三つ子の魂百までかな、雀百まで踊り忘れずかな

いとう茂

2023年04月28日 15:41

水曜日の子どもの太鼓の練習に、高校1年になった元太鼓のメンバーが、
遊びに来てくれました。
4月のさくらまつりの時にメンバーが出会って久しぶりの談笑の後、
別れ際に「子どもの太鼓にも遊びに来て」と言葉をかけ、
その約束を果たしてくれました。
遊びに来たのは楽しい思い出があるからだと思っています。
大人に近くなった男女二人は、子どもの太鼓の練習をじっと見ていました。
バチを渡されると二人で向き合って、掛け声をかけて揃って叩き出しました。
丸3年太鼓を叩いていないのですが、
恐る恐るではなく力強い太鼓の音が響きました。
二人は間違うことなく最後まで叩いて、笑顔を見せました。
「叩けるやん、覚えてるんや」
「そら、あんだけテストされたら覚えてるわ」
パートがAからDまであり、叩く順番はABCBDBになります。
これを毎週一人ずつ叩くテストをします。
間違ったら最後尾に並んでやり直しです。
最初は20人近くが並んでいますので、やり直しも1回程度ですが、
間違わずに合格した子どもは次週からはテストが免除になり、
徐々に並んでいる人数が減ってきます。
そうなるとやり直しも3回とか4回になり、全員が合格するまでテストが続きます。
合格した子どもは「どーんどーんどんでんうんどん どこでんうんどん 
どこでんすどーんどんでんどん」と口で応援します。
リズムは合っていても左右の手が違っていれば不合格、
合格した子どもたちも「あっ、手が違う」と指摘します。
一見辛そうなテストですが、子どもたちは全員で叩くよりもテスト、
テストとせがみます。
「これからテストをするぞ」と言うと大歓声が起きます。
合格する確率は当然6年生が高くなりますが、
中には3・4年生に混じって最後の方まで列に並ぶ6年生もいました。
それでも、全員合格します、オマケで合格は子どもたちが許しません
「え~あれで合格~」ブーイングが起きます。
このテストを遊びに来た高校生も経験してきましたので、
自然と体が動いたのでしょう。
もやもやした気分の時は遊びに来て、発散して帰ってくれたらと思い、
「またおいでや、ストレス発散になるで」。
二人とも笑顔で帰りました。