膳所地域の福祉を考える会
今回は、すこやか相談所の職員の方を
話題提供者として招き、介護や子育ての
相談などについて話していただきました。
介護制度の充実で家庭で家族が自分の親の
介護の方法がわからない家庭が増加している。
印象的な話題提供でした。
参加者は10名余りですので
全員が自分が今考えていることや
活動の課題などを自由に話せます。
衰弱死について話す参加者もいました。
病院で延命措置を受け続けるのではなく、
自分の人生の幕は自分で引きたい。
そういう考えもいいのではないかというものです。
家族が死と向き合い、命について考える
機会が今はほとんどないために
核家族化で高齢者とどうして接していいのか
知らない子供が多く、絆が弱くなっているという主旨でした。
いずれ高齢者になっていく私にとっても
他人事ではない話でした。
家族にすれば親の命が少しでも長く
なるのならと延命医療を望むのも理解できます。
しかし、それが親にとって本当に一番いいこと
なのか、苦しむ姿を見て、もう楽にしてあげようと
思う心もあるでしょう。
それでも、一日でもと思うのが親を思う心
でもあるでしょう。
日頃から、元気なうちに命の幕引きについて
しっかり向き合い、話をしておくのも必要だと
痛感しました。