個人の判断に任せる
個人的な邪推です。
3月13日からマスクの着用については、
国の方針で個人の判断に任せるということになりました。
都心部の繁華街では、一部の繁華街を除いて、
マスクを着用していない人の割合が低いという報道がありました。
これがいつまで続くのかは予測できませんが、
気温の上昇や花粉の飛散が収まれば、
着用しない人の割合が増加に転じることは予想できます。
高齢者にとっては、重症化のリスクを考えると、
うつす心配よりもうつる心配の方が大きく、
マスクなしでの日常に踏み切れないのが現状です。
5月8日からコロナの格付けが2類から5類に引き下げられたとしても、
感染力や症状が引き下げられることはありません。
感染者数は減少傾向ですが、死者の数が多いと感じています。
関東から西では3月下旬から4月上旬が花見のシーズンですが、
東北や北海道は5月のゴールデンウィークがシーズンになります。
そのあたりに再度コロナの感染者数が急増すれば、
マスク着用を国は呼びかけるのでしょうか。
個人の判断と言っても、
多くの人はマスクを着用しなくても所持はしていると考えています。
場所柄を考えて着用したり外したり、そうした判断が一般的だと思います。
これも個人の判断です、それでも感染者が増加するということは、
ついうっかり着用を忘れていたということも考えられますが、
感染力が想定外に強かった、そうした要因も大きいと思います。
つまり個人の判断がすべて間違っていたとは言えない、
国から提供されるコロナの情報に甘い部分があった・・・
とは国は認めないでしょうが。
マスクの着用やコロナの格下げの時期を、
もう少し遅らせてもよかったように考えています。
この時期になったのは各業界からの要望もあったのでしょう、
しかし、それだけだとは思っていません。
4月は統一地方選挙があります、
コロナを争点にされて国のこれまでの対策を批判されたくない、
国はこれだけ頑張ってきたからマスクの着用も自由になったし
格付けも下がった、と主張して選挙でより多くの保守系の議席を確保したい、
とは考えられないでしょうか。
個人の判断でマスクを外してコロナが急増するのは5月に入ってからです。
もう選挙は終わっています・・・。