夢灯り
午前中は定例の膳所地区の福祉を考える会でした。
大津市の中で65歳以上の高齢者が一番多く
要介護認定を受けた人も一番多い膳所学区ですので
高齢者福祉に関しては住民の意識をもっと高める必要があります。
そのためには学区社協や民生・児童委員との連携も
もっと密にして運動を展開する必要があります。
今日は学区の福祉に対する現状と住民の声を
アンケートで聞き、これからの取り組みの方向性を話し合いました。
個人情報の問題で積極的に独居世帯に踏み込めない
元気なので福祉のことには関心がなく、個人のエリアに立ち入って
欲しくない人が多数いることなど様々な壁が出てきましたが、
人と人との日常のつながりの密度で解消できた事例の発表もあり
改めて心を開いて付き合える人を持つことの必要を感じました。
孤独死の数は自殺者より多いというデータもあります。
人間の尊厳にかかわる問題ですのでさらに、現状把握と
研鑽に努めたいと思っています。
午後からは参議院選挙に関する会議があり
夕方からは浜大津港一帯で夢灯り事業があります。
毎年この時期は雨が心配ですがどうやら今年は
その心配もなさそうです。
行燈に貼る障子を制作するのに私も10枚ほど文字を書きました。
神戸のルミナリエのように電気を使ったイルミネーションも
美しいのですが、ろうそくの火影が揺れる行燈の方が好きです。