると、それほど
多くないのではないかなぁ。
クリスマスプレゼントをしないと相手の機嫌が悪いから、何でもいいねん、
あげといたら上機嫌やから・・・・・そんな会話も耳にしたことがあります。

残り1週間、クリスマスを過ぎても心に物をつけて贈る、そんな人が
いる人は幸せだと思います。
心だけはいつも贈っているのですが・・・・・。
気持ちはそう簡単には伝わらないものです、心に缶ビールにをつけて、
それだけでもわかる人にはわかるものです。
そして、そんな人間関係が何人と築けているか、考えてみるのも
この時期ならではかもしれません。