今週は面談が3件ありました
日月水と今週は面談が3件ありました。
ひきこもりが2件と不登校が1件ですが、1組は1年以上前から面談に来ていて、
少しずつですが外出の機会が増えてきました。
自分一人では決まったところにしか行けませんが、
喫茶店でコーヒーを飲んだり、それなりに努力しています。
就労についてはもう少し先になると思います、本人は就労の意欲はあるのですが、
適した仕事が見つからない。
父親の物差しが一般就労で週5日で、そのあたりも本人にもプレッシャーのようで、
10月には父親との面談も組んでいます。
本人は集中力が続かないのと他人がいると、
その人と仕事の進み具合を比べてしまい、
遅いとその仕事は向かないと決めてしまいますので、
仕事の環境も考えて会社選びをしなくてはいけません。
もう一組のひきこもりは初めての相談者で、
これまでどこの支援機関にもつながっていませんでした。
市民センターでえこーの広報紙を見て、電話で面談の申し込みでした。
2時間の面談で、ここまで長い間よく家族だけで生きづらさを抱えてきたなぁ、
さぞかし苦しい日々だったと思います。
えこーに来たからと言ってすぐに楽になったり、
将来のことを決められるわけではありませんが、
第三者に話すことで気持ちはずいぶん軽くなると思います。
今回は初めてということで親子3人できましたが、
まだまだこちらも聞きたいことがありますので、できれば個別に話を聞きたいと思っています。
こちらも両親は子どもの独立を考えていますが、
高いハードルもありどこの支援機関につなぐか、これからスタッフ会議で決めていきます。
不登校の面談では進路の話が出ました。
本人が入りたい学校を決めているようで、えこーが考えていた進路と同じですので、
ブレずに進んで欲しいと思っています。
自習教室には行けるのですが自分のクラスには入れない、
そんな毎日ですがここに来て塾に行きだしたということでした。
受験勉強というよりも、これまで学校で授業を受けてこなかったので、
今の学年の教科はもちろんですが、もっと前の学年の教科も分かっていませんので、
そちらの勉強が中心のようで、土台作りから始めています。
親の方は学校の宿題ができないと言っていましたが、これまでも宿題はできませんでしたし、
ゲームばかりしていた日々のことを思えば格段の進歩ですし、
とりあえずは塾通いと宿題は1問でもできれば褒めてあげて欲しいと伝えました。
本人はかなり頑張っていますので、反動で疲れてしまわないか、
そちらも心配ですが親が一つできれば次はこれと、先のことばかり考えてしまうことも心配です。
えこーに来たころとは見違えるようになってきたのを、
まずは喜んでやって欲しいと願います。