ファザーリング全国フォーラム 2日目終了
と言っても、実際にはまだ続いています。
私が所属する「おおつ男性会議」は、
今日、3つの分科会の受付を担当しました。
その仕事が終わり、お役御免となった次第です。
昨夜からの雪で出足は少し鈍かったのですが、
全国から参加者が大津を訪れ、内閣府、厚生労働省、
滋賀県主催の分科会の受付でした。
国からの依頼もあれば、県からの依頼もありますし、
個人での参加もあり、盛大なイベントです。
分科会のほかに、滋賀県の特産品や手作り木工教室、
コーヒーの接待までありました。
そして、男性会議のメンバーと血管年齢と肺年齢を
測定してもらいました。
年齢、身長、体重を入力するだけで簡単に測定できます。
血管年齢は、左指を測定器の中に入れて数秒で
測定ができました。
結果、血管年齢は67歳でした。
それでも正常値内ということで、
続いて肺年齢の測定です。
肺活量を測定する器械とほぼ同じのもので
パイプをくわえて、ゆっくり吐き出し、
いっぱいまで吸ってゆっくり吐き出すテストと
一気に吸えるだけ吸い込んでまた、一気に吐き出すテストの
2種類です。
結果、肺年齢38歳でした。
喜んでいいのかどうか複雑な気分でした。
自分らしいと言えばそうなのですが、
肺が実年齢より19歳若くて、血管は9歳老けている。
体の機能は老けている部分から衰えていくものでしょう。
だとしたら、肺だけ若くても意味がないとは言いませんが、
平均がとれているほうが・・・・。
世の中、私の体だけでなくこういうアンバランスなことが
よくある気がします。
厚着して寒いという人、薄着して暑いという人、
1合のお酒で酩酊する人、手の震えが止まる人、
これらは個人差ですが、
平均がとれていない人間が集まって、この社会を
構成しています。
子どもの頃、教室でストーブを焚いて多くの生徒が、
暑いと言っても、寒いという生徒がいれば先生は
ストーブを消したりしなかった。
弱者優先の世界だった気がします。
それを不公平、不平等というのは個人差がありますが、
最近は、暑い、寒いどちらにせよ、
声の大きい意見が通る気がしてなりません。
ともあれ、私は、肺よりも血管を大切にいたわりながら
声の大きい意見よりも、弱い意見を大切にしたいと思います。
その弱い意見の声が大きくなることを願いつつ…。