2013年04月30日

やっぱり

天気予報では今日は、雨のち曇りということでした。
そこで、昨日午後から車を洗いました。
久しぶりの洗車でしたので結構丁寧に洗いました。
朝、目を覚ますとやっぱり雨でした。
諸行無常を感じた次第です。

大きい犬が雨の庭を歩き回ったせいで廊下はドボドボでした。
それでも、朝が来てよかった、お前にも私にも。
足の裏を濡らしたので廊下には私の足跡が・・・・・。
これもいつまでも続くことではないと思うと、
やっぱり諸行無常です。

市役所に今朝は早く来ました。
駐車場に入ると1台も止まっていません。
昔、雪が降ると誰も踏んでいない所に足跡をつけるのが
嬉しくて走り回った記憶があります。
毎日、早朝から来ることはできませんので、
プチ諸行無常とでもしておきます。

昨年の9月ごろからロビーに鉢植えを置いています。
桔梗、シクラメン、マーガレット・・・・・。
年明けに家に持って帰ったシクラメンがどういうわけか咲いています。
水を切って日陰に置いておかないといけなかったのを
日の当たるところに置き水も時々やっていたのでそうなったのでしょうが、
買った時よりも多くの花が付き見事に咲いています。
しかし、もうすぐ枯れてしまうのでしょう。
今年の冬に花を咲かせるか分かりませんが、
同じ色、同じ形、同じ数の花が咲いても、
今の花とは違う花です。

雨が降ったり濡れた犬が歩き回っても、いつか乾きます。
空いている駐車場も時間が経てば詰まります。

時間がすべて解決してくれるとも言えます。
歓びも悲しみも辛さや憎しみも・・・・・。

仏教用語で刹那という言葉があります。
1秒の75分の1の長さでアッ、済んでしまった。
しかし、現代人はそれさえ目にできます。
100mの写真判定で縦に線が入った写真をご覧になった人は多いでしょう。
あれで刹那の距離は分かります。

距離は分かっても自分の生きざまに見ることはできません。
その刹那の積み重ねが諸行無常につながるのなら、
目の前に起きていることや感じたことを楽しむ方が
一度きりの人生が豊かになる気もします。

やっぱり、こだわらないのがいいのか・・・・・。

  
Posted by いとう茂 at 12:22Comments(0)

2013年04月29日

ことわざ、格言について

昔の人の知恵として格言やことわざが伝わっていると思います。
ある種生きるための知恵の凝縮だと認識しています。

浅学菲才ゆえに道聴塗説の感は否めませんが、
ことわざの中には縮めたものも多くあるようです。

例えば…というほど出てきませんが、
管仲が言った、衣食足りて礼節を知る
いかにも性悪説の管仲らしいことわざですが、
倉廩満ちて礼節を知り 衣食足りて栄辱を知る
これが縮まり、衣食足りて礼節を知るになっています。

良薬は口に苦し、
良薬は口に苦けれども病に利あり
忠言は耳に逆らえども行いに利ありが縮まったものです。
忠言を言ってくれる人を持つことは大切だと思いますが、
世の中、忠言をする人は疎んじられやすのが・・・・・。

井の中の蛙大海を知らず
これに続く言葉として、されど天の青さを知る
とか、空の高さを知るという言葉がありますが、
これらはどうも怪しいということを聞いたことがあります。

昨日の学習会で久しぶりに聞いたのが論語の
「知、好、楽」でした。
これを知る者は、これを好む者に如かず
これを好む者は、これを楽しむ者に如かず

最近ではいろんなものを縮めて言うことが多くなりました。
スマホ、マクド、生中・・・・・
行政でも委員会や審議会に長い名称を付けて
縮めて言うことが多くあります。
だったら初めから短い名前にすればいいのにと思うのは私だけでしょうか。

権威を持たそうと思うと長い名前がいいのでしょうが、
短いほうが親近感を持つ場合もあります。

どちらにしても大切なのは、その内容ですが・・・・・。



  
Posted by いとう茂 at 13:55Comments(0)

2013年04月28日

ささやかな喜び それで人は生きられる

ささやかな喜び それで人は生きられる。
それは、「いつもありがとう」という感謝の言葉でなくても・・・・・。

駅のホームで反対側から目礼をしてくれる人だったり、
すれ違う車の中から一瞬笑みをくれる人だったり、
閉まりかけたエレベーターの隙間から見えるアッという口の動きだったり・・・・

ほんのチョットしたしぐさに、その人の心遣いを感じることがあるものです。

どれだけそのことを受け止められるかで人間の深みや細やかさが
形成されるものかもしれません。

自分一人でもささやかな幸せに浸ることといえば・・・・・。
食べることでいえば、炊き立てのご飯とお漬物があるとき、
ホタルイカの軟骨をきれいにお箸で口から出せたとき、
無くなったと思っていたのにもう一杯分焼酎が残っていたとき、
我ながら、些細な幸せです・・・・。

今ある立場の中で幸せを見つける、幸せを感じる、
そのことが大切な気がします。
愚痴を言ってもよくなるわけでもないのなら・・・・。

朝からは膳所公園の南側の清掃でした。
草むらの中でのゴミ拾いや枯葉や流木ひろい
30名ほどの参加者でしたが1時間ほど汗を流し、
かなり美しくなりました。

午後からは定例のPHPの寄合です。
昨月に正式に立ち上げ、今月が初例会になります。
切磋琢磨して高みを目指せたらと願っています。

  
Posted by いとう茂 at 11:24Comments(0)

2013年04月27日

控室の本より③

「愛国者の条件」2006年12月に発刊された本で、
著者は半藤一利、戸高一成です。
以前、江田島から原爆ドーム、平和記念資料館の視察に行った時に
資料館で買った本です。

少し長くなりますが今の時勢にもあうことなので紹介します。

「日本の仮想敵国はどこにあるのか」

憲法を改正して軍を作るとなった時、まず必要になるのが
仮想敵国の設定でしょう。
軍備はただ増やせばいいというものではない。
「世界の警察」をもって自認するアメリカはともかく、
どこの国であれ、それぞれ仮想敵国を設定して、
それに見合った軍備を整え、戦略を練り、訓練を行っています。

戦前の日本であれば、陸軍はロシア、海軍はアメリカが仮想敵国でした。
強国二つが仮想敵国とは、何と強気なことかと驚かれるかもしれませんが、
事実そうだったのです。

さて、それではこれから日本に軍隊を作ったとして、
我々はどこを軍隊を整備する上での仮想敵国とするのでしょう。

東西冷戦の時代なら、ソビエトを仮想敵国としておけばよかったでしょう。
実際、陸上自衛隊ではソビエト軍の北海道上陸を阻止するためとして、
最初に北部方面隊が置かれました。

しかし、今の時代にまさか本土上陸作戦を決行してくる軍隊がいると思えない。
少なくとも、ロシア軍が北海道に上陸してくるとは考えにくい。

そこで多くの方が考える仮想敵国は、当面の所まず北朝鮮でしょう。
実際に、北朝鮮は核実験やミサイル実験などで軍事的挑発を続けており、
もし北朝鮮が武力行使に踏み切るとすれば、
日本はターゲットの筆頭となるに違いありません。

しかし、忘れてはならないのは北朝鮮にはさしたる海軍がないことです。
つまり、北朝鮮が本格的な日本上陸作戦を行ってくる可能性はゼロです。
つまりここでは軍隊の大々的な整備よりも、
ミサイル防衛システムの整備、あるいは外交努力の方が重要になります。

また、軍事大国化していく中国についても、脅威を感じている方は多いはずです。
しかし、中国を正式な仮想敵国として軍備を拡張するには、
とてつもない予算が必要になります。

それに、日本と中国は経済的結びつきが強く、
戦争などどちらにとってもメリットはありません。

特に、現在の中国では貧富の格差が拡大し、
それこそ国内をおさえることで精いっぱいなのです。
中華思想の彼らですから、尊大な態度をとってくることはあるでしょうが、
経済関係を無視してまで戦争をしてくることは、まずありません。
領土的野心のないことはもちろんです。

そう考えると日本の仮想敵国はどこになるのでしょう。
はっきり言ってしまえばないのです。

北朝鮮や中国を仮想敵国としたところで、
それは空中楼閣に向かって鉄砲を撃つようなもの。
全く税金の無駄になります。

憲法改正の議論も、別に結構なことでしょう。
私のようなロートルは口を挟まず、若い皆さんがこの国の行先を決めていくのが一番です。

ただ「あいつらがどうも危なっかしい」と空中楼閣を描く前に、
まずは北朝鮮なり中国なりの国情を徹底的に調べ上げるべきです。

太平洋戦争の当時、日本人は実際はありもしない空中楼閣を描き、
「きっと今度もうまくいく」「いや、大丈夫に違いない」と
主観的な希望だけでもって突き進み、大きな失敗をしました。

あるいは最近だって、全く同じような「きっと大丈夫だろう」「きっと今度もうまくいく」
という論理で、「土地神話」を描き、バブル経済を謳歌していたら
ガラガラと崩れ去っていきました。

もう何度も同じ失敗を繰り返す必要はないのです。

うーん、平和という切り口で考えると、9条も二分の一で発議ができると
考えると、政府が提唱する96条改正にも考える所があります。

やはり、憲法改正は国民あげての議論が必要な気がします。
この国に住む人間の義務として・・・・・。
  
Posted by いとう茂 at 14:25Comments(0)

2013年04月26日

いよいよ・・・・

今年もいよいよゴールデンウイークが始まります。
長い人で10連休という休みですが、行楽地や高速道路は
大渋滞になりそうです。

政権が変わって景気の動向も上向き加減ということですので、
海外に出かける人も多くなりそうです。
10連休という人よりは前半3連休、後半4連休といった
休みの人が多いと思いますが、1泊や日帰りでお出かけ
の計画を立てられているのでしょうか。

私の場合、28,29と会議が入っており1日は神社の
お祭りのために神輿出しがあり、3日の本番に備え、
2日は議運の開催、
ようやく4日に高校時代の先輩、後輩と出会い楽しい
時間が持てそうですが、4連休なんて・・・・夢です。

人出の多い時期よりも少ない時の方が、移動も楽ですので、
7月か8月にまとまった休みがとれないものかと画策していますが、
参議院選挙もありますし、思うようにはならないのか・・・・。

しかし、念ずれば通ず・・・・です。

先のことですが、その先のことを楽しみにしっかり歩こう。

政務調査費の決算が終了しました。
1円の狂いもなく・・・・当然ですが。
報告書が出来上がりました。
4月分の支出については立替払いとなりますので、
連休明けに入金すれば25年度が始まります。

  
Posted by いとう茂 at 12:36Comments(0)