2022年06月30日

厄介な選択

6月7月は地域の会議や参議院選挙の期日前投票の会場になりますので、
太鼓の練習は6月は22日、次は7月13日と飛んでしまいます。
右腕の内出血は5月の終わりからで、6月の初めに医者に行ってきました。
こうすればよくなるとか太鼓は叩かない方がいいと言った、
診断ではなかったのですが強くバチを振ると右肩に痛みが走りますので、
練習は控えめにして2週間休養と決めていました。
内出血はなくなりましたが、車の運転で右手だけでハンドルを回すと「痛っ」となり
快方に向かう気配がないまま22日の練習でした。
この日も軽めにしてできるだけ負担がかからないようにしていましたが、
運転では支障が出ますし日常生活でも「痛っ」が何度も起こります。
太鼓のメンバーからは手術も考えたら、
と勧められ自分でもその選択もと考え出すようになりました。
しかし、手術して元に戻るのか、そのことを医者に確認に行かなくてはなりません。
そのことが億劫で厄介です。
手術が怖いというのではなくもう一度医者に行くのが嫌なのです。
次の練習は7月13日、2週間以上あります。
この間も無理をしなければ痛みが治まらないか・・・生兵法は怪我の元・・・
もう怪我をしているのですが・・・。

今年の膳所の夏まつりは予定では8月27日の土曜日です。
25年以上一緒に演奏をしてきたメンバーが私も含めて4名います、
その中の一人がガンでずっと闘病生活をしていますが、
このメンバーは籐工芸で何度も日展に入選している特技の持ち主で、
終活に今月から来月にかけて展覧会を開催します。
それが終われば、夏まつりを励みに生きることを頑張ると言っていますので、
何とか4名で最後の演奏がしたいと考えています。
私の右肩の手術についても、それに間に合わせようと思うと時間がそれほどありません。
自然治癒でいけるのならいいのですが、厄介な選択の岐路に立っています。
  
Posted by いとう茂 at 11:24Comments(0)

2022年06月29日

参議院選挙の各政党の公約が出ましたが・・・


7月10日の投票に向けて参議院選挙が始まっています。
新聞に各政党の公約が出ましたので、概要版ですが読ませてもらいました・・・
ない、ない・・・ひきこもり・不登校の文字がない。
「それでは」・・・・ネットで各政党の公約を検索しました。
ひきこもり・不登校問題については先の衆議院選挙でも、
詳しくは触れられておらず、じゃ、参議院選挙に期待と思っていましたが・・・。
全くないということではありませんので、期待外れではないのですが、
目次のような公約で・・・大丈夫なのかなぁ、という不安が生まれました。
目についた公約を並べてみます、読み落としもあるかも知れませんので、
皆さんも各党の公約をお読みいただけたらと思います。

・17万人を超える不登校者、6万5千人を超える高校中退者を
出さないための教育を実現します。
・不登校の解決の目標は、児童生徒の将来的な社会的自立に向けて
支援することです。したがって、不登校を「心の問題」としてのみとらえるのではなく、
「進路の問題」としてもとらえ、本人の進路形成に資するような指導・相談や
学習支援、情報提供などの対応を行なう必要があると考えます。
・不登校などで長期欠席している児童・生徒らへの支援を強化したい。
不登校特例校を各都道府県などに1校以上設置することや、
夜間中学、フリースクールなどの学びの場の確保、訪問相談、
オンラインの活用を進めていく。
・障がい、ヤングケアラー、不登校、引きこもり、外国ルーツ、
性的マイノリティなどの子どもが互いを理解し、共に学べる
「インクル ーシブ教育」の環境をつくる。
・大規模な包括的保護施設(自殺、犯罪、引きこもりシェルター)の設立
・市町村立の小規模高校の設立や、フリースクールへの支援拡充、
夜間中学の設置促進、オンライン学習等の積極的辺学校との連化を推進。

方向性や着地点の記述はあるのですが、現状の分析やそこに至る具体的な
文章がないのがほとんどだと思います。
公約だから詳しい説明は書けないので仕方がないと言えばそれまでですが、
令和5年度にどのような施策が出てくるのか、期待して見守りたいと考えています。
  
Posted by いとう茂 at 20:25Comments(0)

2022年06月28日

漬け物

好き嫌いがはっきり分かれる漬け物、ぬか漬けの中に手を入れるのが気色悪くて
嫌な人から、たくあんをボリボリ食べる音が嫌いな人まで、
嫌いな人には様々な理由があり、好きな人は長年使いこんだぬか床で
漬ける本格派から、塩を軽くふってビニール袋で一晩おくだけの
一夜漬け派まで、こちらも様々かも知れません。
我が家では夏場はぬか漬けで、秋の終わりからは塩漬けに変わり、
今は白菜を糠と塩の両方で漬けているのと、茄子と胡瓜の糠漬けが登場し始めました。
毎日3食漬け物があればおかずはいらない人間ですので、
いつもお皿に山盛りの漬け物ですが、白菜は少々飽きてきましたので、
茄子と胡瓜の登場は大歓迎です・・・しかし、これが秋まで続きますが・・・。
塩分の摂りすぎで高血圧、そんな心配もしましたが血圧は正常で、
腎臓がちゃんと機能していてくれるのでしょう。
牛乳、ヨーグルト、チーズの乳製品は大嫌いな人間で、
漬け物で乳酸菌の補給ができていると思い込んでいます。

我が家の漬け物の消費量の99%は私です、
どんなにご馳走が並んでも漬け物は外せません。
三食必ずお茶漬けですから・・・・。
根っからの貧乏性なのか・・・・。
不思議なことに・・・これだけ漬け物が好きな人間ですが、
よそからもらった漬物には箸をつけません。
そのくせ自分が買ってきた漬け物は食べられる・・・何とも不可思議です。
もらった漬物を食べられる、そんな例外が一人だけいますが、
・・・・待ってますよ。
その他はもらった漬物を見ると・・・漬け物嫌いな人間に変身です。
かかせない漬物のおかげかどうかは分かりませんが、
この先もパンには馴染めず白米と漬物の生活が続くと思います。
日本を離れての生活はできませんし、体を悪くして入院生活になって、
白米の代わりにパン、漬物の代わりに牛乳、きっと寿命が短くなると思います。
  
Posted by いとう茂 at 14:54Comments(0)

2022年06月27日

「おはようさん きたで」

26日の日曜日は10時30分から施設に入所している母親に、面会に行ってきました。
10分前には来て欲しいということでしたので10時に家を出発しましたが、
車が少なく10時10分過ぎには施設に到着し、
手の消毒と検温を済ませて受付で指名を告げ、ロビーで待っていると
職員が「お一人ですか」「はい一人です」
「それでは予定より早いのですが15分から面会してもらいます」ということでした。
ズームでの面会と思っていたのですが、「それでは玄関の方に回ってください、
これから連れてきます」
玄関の窓越しで3mほど距離はありましたが、車いすの母親と面会ができました。
「おはようさん きたで」
「・・・・・」
何か話しているのですがこちらまで声が届きません。
介護の女性が通訳で「おはようって言うてはります」
「元気にしてるか」
「そっちは元気かって言うてはります」
「逆さまやろ、ちゃんとご飯は食べてるか、家の方はみんな元気やで」
元気にして食事もちゃんと食べてはりますよ。
「誰か分かるか?」
「長男やと言うてはります」
顔を合わすのは半年ぶりで、2月に弟が病院で出会ったときは
誰か分からなかったと言っていましたので・・・どちら様ですか・・・
の返事が返ってくるのかと思っていたのですが。
「名前はわかるか」
「茂やと言うてはります」
顔は覚えているようで嬉しい誤算でした。
「コロナが収まったら外泊も出来るんで、また迎えに来るわな」
「ああ、帰るわって言うてはります、今年でお母さんはおいくつになられますか」
「91歳です」
「誕生日はいつですか」
「11月7日です」
どうやら自分の誕生日は忘れているようで、
私との会話よりも介護の女性と会話をしているようでした。
髪の毛もカットしてもらい、顔の血色も家にいる頃よりもいいように見えましたし、
むくみもなくなった母親との面会はあっという間に終わりました。
「また来るわな」
次は、外泊許可が出て家で子どもや孫たちと食事が出来たら・・・いいのに。
  
Posted by いとう茂 at 12:48Comments(0)

2022年06月26日

ぱなし

脱ぎっぱなし、開けっぱなし、食べっぱなし、出しっぱなし・・・・。
知り合いの会社の警備員さんが夜勤の警備員から聞いた話です。
「伊藤さん、窓ってロックを外して開けるのと、
閉めてロックをするのとではどちらが気持ちいいですか」
「はっ・・・、同じ人が開け閉めをするのではなくて、
どちらか一方だったら開ける方かな」
「私もそう思います、夜勤の警備員から聞いたのですが、
前にいた会社では夜勤の仕事の中に防火・防犯、施錠確認があるのですが、
夜勤によると施錠確認はいくつか窓や出入り口があって、
それぞれが閉まっているかの確認で、開いている方が多い窓を閉めるのが
仕事ではないとボヤいていました。
これだったら施錠確認の確認をとってくれというんですね、
いっそ施錠だけの方が気持ちよく仕事ができるということでした」
「はぁ・・・・」
「例えが悪いかもしれませんが・・・、ウンコをして拭かないのと同じだと思うんです」
「拭かないのか拭けないのかどちらでしょうね、
でも拭かないのは自分持ちじゃないですか、
流さない方が次に使う人は不快感があるのと違いますか」
「ははは、それはそうですね」
「窓を閉めないことが問題になっているんですか」
「そうじゃないんです、窓際は管理職が座る席で、
管理職が座っている後ろの窓をわざわざ平社員が開けにはいかないだろうと言うんです」
「そりゃそうですね」
「その夜勤は社員を管理する立場の人間が、自分が開けた窓すら管理できない、
こんなのが管理職をしているのなら、さぞかし下は辛いだろうなぁ、って言ってましたよ」
「中には類は友を呼ぶという部署もあるんじゃないですか」
「そこまでは確認していませんが、
防犯意識が全くないか会社だからと軽く見ているのかも知れません。
自分の家なら玄関、裏口、風呂場の鍵は閉めるでしょう」
「それはそうですね、ところで今の話は、その夜勤の人が前に勤めていた会社でいいんですね
「もちろんです、この会社はそのあたりもしっかりしていますよ、
最後に帰る人が窓のロックを確認して日報にサインをしますからね」
「社長もそのあたりはうるさいんでしょうね」
「そこはどうですか、私の口からは・・・・」
「なんとなくわかりました、いい社員に恵まれているんですね」
「類は友を呼ぶということにしときませんか」
二人で大笑いしました。
  
Posted by いとう茂 at 16:08Comments(0)