2023年05月31日

助成金


頭を痛めた助成金の原稿が完成しました。
議論もいっぱいして、文言にもこだわり、その上文字数の制限まであって、
訂正、削除の連続でしたが、ようやくできました。
助成金の応募は今回で3回目です、これでダメなら助成金の応募は諦めよう。
えこーのスタッフの共通した結論です。
応募にあたり1点だけ困ったことがありました。
大津社協が窓口になっているボランティア保険に加入できないことが分かりました。
社協では対応できずに、損保会社に問い合わせてもらったのですが、
えこーが応募する事業について、前例がないということで断られました。
1日限りのイベント保険での対応になりますが、
週に3日の活動ですから1年で150日を超えます。
毎月一か月分をまとめて申し込むことで可能ですが、保険料が割高になります。
孤立しがちな者同士が支えあい、助け合うプロジェクトですので、
前例がないのも頷けます。
応募要項にも既存の枠組みや従来の取り組みとの違いを
記入する欄があったのですが、前例がない取り組みなので空欄にしました。
応募内容についても事前にスタッフ会議で時間をかけて話し合いましたので、
前例がないなら前例になろうという気持ちで、全員が頭を痛めて原稿の作成をしました。
10年経てば、きっと理解してくれる人が大勢いるはず。
そもそもボランティアのひきこもり、不登校の相談窓口そのものが
前例のない取り組みに近いものですから・・・。
そんな人間の集まりが考えることは前例がなくて当然、と開き直った気分です。
とは言っても採択されることをスタッフ全員が心より願っています。
応募はメールで送信ですので、6月2日の金曜日の大安に決まっています。
  
Posted by いとう茂 at 12:45Comments(0)

2023年05月30日

愚直で謙虚だからいい

水曜日はえこーと和太鼓の練習日ですが、
もう一つ、テレビの録画予約を一週間分する日でもあります。
高倉健さんと吉永小百合さんの映画はほとんど録画してありますので、
改めて録画することはありませんが、最近、鶴田浩二さんが主役のドラマ
「男たちの旅路」が三部まで、合計で9作品の放映がありました。
俳優では高倉健さんと鶴田浩二さん、どちらも故人になりましたが
昔からファンですし、女優では吉永小百合さん
、昭和の時代から変わっていません。
三人に共通するのは、失礼な言い方をすれば・・・同じパターンの演技。
しかし、この同じパターンがいいと思っています。
どことなく不器用で愚直、口数も少なく思います。
セリフがなくても絵になる三人だと感じています。
鶴田浩二さんと言っても50代以下の人には・・・誰それ?かも知れません。
男たちの旅路も3・40年前のドラマで、「相棒」の杉下右京役の水谷豊が、
それこそ50年近く前にショーケンと共演していた
ドラマ「傷だらけの天使」の中で、
キャンキャンうるさい犬のような役柄だったのと同じくらい、
無駄口の多い役を演じています。
反面、鶴田浩二さんはどちらかと言えば寡黙な上司役で、対照的な二人です。
男はこうあるべき、そんな哲学を感じます、
令和の時代にこんな人がいればどんな待遇を受けていたのかと思いますが、
共感を覚えながら見ている自分がいます。
三人に共通しているのは、愚直でありながら謙虚さも感じるところです。
晩年の健さんの役もそうしたことを感じる作品が多かったし、
小百合さんの夢千代日記もそうです。
と・・・こんな話を書いたところでどれだけの人が共感してくれるか・・・。
愚直で謙虚、日本人がどこかに置いてきた忘れ物を
ドラマや映画で見せつけられている気がします。
  
Posted by いとう茂 at 15:08Comments(0)

2023年05月29日

感謝状いろいろ

昨年から今年にかけて感謝状を三度いただきました。
最初は、商工会議所の議員を退任した際に、いただいたもので
大きな額もいただきました。
平成7年から議員をしてきましたが、最近はえこーの活動が忙しく、
議員総会だけでなく部会の会議にも出席できず、不義理続きで
心苦しい思いでしたが、退任して気持ちが軽くなりました。
二つ目も退任に伴うもので、こちらは保護司を退任した際に
いただきました。
保護司は会議所の議員に比べると半分くらいのキャリアでした。
10数年務めてこちらもえこーの活動で時間が取れずに退任しました。
何とか後任を見つけてバトンを渡した形での退任です。
これら二つは役を降りたことで、ご苦労さんの意味を込めていただいた
ものだと思っています。
続けてきた役を過去のものにする区切りです。
最後は、赤十字血液センターです。
過去に50回以上の献血があり、68歳を超えて献血した人に贈られる
感謝状です。
いただいて初めて、こんな感謝状もあるんだと驚いています。
感謝状は二つ折りの厚めの台紙に収められており、左に感謝状
右に献血カードが納められるようになっています。
献血に協力できる年齢は69歳と364日までで、この感謝状と
台紙を見た時に感じたことは・・・・。
献血が100回を超えた時にいただいた金色有功賞はハガキ大の
大きさの感謝状で、ほぼ普通紙の紙質だったのに、今回の感謝状は
厚い紙質でサイズもB5サイズと大きく、赤十字の表彰で最高の表彰と
される、金色有功賞が格下に見えます。
ぼちぼち、献血もできない年齢になりますからと、これまでの
協力に対する慰労も含めた感謝状なのだと感じました。
ともあれ、生きている間に感謝状がもらえることは喜ばしいことです。
  
Posted by いとう茂 at 15:19Comments(0)

2023年05月28日

体が疲れるか 気持ちが疲れるか・・・・です

28日は引きこもり、不登校家族の会の定例会でした。
今月はイベント月で、外来魚駆除魚釣り大会を開催しました。
台風2号の影響か、太陽の日差しは強かったのですが、
風があって暑さはそれほど感じませんでした。
参加者は当事者3名を含めて10名でした。
前回から、エサつけと釣れた魚を針から外すのは釣った人が
自分でやることに決めましたので、こちらの負担は少し減りました。
それでも針を飲み込んだ魚が多く、「針が外れません」と持ってくる人が
いて、結構多くの魚の針を外しました。
今回は事件が2件ありました、魚を釣って地面に置いて針を外そうとする
参加者の頭上からトンビがヒラリ急降下してきて、地面に置いた魚を
さらっていきます。
しかし、魚には針がついていますから、竿も一緒にさらっていくことになり
竿が琵琶湖にはまってしまいます。
当然、魚も針についたままですが、浮いている竿を拾い上げるのが大変でした。
これが2回、トンビは魚の近くにいる人間は目に入らず、
地面でピチピチはねる魚だけしか見えていなかったのかもしれません。
ただ、被害者はどちらも女性でしたので、狙っていた可能性もあります。
釣り大会もこれで5・6回目になりますが、今回は自分でも竿を出して
釣りをするゆとりがありました。
何も考えずにウキを見て釣りを楽しんで20尾ほど釣れました。
初めて参加した不登校の子も釣れるたびに大きな歓声で、嬉しそうな
顔をしていました。
親もわが子が笑っているのを見るのは久しぶりだったかもしれません。
釣りを始める前に、今日の目標は前回の100尾を上回ることにします、
と宣言していましたが、2時間余りの釣りを終えて、それぞれが釣った魚を
持ち寄って地面に並べていくと・・・・139尾の新記録でした。
次回は10月に釣り大会を開催しますが、家でゲームをしているひきこもり、
不登校の当事者が釣りに関心を持って屋外に出る機会が増えたら、
そんなことも願っています。
風があったとはいっても、屋外にいるだけで疲れます、家族の会で
重い話を聞いているのは気持ちが疲れますが、釣りは体が疲れる。
家族の会はどちらも疲れるものです。
  
Posted by いとう茂 at 22:27Comments(0)

2023年05月27日

ワクチン接種

朝起きてくると食卓の上にワクチン接種の紙が置いてありました。
そうか、今日が6回目のワクチン接種か、邪魔くさっ。
それでも無料で接種が受けられるので、一番に近くの医院に行きました。
名前を呼ばれて診察室に入り、「それでは打ちましょか」と
医師が言ったので腕をまくって準備をすると、「よう筋肉がついてますなぁ、
何か運動でも・・・」この前も同じこと聞きましたな、
そう思いながら「和太鼓をやってます」
「あっ・・・」ここで思い出したようでした。
ばつが悪かったのか、黙って細い注射器を持って左腕にチクリ、接種完了です。
これまですべてファイザーの接種でしたが、発熱等の副反応はなく、
体に異物が入ってきているのに抗体は無抵抗で、今回も何も症状が出ていません。
これで効いてるんかな、そんな疑問も出てきます。
同じファイザーのワクチンでも、38度まで熱が出て二日寝込んだとか、
体がだるくて仕事を休んだという話も聞きました。
私はと言うとちょっと左の肩のところが痛い、
接種したことも忘れて一日が終わろうとしていました。
もしかすると・・・どこかで感染していて重症化せずに症状もなく、
免疫ができているのかとも考えています。
とは言っても落ち着いていた感染者数がじわじわ増えてきています、
日常のマスクも外していませんが、高齢者ほど重症化しやすく命取りになりますので、
用心したいと思います。
自然災害だけでなくすべての災害は忘れたころにやってきます。
  
Posted by いとう茂 at 12:55Comments(0)