2023年08月31日

またまた新しい相談者

えこーに孫の不登校で相談がしたい、とメールが来ました。
ひきこもりも不登校も相談者のほとんどが親ですが、
時々、祖父母からの相談もあります。
この相談者についても、スタッフで受けるかどうか話をして、
9月の面談でキャンセルになっている日で、
収まるのなら受けようということになり、
連絡をするとうまい具合にキャンセルになった日で収まりました。
これまで相談者がいなかった市からの相談者で、
大津市以外で7つ目の市になります。
親からの相談ではなく、祖父母からの相談ですので、
この件については祖父母の相談の後に、
親に連絡をして改めて話を聞く必要があります。
出来ればそこで親と直接つながって相談が継続できればと考えています。
祖父母と親の居住地が違いますので、
親の動きが祖父母にすべて見えているわけではありません。
不登校の状況に変化がなければ、祖父母は親が何もしていない、
そう感じることもあり家族関係が悪くなることもあります。
事前にあれこれ考えて先入観を持って相談を聞くのが、一番悪いことです。
真っ白な状態で相談を受けたいと思います。
  
Posted by いとう茂 at 22:30Comments(0)

2023年08月30日

出前えこー

市外の相談者ですので、往復名神を利用しての出前えこーでした。
しかし、行きも帰りも工事で大渋滞、
特に帰りは普段の3倍以上の時間がかかりました。
最近は、荒れることが少なくなり親との会話が増えてきた当事者ですが、
顔を見ることはできませんでした。
この相談者は、最近市外の作業ができる支援機関に関心があり、
問い合わせをしていました。
ただ、毎回送り迎えが必要になのと、この支援機関からステップアップして、
新しい支援機関へのルートが見えません。
えこーとしては、地元の市役所の支援メニューや
福祉事業所を探すことを勧めました。
将来、親が亡くなった後の支援を考えると、地元の方が便利だと思いますし、
手厚い支援を受けられると考えます。
月初めに当事者と市役所の面談があります、
それが終わったら親も市役所と話し合いがしたいという希望がありますので、
その場にえこーのスタッフも同席して、細かいことも質問したいと考えています。
相談者から市役所に、このことを伝えてもらうことで話がまとまりました。
この話をしている途中で、
相談者が市外の支援機関よりも地元で支援を受ける方向にすると話しましたので、
これで相談者とえこーの方向が一致しました。
10月にはこの相談者の家で「移動えこステ」を開催します、
今のところ11名の参加予定ですので、賑やかな家族会になりそうです。
  
Posted by いとう茂 at 21:31Comments(0)

2023年08月29日

新しい相談者

えこーに新しい相談者からメールが届きました。
相談者が増えて面談日の間隔が1か月以上になりますので、
スタッフ会議で当分新しい相談は受けない、
そう決めたのですがメールからは困っている様子が読み取れます。
「どうする」「どうする」・・・・。
予約帳を見ると9月の頭と最終週の面談が、キャンセルになっています。
どちらかで面談が出来たら、
受け付けようと先方に打診すると9月の頭の面談で決まりました。
このキャンセルも数日前に連絡があったばかりで、
そこに収まったということは、えこーとご縁があるのかも知れません。
この二つで収まらなければ、10月の末か11月になりますので、おそらく
相談を受けていないと思います。
クリニックで冊子を見て連絡してきたようですが、
クリニックに冊子が置いてあり、偶然それを見たというのもご縁かも知れません。
どこで誰とつながるか、それもご縁です。
ご縁がなければ冊子も見ないでしょうし、見てもそこまでで終わってしまいます。
大津市在住と言うことだけで、名前もわかりません、
名前を明かしたくない相談者は結構います。
面談日にようやく名前がわかる、ひきこもりでも不登校でも、
そうした状態の子どもを抱えていることを、
肩身の狭い思いでいることが原因だと思います。
そうした親が、もっともっと減るように啓発を行い、
市民の理解が進むことを願うばかりです。
  
Posted by いとう茂 at 12:38Comments(0)

2023年08月28日

虹色のチョーク


読売放送の24時間テレビで、
土曜日に虹色のチョークというドラマが放映されました。
ご覧になった方もあると思いますが、
実際に2代目社長から話を聞いたのは6・7年前だったと思います。
ドラマでは違う名前の会社でしたが、
神奈川県にある日本理科学工業という名称のチョークを作っている
従業員が100人足らずの会社で、
その7割が知的障害者ですがシェアは業界トップの会社です。
ドラマの中でも出てきましたが、少子化で学校の統合、
黒板からホワイトボードに移行する学校の増加でチョークの需要が減少し、
この会社ではチョークに代わる商品の開発に取り組んできました。
それが窓ガラスに描いてもすぐに消せるチョークであり、
他にも商品を開発して生き残りを考えています。
人間の究極の幸せは「愛される」「褒められる」「人の役に立っている」
「人から必要とされる」だと、法事でお寺のお坊さんから諭されたという
2代目の話は強く残っています。
これは知的障害者だけでなく、すべての人間に共通するものだと思っています。
非行に走った人間が、小さい時から親に褒められたことがない、
親の愛情を感じたことがない、そうした話を時々聞くことがあります。
食べ物とおもちゃだけを与えておいたら、子どもは育つと考える親もいそうですが、
そうではない場合の方が多いと感じます。
  
Posted by いとう茂 at 22:52Comments(0)

2023年08月26日

赤とんぼ

8月も残り1週間を切ったというのに猛暑が続いています。
そんな中で、庭のセミの鳴き声がやんでいることに気が付きました。
ツクツクボウシが出番を待っているのか、
静かな庭に出て池のメダカにエサをやっていました。
空を見上げると、青空に赤とんぼが5・6匹飛んでいるのが目に入りました。
近くに池はありませんし、琵琶湖からも少し距離があります、
もしかしたらうちの池でヤゴが冬を越して飛び立ったのか・・・。
池にはメダカしかいませんので、ヤゴを食べることはできません。
外来種のオオバナミズキンバイが繁茂して、
普段はメダカの姿を確認できませんが、雨で池の水が増水すると、
藻の上にメダカがたくさん泳いでいます。
小さな池でも命を育んでいることを感じます。
ヤゴはともかく、赤とんぼはいくつかのトンボの総称で、
赤とんぼという種類のトンボはいないそうです。
ネットで調べると、「赤とんぼ」とは、アキアカネ、ナツアカネなど
「アカネ属」に含まれるトンボが代表種である。しかしアカネ属ではないが、
赤いので「赤とんぼ」と呼ばれているものに、ショウジョウトンボ、
ウスバキトンボ、ハッチョウトンボなどがある、となっています。
いくら調べても、どれがアキアカネで、どれがナツアカネかはわかりませんので、
赤とんぼはいくつかのトンボの総称程度の知識でいいのかと納得しています。
ついでに、シオカラトンボと赤とんぼは別物です。
トンボやチョウ、それに大きい蛾も最近は見る機会が減りました。
自然界は人間の耳目を猛暑に集めて、
子どもの頃にはどこにでもいた小さな生き物を、人間が知らない間に減らしているのか・・・。
  
Posted by いとう茂 at 09:54Comments(0)