昨日は雪が舞いました
昨日の朝は霧雨から雪に変わり寒さが増したのと、
思わぬ雪に驚きました。
吹雪いていた時もあり、如月は衣更着とも呼ばれることを
実感した次第です。
関西の春は東大寺の二月堂のお水取りがすむ3月12・3日が
終わらないと来ないと言われることを思い出し、まだ1か月ほどは
冬らしい日があるのだと感じています。
降る雪を見ながら立春を過ぎて降る雪に名前があるのだろうか、
その年に初めて降る雪を初雪と呼ぶのだから、きっとあるのだろうと
調べてみました。
ちなみに初雪は1年の最高気温を記録した日の後に降る雪で、
11月か12月、富士山の初冠雪が毎年ニュースで報じられ
随分早いなぁ、もうすぐ冬かと季節の移り変わりを感じますし、
春は桜の開花のニュースから春が近いことを知りますが、
今年は桜のニュースはまだ聞きません。
冬に別れを告げる最後の雪は「終雪」、もうすぐ春という頃に
名残を惜しむように降る雪は「名残雪」このあたりが昨日の雪に
当てはまる名前なのでしょうか。
春の訪れを一足先に告げるのは梅の花ですが、周りに梅の木が
減ってしまい、普段はあまり目にしなくなったのが残念です。
個人的には桜より梅の方が好きで、若いころは白梅や紅梅の
盆栽をいくつか持っていました。
寒い中で1輪、2輪と花をつける梅の力強さと、存在感にひかれる
のだと思っています。
最近は梅の花をゆっくり鑑賞する時間もなく、慌ただしい日々を
送っている自分に気づいて、アカン、アカン、見落しているものが
たくさんあるのに決まっている。
そんなことを考えたりしています、振り返るゆとりがあるだけまだ
マシなのかと思っていますが、そこから自分を振り返らないと意味がない、
昨日の雪は、この冬の生きざまはどうだった、自分を振り返れよ、
そんな警鐘だったのか・・・・・これも一つの気づきでしょうか。