2012年05月30日

大きいアリ

一般質問の原稿を作っていて、ふっと
小さい犬を見ると前足で何かしている。

よく見ると大きいアリが足元で逃げ回っています。
どこから入ってきたのか知らないが、すぐに犬を
払いのけてアリをつまんで外に逃がしてやりました。

仲よく遊んでいるのならともかく、どうやら
犬はアリが動くことに興味があるようで
前足でチョコンと触っては面白がっているようだ。

お前の来世はアリだぞ、そう言っても犬には通じません。

残酷なのは犬だけではないのかも知れない。
いけすに泳ぐアジを活造りにしてもらい
ピクン、ピクンするアジをおいしく食べた自分が
過去に何度かいました。

アジさんごめんなさい。
さぞかし痛かったろう、それにサザエのつぼ焼きもそうです。
サザエさんにもごめんなさい熱い思いをさせて。
考えてみると、おいしいとはいえ残酷な食べ方を
人間は考えたものです。

わが身に置き換えてみたら、そがれてきれいに並べられた
おなかや背中の肉を見て、昔見た太陽にほえろの
松田優作のように「何じゃこらぁ」と言いながら
息絶えていくのでしょうか。

他の命をいただいて生きていかなければならないと言っても
食べ方もあることに改めて気が付きました。

何か、金子みすゞみたいになってきました。
思い切って、今日の昼飯は抜くことにしましょう。
一食くらい抜いても大丈夫です、私たちが口にする生き物への
供養と感謝の日5月30日。
せめて、お線香ぐらい・・・・。

小さな心がけの積み重ねが大きい感謝になりますように・・・・。

それに、来世がアジやサザエでないことを願って・・・・。

Posted by いとう茂 at 11:40│Comments(0)
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