不登校の元JKとランチタイムでした

いとう茂

2023年02月13日 15:47

えこーが発足当時から関わってきた、元JKがえこーの動画を作成してくれました。
えこーのスタッフを自認している元JKですので、時々、何かを作ってくれます。
過去にはえこーのキャラクターマスコットの「えこちゃん」も作ってくれました。
そのお礼を兼ねて、ランチに誘いました。
前期高齢者と二人なら嫌がって断られるかな、
と考えていましたが元JKは「行きたい」ということで交渉成立です。
「何が食べたい」聞いたものの、ホテルのランチならどうしょう。
そんな不安がありましたが、返ってきたのは「唐揚げ定食とパフェ」でした。
王将に行って、どこかのファミレスでパフェかなと思っていましたが、
和食のさとがいいということで土曜日に二人で出かけてきました。
定期的にアルバイトに行って就労体験もしています。
さとに着くまでに車の中でいろいろと話をしてくれました。
就労体験を通して知らない人と会話をしたりして、
少しずつ社会と接点を持って行こうという気持ちが伝わってきました。
焦らずに自分のペースで歩めばいいのです、
進んでいる人と比べてしまうから不安になり自信を失いますが、
自分の人生は誰も代わってくれません、主人公の自分を生きればいいと思います。
さとに着いて、何を注文するのか見ていると「さとチキ」と「ポテト」と「イチゴパフェ」でした。
「それだけでいいの」
「とりあえずこれでいい」
唐揚げが出てきません、第1次はこれでいいかと思い、こちらの注文ですが、
一気に食べ終わる麺類は避けて一人鍋とドリンクバーにしました。
煮えるまでに時間がかかりますし、コーヒーが箸休めになります。
揚げたてのさとチキから食べだした元JKに「おいしいか」と尋ねると、
「一度食べたかったんや、おいしいわ」と喜んで食べています。
続いてパフェに移って、嬉しそうな顔でイチゴをほおばっていました。
残ったのはポテトだけです「ポテトばっかりやったら食べにくいやろ、
唐揚げも頼みいな」ということで唐揚げを3個追加です。
食べながらもたくさんの話をしてくれました、
こちらもコーヒーで間をとりながらペースを合わせて食べました。
「帰りに100均に行きたい」というので食事の後に100均に寄りました。
食事だけでは動画のお礼にしては少ないと感じましたので、
「家に帰ってみんなにパフェを作ったげたらどうかな、
それでな、大さじ1杯を100円で売るねん、お金儲けになるやろ」、
反応は屈託のない笑い声と「そうする」でした。
パフェなど食べたことがない前期高齢者ですので、
何を入れるか聞きながらスーパーの端から端まで移動しての買い物でした。
3時間余りのランチタイムが終わりました、
親からはお礼と喜んで帰ってきましたの報告がありました。
調子に乗って「また行こうと伝えておいてください」・・・約束は守らないと・・・・
いけません・・・。