尖った文字、険のある文章

いとう茂

2012年12月22日 15:18


時間があると人のブログを時々読んでいます。
未見の人ばかりですが、それぞれに文体や
言い回しに特徴があり、それが個性となって
よく出ていると思います。

どんな人が書いているのだろうと思うのは、
想像もできない表現で、しかも、平易な言葉を使い
見事に自分の思いを書き連ねる人。

感性豊かな文章表現で心が洗われる人。

淡々とした事実の羅列で、ジワッと感動がこみ上げる
文章の書ける人。

それと・・・・・。
尖った文字を並べて険のある文章を書く人。
そんな人のブログに限ってアクセスが多かったりします。

自分なりの分析ですが、尖った文字が出てくるのは
不満がたまっている時、沈んだ気持ちの時。
気持ちが昂ぶっている時、周囲がまるで見えない余裕のない時・・・・・。

私のブログもここ何日か自分で尖っていると感じます。
よくあることで、いつも反省し、楽しい話題を考えて書くことにしていますが、
どの程度読んでいただいている方に伝わっているか・・・・・。

人間、誰しも平穏に日々を送りたいと望んでいるはずです。
それが、不特定多数の読者のために、思ったことを書いてしまう
のかも知れません。
読む読まないはアクセスする方に選択権があるわけですから、
いやなら読まなければいいわけですし、書き込む方も
それでストレスが発散できればいいのかも知れません。

いつもいつも穏やかな心でいられない自分ですが
いつの時も穏やかでありたいとは願っています。

しかし、いつもいつも当たり障りのない文章では
読む方も飽きてくるでしょう。

ここに、人間の勝手さを見ることができますし、
自分が言いたいことを尖った文字で代弁してくれる
人に喝さいを送ったりして、読み手もストレス発散を
していることがあるでしょう。