隣を見ると
松尾芭蕉の「秋深き隣はなにをする人ぞ」
ゆとりなく動いていたり人との接点が少なく、ふっと我に返った時に
周囲を見渡して感じることが、この句のように思います。
えこーでひきこもり、不登校の相談や家族の会を開催するようになり、
時間が足りないと感じることがよくあります。
時間の使い方が悪いのは根っからのアナログ人人間で、この先も
変わらないでしょうから時間が足りないことは諦めないと・・・・・。
隣を見たのは見る機会を頂いた結果です。
以前にも少し書いたかもしれませんが、えこーではPRのクリアファイルを
作成しました、これは滋賀県社会福祉協議会の助成金のおかげです。
同じように協議会から助成金を受けた「おうみ子ども・若者未来のたね
プロジェクト」さんから助成金で作成された冊子を届けてもらいました。
ここに、えこーも相談窓口と家族の会で紹介して頂いています。
冊子のテーマは「学校に行きづらい子どもたちのための育ちと学びの
サポートブック」と少々長いものです。
主に不登校の子どもや家族を対象にして活動をされています。
冊子を開くと、挨拶から始まって・相談窓口・居場所・フリースクール
オルタナティブスクール・親の会、家族の会の他に、滋賀県内の公的相談機関の
紹介、全国規模の家族の会、相談窓口、等の紹介もあります。
生きづらさを抱えた人の支援をしているのは、えこーだけではありません。
しかし、こうした支援団体と横のつながりがないのが現状で、各団体が
それぞれ活動をしています。
行政や公的な支援機関の充実も大切ですが、民間の支援団体の
ネットワークの構築をして、情報交換ができる場があればもっと
きめの細かい支援、寄り添いができそうに思います。
言い出しっぺになるのは誰か・・・・・、もしかすると各支援団体は
えこーと同様に自分たちの活動で手いっぱいの状況かも知れません。
・・・・・・、始めなければ始まらない、自分たちの団体の活動だけでは
行動範囲も限られますし、情報も少ないのが現状です。
やはり、支援団体のネットワークを構築して情報交換を行いたい。
前だけを見て歩いて行くのも一つの選択肢ですが、横を見て
同じ方向に向いて歩いている人とつながる、それも選択肢です。
こんなことをしたい・・・・・えこーのスタッフがどういうかなぁ。