日曜日は二組の面談です

いとう茂

2023年03月05日 20:42

相談者が増えてきて、1日一組の面談では足りなくなり、
日曜日は二組の面談が普通になりました。
1月に申し込みがあった相談者との面談が午前中にありました。
不登校の相談で、家以外に子どもの居場所がなく、
子どもも学校のことを気にしていますが、教室に入れないのが現状です。
相談者は家以外に子どもの居場所がないか探しています。
相談者夫婦だけでなく、祖父母も週に何度か相談者宅を訪れて
子どもの話し相手になるなど、生きづらさを抱えた子どもを多くの大人が
見守っています。
昨年の11月通常会議で不登校の質疑・一般質問があったのを思い出して、
議事録を確認しました。
そこからの抜粋ですが、
質疑・一般質問
行き渋りのある児童・生徒及び不登校の児童・生徒へ
それぞれどのようにアプローチされているのでしょうか、お伺いします。
答弁(教育長)
行き渋り傾向の児童・生徒に対しては、
教員はその変化を見落とさないように様々な視点から状況を把握し、
早期対応につなげております。
具体的には、電話連絡や家庭訪問等を実施し、
児童・生徒や保護者から家庭での様子や悩み等を丁寧に聞く中で、
支援の方向性について話し合うとともに、校内ケース会議を開催し、
具体的な支援についてプランニングを行うなど、支援体制を整えております。
 さらに、不登校児童・生徒に対しては、
定期的な家庭訪問の実施をはじめ別室登校や放課後登校への支援、
タブレット端末を活用した家庭での学習支援や教育支援ルームウイングの利用など、
一人一人の状況に応じ、寄り添いながら適切な支援を行うなど、
教育相談担当教員を中心とした組織的な対応に取り組んでおります。

答弁では、別室登校や放課後登校への支援とありますが、
現実には学校側の理由で実現しておらず、
このあたりが改善できれば居場所につながる可能性も出てきます。
えこーとしても別室登校や放課後登校ができるように、学校の方にアプローチをしていきます。
教育委員会の高い壁がありますが、
えこーの活動を認めてくれている教師も徐々に増えてきており、
かなり低くなっていますので、実現に向けて動き出します。