2024年04月29日

お遍路さんが来ました②

4泊5日の遍路校庭の2日目になります。
「窪川からJRがくろしお鉄道に変わり宿毛まで延びています。38番の金剛福寺までは2日以上かかりますので、頑張って歩いてください」
「そうですね、遍路で最長の区間ですからかくごしています」
「40キロ以上歩けるなら四万十川の近くまで行けますが、無理なら大方の道の駅あたりを過ぎたところに民宿がありましたからそこに宿泊か、くろしお鉄道で中村まで行って、始発で戻って歩き出すかですね」
「そんな方法もあるんですな、このあたりと次の日の宿泊で困っていましたが、目途がたってきましたわ」
「大方あたりで2日目が終わったとしましょう、四万十川までは10キロもありません、私が歩いたときは下田の渡しが廃止になっていましたが、その後復活したと聞きました。確認して渡しが利用できるなら距離が短縮できますよ」
「ネットで調べてみますわ」
「四万十川を越えるとしばらくは海が見えません。長いトンネルを抜けると真念庵との分岐があります、ここを左に行くと38番で右なら39番になります。このあたりにレストランがありました、昼食はここでどうでしょう、私も何か食べた記憶があります、大方から20キロもないと思います」
3日目になりますので体の疲れもピークに近くなります、40キロを超える距離は歩いていませんが、6月は暑いので消耗も激しく無理はできませんが、38番まではまだまだ距離がありますので、あまりゆっくりはしていられません。
「ここまで20キロ歩いたとして、38番までは30キロはありますから3日目には無理だと思います、泊りは以布利の民宿ですね。途中の大岐の浜は砂浜ですが歩けますよ、サーファーがたくさんいると思います。以布利から38番までは20キロくらい、民宿に荷物を置いて連泊か、足摺岬に泊まるかです。ここで4日目ですから次の日は帰ることになりますので、最終日は真念庵の近くまで歩くのがベストですが、高速バスは午後3時の高知になるでしょうから、真念庵は厳しいと思いますよ。以布利まで戻ってきていたら最終日はバスで中村まで出てくろしお鉄道とJRで高知、これなら高知のひろめ市場で昼食が可能ですね」
「それがいいですけど4日目が厳しそうですね、荷物は持たなくてもいいけどちょっと心配です」
「なら、4日目の泊りは足摺にして以布利まで歩いてバスで中村ですね、ただ次回は以布利からになりますので、泊りは三原の山中になると思います。この辺りは宿泊施設が少ないので確認が必要です」
「それしかないですね、調べてみますわ」
今回はここまでです。

Posted by いとう茂 at 21:10│Comments(0)
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