留守もよし
コロナの影響で今年も3日の五社まつりが中止になりました。
これで3年中止です、五社の中には神社の周りだけ渡御をしたところや、
神輿を拝殿まで出して参拝者に楽しんでもらう神社もありましたが、
私の氏神の神社はそれもなく境内はひっそりしていました。
例年は、氏子の町内を神輿が回るのですが、
他地域からかき手が大勢来るために、
それが来ないと出してもしまう人手が足りなくなります。
そんなことでまつりと言っても特別な日ではありません。
「孫の所に行ってくるわ」嫁は昼過ぎに両手に荷物を持って出かけました。
孫が高校を出て就職し、初めて給料をもらったので
嫁にご馳走したいということでした・・・・明日の昼は全員でバーべキュー大会、
その肉は嫁が持参です。
赤飯と鯖寿司を作って出かけましたので、あと漬物があれば私は不自由しません。
「4日の晩は9時を回るから何なと食べといてや」
「お茶漬けがあったらそれでいいから、赤飯でお茶漬けしとくわ」
1泊2日の小旅行です、お袋も介護施設にいますので、今のところは手がかかりません。
「孫の代わりに小さい犬の顔を見とくよ」
「そっちの世話も頼むわ、エサもちゃんとやってや」
言われなくても小さい犬は私がいれば足元から動きませんわ。
エサも小さい犬の好物はちゃんと買ってあります、
しかし、いくら動物だと言っても物だけではなつく限界がある・・・と思います。
無財の七施ではありませんが、和顔施で接してやると、
こちらの気持ちを察するのか安心して寝息を立てています。
亭主元気で留守がいい・・・留守がいいのは亭主だけではありませぬ。