ゴミを出すのは人間だけ
大津市でもそうですが、先日視察に行った春日井市でも
ゴミの量は減っています。
行政の啓発と市民の意識の向上が大きな成果になって
いるのかもしれません。
しかし、減量の限界が近づいているような気もします。
いずれはどこの市町村でも、ごみの有料化は避けられない
事態になるかもしれません。
家庭ごみの問題は、共通したものがあります。
家庭ごみに占める生ごみ、水分を切ってもらえれば
かなりのごみの減量になります。
また、雑紙もバカになりません。
ゴミの日に一度ゴミ袋の中身を点検していただけたら、
そして、資源ごみと分別して、一軒でたとえ50グラムでも
家庭ごみを減らせたらと願います。
生き物の中でごみを出すのは人間だけです。
反省ができるのも人間だけです。
自分とこくらいはいいやろう、ではなく
自分とこから始めよう。
そんな気持ちの芽生えを期待してやみません。
ゴミは、もしかすると家庭ゴミ、事業所のゴミ、
大型ゴミだけではなく、
普段、何気なく私たちが吐く、
悪口雑言も立派なゴミなのかもしれません。
臭いはしないけれど、トゲだらけ。
そんなことってありますよね。
知らず知らずに誰かを傷つけている。
ここでも、反省です。
公園で「護美箱」と書かれたゴミ箱を見ることがあります。
美を護る。
地球環境はもとより、自分たちの心の
美も護りたいものです。