保護司研修会

いとう茂

2013年07月31日 12:49


昨日は大津市の中部地区の保護司と更生保護女性会の
合同研修会が大津駅前の合同庁舎でありました。
1時30分からでしたが、その前にも会議があったので
そちらの方を少し早めに抜けて合同庁舎に向かいました。

いつもは1階で会議があるのでそちらの方に行きましたところ、
知ってる顔や保護司の方も何人かおいでになるのですが
どうも様子がおかしい、資料を見ると人権擁護委員と
書かれています、それで、受付をされていた保護司の方にお訊ねをすると
どうも保護司の研修会とは違うということで7階の
保護観察所に上がると中部地区研修会の看板が出ていて
遅刻することなく出席できました。

講師席には保護司の方が座られていたのですが、資料は
熱中症予防とか高血圧、認知症の文字が踊りいつもと違う雰囲気でした。
講師の本業は医師ですので女性会と合同で開催ということで、
予防の観点や治療の現状などの講演でした。

そういえば保護司の高齢化も進み私はまだ若い方に入りますし、
75歳定年制がありそれ以上の方はおいでになりませんが、
更生保護女性会は年齢制限もないので80を超えた方も珍しくありません。

そうした人向けに事務局が気を利かせてこの企画を考えたのでしょう。
パワーポイントを使って説明が1時間ほどあり、その後質問と感想の時間が
設けられました。

聞いていて高齢の方はほんとに医者によく行っておられることに
関心をしました。血圧は上がこれくらいで下がいくらとか
こんな薬(聞いたのですが忘れてしまいました)飲んでるのですが
どうですかとか糖尿病やガンは遺伝するのですか等、
質問の時間の方が盛り上がりました。

医者嫌いの私には違う世界の話のようで、感嘆とため息・・・・。

平成に入って歯医者に3回と頭を切って外科に1回、
あとバリウムを飲んで引っかかって胃カメラを3回、病気らしい病気はせず
これまできました、それと自分の寿命は58歳と決めていましたので
39から15年間は検診にも行かずに来ました。

もう2か月で58も終わりますが、年に3回の献血で一応、検査結果が送られてきて、
正常値なら向こう1・2年では死なないと市民病院の病院長から
聞いていましたので、よけい医療機関とは無縁になっています。

病院長の説が正しいのなら60くらいまでは保証されていますので
自分では安心していますし、たぶん生きているうちは死ぬことはないと
斜に構えている部分もありますから、よほどのことがない限り
病院に行くことはありません。
誰の本か忘れましたが、人間一生のうちで治らない病気は一つしかない。
これは名言だと思い信奉しています。

とは言っても認知症になって徘徊すると周囲に迷惑がかかります。
認知症の話もありました、物忘れと認知症は違う、認知症も初期だと
自覚症状があり自分でわかるということでした。

ど忘れすることはありますが、極力思い出す努力をしています。
その意識を持ち続けると2・3日して思い出すこともよくあり、
自分でまだ大丈夫とホッとします。

病院長に言われてから、2年スパンで人生設計を
考えるようになり、とんでもない計画はなくなりました。

それはそれでいいことだと思う反面・・・・・・。

ともあれ、やせ我慢かも知れませんが普段は老眼鏡の世話にもならず、
医者にも行かず、おいしくお酒が飲める体に産んでくれた
両親に感謝、感謝です、口うるさい母親ではありますが・・・・・。