2018年04月26日

大丈夫だったかな?②

転倒していた男性が気になり引き返して、
男性が歩いただろうと思う道を探しましたが見つかりません。
見つからないとそれはそれで、またどこかの溝にでも転落して
いないかと心配になってきて、違う道も探しました。
前方に車が1台止まって、ライトに人影が2つ3つ映りました。
近づくと、先ほどの男性が道路に座っていて女性が二人
何やら話しかけています。
どうやら再び転倒したようで、顔に擦り傷があり出血もしていました。

女性に前にも転倒していたと事情を話し男性を道路の脇まで
運んで再び家まで送るといったのですが大丈夫の繰り返しで、
曲がった眼鏡を直しながら大きなため息をつくばかりでした。
ここで、思わぬ展開になりました、母親らしき女性が住所を
訊ねると、先ほどと同じ住所を教えてくれました。
それを聞いて女性が驚き「苗字は」「〇〇」「えっ~〇〇さんの
おじいちゃん?」「私、私よ✕✕、わかる?」「うん」
男性は酔っていて気がついて返事をしたのか分かりませんが、
親子と男性は同じ町内でした、その後男性の隣の家の人に
娘さんが電話をして、男性が留守だと言い張っていた男性の
奥さんと連絡がつき、事態は急に進展しました。

迎えに来るまでも男性は「大丈夫、バイクやから一人で帰れる」と
バイクを探していますが、そんなものがあるはずもなく、自分が
どうしてここまで来たのか不思議がり、もう一度戻って
ここまでの道筋を確認すると何度も同じことを言います。
10分ほどして奥さんと隣の人が迎えに来たのですが、それでもバイクで
帰ると言ってききません。
仕方なく腰をつかんで起こし、バイクを探しに行こうと、まるで
幼子をたらすように言い含めて何とか迎えの車に乗せました。

奥さんに事情を話すと、どうやら友人と飲んでいたようで友人から
駅まで送ったが無事に帰ったか確認の電話があったとのことでした。
顔をすりむいていたので念のために病院で検査するよう進言して、
その場を離れようとすると「お名前を聞かせてください」
そんなことを言われても・・・・・・名乗るほどのものではござんせん。
健さんなら、きっとそうしたはず。

泥酔と認知症は紙一重なのかと思いました、最近はお酒をやめて
いますので、私が同じ状態になる時は認知症・・・・・kao02
素人判断ですが大きなことにもならないようですが、おそらく転倒は
二度ではなかったと思います。
骨折をしていなかったのが不幸中の幸いでした。
季節もよく飲む機会も増えてくると思いますが、飲んだら歩かずに
タクシーで帰るようにしていただきたいと思います。

Posted by いとう茂 at 21:56│Comments(0)
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