きっといい知らせが届くと信じています

いとう茂

2023年01月30日 14:53



不登校の子どもが中一の時から2年余り、
その子のことで相談に来ている親との面談がありました。
現在は中三でいよいよ受験です。
ここまで来るまでには様々な出来事がありました、
親自身はどこにもつながっていませんが、
子どもがつながって支援を受けていますので、
親とは1か月ほどのスパンで面接だけを行ってきました。
大津市外の相談者ですので、大津市とは違う支援方法があります。
そこでの様子や家庭での様子を聞いて、こちらも助言を行ってきましたが、
1年ほど前から親も子も落ち着いてきて
相談に来たころとは別人のように大きく変化しました。
高校には行きたくないと考えていた子どもも自分に合った高校を選択しました。
親にすれば違う高校の選択をして欲しかったのですが、
子どもが迷っていない姿を見て子どもの応援に回ってくれましたし、
学校の先生も応援団に仲間入りで、試験当日を迎えるだけになりました。
週に1回の塾通いと家では時々しか勉強をしていないと親は話をしますが、
その表情は以前のように険しいものではなく目が笑っています。
ゲームも時間を決めてやっていて朝もちゃんと起きられているということで、
子どもにも自覚が生まれてきているのを感じます。
学校には行くことができませんが、子どもなりに努力している姿が見えます。
親もそのことを理解して接していますので、家の中でも会話が増えたようです。
高校に合格したら何が食べたい、どこに行きたい・・・・この問いには・・・・
別に・・・のようですが、きっと子どもが喜ぶプレゼントが待っていると思います。
きっといい知らせが届くと信じています。