2018年12月31日

危機管理②

危機管理というと固い言葉という響きがありますが、
円滑で良好な生活を営む上で一番大切なことのように思います。
一般家庭でもゆとりのあるなしは別にして、万が一に備えて
貯蓄を考えない人は少ないと思います。
年末の寒波に備えて慌ててスノータイヤに履き替えるのも、
雪でスリップして事故を起こすことのリスク低減です。
年末の大掃除、お父さんの役目の家庭が多いでしょうが、
進んで窓ふきをするお父さんは・・・・・・。
これも窓ガラスのひび割れやサッシのがたつきの確認に
なりますし、そのことで空き巣や強盗の予防になる部分も
あります。

一家に何台もテレビがある時代ですので、家族そろって
紅白とはいかないかも知れませんが、普段不足しがちな
親子、夫婦のコミュニケーションの場になります。
何気ない会話の積み重ねができかけた溝を埋めてくれる
場合もあるでしょう。
これも危機管理の一つだと思います。

疑問や不審に思うことを職務質問のように訊ねられても
心を開いて答える人は少ないと思います。
信用したいから訊ねている、その気持ちが伝われば
案外、簡単に心を開く人も多いと思います。
出てくる言葉についての責任は負えませんが・・・・・。
悩み事や困りごとを一人で抱えて悶々としている姿に
気づかずにいたことへの反省が家族の絆を強くする
契機となることもあります。

明日に備えてお節料理を作る家庭も多いと思います、
いつの間にか有名店や著名な料理人が監修した、お節料理が
百貨店や通販で売られる時代になりましたが、帰省してくる
子どもたちにとって親の手料理は懐かしく、おいしいもので
お腹だけでなく心も満たされると思います。
料理の過程で必ずするのが味見です。
甘い、辛い、酸っぱい、苦い、おいしい料理を作るうえで
欠かすことのできない作業ですが、これも危機管理の
範疇ではないでしょうか。

紅白が終わると初もうでに出かける人やテレビ桟敷でいつもより
アルコールが進んでいる人もいます、火の始末や戸締り・・・・
危機管理の基本です、どうぞ怠りなく。

今年もブログをお読みいただきありがとうございました。
来年はどんな1年になるのか、そんなに楽な年にはならないと
思っていますが、忙しいを言い訳にせずに与えられた
ステージでまず、しなければいけないことをしっかり仕上げて
いければと考えています。
皆さんにとって、実り多い思い出に残る年になりますよう
お祈りしまして、今年最後のブログとします。

  
Posted by いとう茂 at 21:44Comments(0)

2018年12月30日

危機管理

この前、テレビのニュースで中国の顔認証システムで
防犯カメラを監視していて芸能人のコンサート会場で
指名手配の犯人を60名とか70名を逮捕したという報道が
ありました。
日本の10倍以上の人口があり、日本よりも治安が悪いとされる
中国ですので日本の10倍ではすまないくらい犯罪が起きても
不思議ではないと思います。

日本で顔認証で取り締まりを始めようと思っても個人情報、
肖像権などの問題でかなりの抵抗があると思います。
ただ、決してあってはならないのですが、もし、連続殺人などの
凶悪犯罪が多発すれば、顔認証で取り締まりを求める国民が
急増する、そんな気もします。
個人的には顔認証で犯人検挙が進み犯罪者が第二、第三の罪を
犯すのを防げるのなら一考の余地と国民に理解を求める啓発を
行ってもいいと考えます。

スマホやガラケーのgps機能で自分がどこにいるか、自分が
知らない誰かが知ることは可能です。
厳密にはスマホなどの所持者で、誰かに貸していたりすると
自分以外の人になってしまいますが、そうした例は少ないと思います。
便利さの裏には危険が潜んでいます。
そのことを十分認識して我々は様々な文明の利器を使用しているのか、
自動運転の実証実験が各地で実施されています、あと何年かすると
私たちは運転席に座ることが運転していることになるのか、
そんなことを考えています。
高齢者の免許返納を進めていますが、自動運転になると
事故のリスクが減りますので、公共交通機関がない地域に住む
高齢者の移動手段として自動車は不可欠になります、
膝が痛くて歩けない高齢者でも運転席に座ることができれば、
移動が可能になりますので返納が減るように思うのは
私だけでしょうか。

四国の高速道路を走っていると、インターチェンジから50キロ
程度の速度で本線に流入してくる高齢者が運転する
軽トラックに何度か出会ったことがあります。
当然、後ろは長い列ができますが1車線のために追い抜きが
できず、追い越し車線があるところまではそのまま走る
ことになります。

gpsの精度がどこまで上がるかわかりませんが、現行と
それほど大差がなければ、自動車が高速道路だと認識すれば
逆走も法定速度で起こるかもしれません。
頭のいい開発者集団ですから、そのあたりも危機管理を
しっかりして安全な車が提供されると思いますが・・・・・・。
  
Posted by いとう茂 at 20:25Comments(0)

2018年12月29日

いよいよ押し詰まってきました

平成最後の年末も押し詰まって明日と明後日を
残すだけになりました。
大掃除、買い物、洗車とけじめの行事の合間に年末の
特番を見ている方も多いのでしょう。
私はというと、南部流域下水道事務所から送られてきた
この前の議事録に目を通し、保護観察所からの書類も
じっくり読む時間がありました。
大掃除や洗車は・・・・・放置しています。

昼からはショッピングセンターに線香を買いに行きました。
遠方の友人の父親が今月の初めに亡くなりましたが、
通常会議で時間がなくて、お通夜も告別式も参列できず
ようやく午後から伺ってきました。
行く前にスタンドによりましたが給油よりも洗車待ちの車が
列を作っていました、もうすぐ雪が降るのに・・・・・・。

男女共同参画社会と言っても男性はフリーの時間を有効に
使える人が少ない気がします。
年末のこの時期はいつも洗車の車がスタンドに並んでいますし、
スーパーでも車から降りずに車内で待っている男性もいます、
パチンコ屋にもたくさんの車が止まり店内は行き場のない男性で
賑わっているのでしょう。
家に帰れば大掃除をしない亭主を待ち受ける・・・・・・、それも承知で
こうするしかない男たちがいる・・・・・・・。
三波春夫さんの大利根無常のセリフを引用するなら、
止めて下さるな 妙心殿。落ちぶれ果てゝも 平手は武士じゃ。
男の散りぎわは 知って居りもうす。
行かねばならぬ 行かねばならぬのだ。
そんないいものではありませんが・・・・・・。

そんなことをしていても年が越せる人は幸せです、今年は29,30日が
土日で銀行が休みです、当然企業も休み、金策に走り回ろうにも
行く当てがなく、1月4日に引き落とされる手形のことを考えながら
明日と明後日と知りあい、友人、親せき、兄弟を訪ね続けて
除夜の鐘をきくキリギリスではなく人間もいます。
すべての人に希望に満ちた新しい年が来ますように・・・・・・。
  
Posted by いとう茂 at 22:02Comments(1)

2018年12月28日

なぜか今回は・・・・・

久しぶりに発行したせいか、なぜか今回の「げんき通信」は
多くの方からお礼が届いています、日々更新しているブログからの
抜粋で、一から文章を考えているわけではないので
時間的にはそれほど手間がかかりません。
今回は議員活動の報告の「惻隠だより」と同封しましたが、
げんき通信の方が反響が大きいように思います。
思い付きや疑問に思うことが大半で、政治経済などの
話題は極力避けています。

私だけなのか皆さんもそうかは分かりませんが、手紙や
ブログ、案内文も同様ですが、最初の一行が出てくるまでが
非常に時間を要します。
議員の報告はそれほど手間取りませんが、これはあらかじめ
報告内容を決めているからで、ブログの方は思いついたのは
いいのですが、いつも脱線してテーマと違う方向に行ってしまい、
制限時間の20分が来てそこでおしまい、そんなことの繰り返しで
2600を超えるブログをアップしてきました。

1年に10回以上発行した年もありましたし、議員になるまでは
年賀状代わりに郵送してきました。
30年ほど前は学区に新聞折り込みで配布していました。
今から思うと赤面ものですが、若さとは時にはそうした暴挙も
やりがいや達成感になるものです。
物を書く、それも継続すると自分がどんどん裸になっていきます、
1・2回なら演じる、装える部分があり自分を身の丈以上に
見せることも可能ですが、回数を重ねるとメッキが剥げて正体が
あらわになるのは卓越した文才がないのと性格のせいだと思います。

言葉で表現しようと思うと、強すぎる思いがある場合は、
感情が先走ってしまい、うまく伝わらないことが多く、
文字なら訂正も可能ですので冷静に考える時間が取れて
言葉よりも正確に自分の思いや伝えたい事柄を表現できます。
ブログの場合はその中間で自分で制限時間を決めているために、
時間がたって読み返すと「誤解されてるんやろうな」そんなことも
散見できます。

手元にげんき通信も惻隠だよりも余分がありますので、読んでやろう
そんな物好きな方がおいでになるのなら発送しますので
faxで075-521-6006まで住所と氏名をお知らせください。
  
Posted by いとう茂 at 21:29Comments(0)

2018年12月27日

議会大忘年会

昨日は議会の大忘年会でした、議員と日ごろ
お世話になっている議会局の職員で盛り上がりました。
今年で6年目になりますが年を追うごとに議員の参加が
減っているのが気になりました。
6年前にマニフェスト大賞の議会グランプリを受賞したのを機に
当時は一人会派でしたが議長にお願いして開催したのが
はじまりです。

1回目はクリスマスの開催になりましたので子どもが小さい議員の
2名が欠席でしたが、38名の議員中、36名が出席して大盛況で、
全員でグランプリ受賞の実感を共有したのを覚えています。
仲がいいという表現が適切かどうかわかりませんが、よその
市議会の様子を聞くと会派が違うと話をしないとか、控室も
自分の部屋以外は行ったことがないという話がありますが、
大津市議会の場合は、会派が違っても話もしますし、議案に
ついても意見を言ったりします。
議案の賛否については別で、ある意味公私のけじめが
しっかりしている、そんな印象で私も他の会派の議員と友好的に
付き合っているつもりで主義主張が違うから話をしないという
ことはあり得ません。

同じ山を前にしてどこから登るか、上るルートは違っても市民の
生活の向上という目的は共通で頂上から見える景色は同じだと
思っています。
二元代表制の一翼を担う議会は、まとまってこそ力が発揮できる、
これが議員になって以来の持論です。
市民の声を市政に生かす、その観点から毎年、交渉会派ごとに
執行部に提出している会派要望のうち、全会派が共通して
出している要望事項について、交渉会派要望としてまとめて
執行部に提出する、そうして市民の声を反映させるという手法も
考えていけたらと思っています。

誰がした、どこの会派がしたといった手柄争いのような活動も
他の議会では見られるようですが、そうした目先のことではなく、
もっと広い視点に立って執行部の予算権への圧力ではなく、
より多くの市民の声を届ける、そうした活動も効果的だと感じます。
仲がいいと言っても会派の垣根は国とつながる政策もあり、
そう簡単には低くなりませんが、国民は県民であり、市民です、
足元の自治体がよくなってこそ国全体がよくなる。
一灯照隅、万灯照国、の精神です。
  
Posted by いとう茂 at 22:01Comments(0)