2017年04月30日

ビワ一

所属している会の下部組織の若い人たちが
毎年この時期に琵琶湖一周に挑んでいます。
ママチャリあり、マウンテンバイクありで本格的なロードレーサーは
ほとんど見かけません。
以前は日帰りでしたが最近は1泊2日の行程で回っています。
2年前に1日だけ参加しましたが今年は何とか二日とも
参加したいと考えていました。

この前会議があり、日程が5月27日28日に決まりました。
28日は関蝉丸神社の芸能祭で和太鼓の演奏が入っています。
万事休す、そう思っていたのですが5月は二日続きで
休みが取れそうな気配で、単独でビワ一にチャレンジしようと
考えています。
日帰りでも行けそうな気がしますがのんびりもいいかと、
過去に2度ビワ一の経験があります、20歳の頃と30歳を過ぎた
頃の話ですので、人生の半分以上前になります。

1度目は10時間ほどで回り、2度目は7時間をわずかですが
切りました、2度目は琵琶湖一周サイクルマラソン、そんな
名称の2週続きのイベントに参加しました。
2週で1500名くらいが参加していたと思います。
1週目の参加で800名を超える中で30位台だったと記憶しています。
素人にしては上出来の成績で、この後フルマラソンも2度完走して
フルのトライアスロンに申し込みましたが・・・・書類選考で
はねられました。

今はその頃のような体育会系ではありませんので、やはりどこかに泊まって
2日かけて回ってこようと思います。
これと、できれば四国遍路に日帰りで出かけることが今の
大きな夢です。
  
Posted by いとう茂 at 22:47Comments(0)

2017年04月29日

その人を笑えますか㉖

大型連休が始まりました。
長いところでは9連休、カレンダー通りでも5月には入ると5連休、
今年の連休は1・2日休みにしてどこかへ出かけようと思っているのですが、
渋滞に巻き込まれることを考えると、二の足を踏んでしまいます。
昔なら釣り、もっと昔ならゴルフ、そんな時代もありましたが、
いつの頃からか、四国遍路に変わりました。
5日もあれば一番から十七番まで歩いて回れますし、車なら高知の西の
方まで、札所で言えば三十六番の青龍寺あたりまで回れそうです。
5日の休みがとれればですが・・・・。
思いとしては、六十五番の三角寺から六十九番の観音寺までを
回りたいと思っています。
それだけ回れば三巡目のお遍路が結願です。
ちょっとだけお大師さんの声が聞こえている気がします。
車なら日帰り、歩きならゆったり二泊三日、歩きは無理でしょうから
車になりそうですが、どうなることやら。
お大師さんの声が耳に響きますように。

「シカとブドウの木」

猟師に追われたシカが、ブドウの木の陰に隠れました。
猟師はシカが隠れている事に気がつかないで、
そのブドウの木を通り過ぎて行きました。
「やれ、助かった。もう大丈夫」
と、思ったシカは、ブドウの葉をむしゃむしゃ食べ始めました。
「ガサガサ、ガサガサ」
と、ブドウの葉が音を立てます。
その音を聞いて、猟師は振り返りました。
風もないのに、ブドウの葉がゆれているのです。
「さては、獲物が隠れているな」
と、考えた猟師は、戻って来てシカを撃ち殺しました。
死ぬ前にシカは、こう言いました。
「わたしが殺されるのは当たり前かもしれない。
だって、自分を助けてくれたブドウの葉っぱを食べるなんて、
そんなひどい事をしたのだから」

このお話しは、恩人に対して悪い事をする人は、
ひどい仕打ちが待っていると言う事を教えています。


「人間とセミ」

ある人が畑を食い荒らすイナゴを捕っては殺していましたが、
セミも一匹捕まえました。
そして殺そうとしたので、セミが言いました。
「わたしを殺しても、何にもなりませんからおよしなさい。
わたしは畑を食い荒らしたりしません。
それどころか、わたしは涼しい歌を歌って、疲れた旅人をなぐさめています」
それを聞いた人間は成る程と思い、セミを逃がしてやりました。

虫とはいえ、人間に害を与えない物を殺すのは良くない事です。


「ミツバチを飼う人」

ある人が、ミツバチの飼育場に忍び込んで、ハチミツの入った巣を盗みました。
ミツバチの飼い主は出先から帰ってみると巣箱が空っぽになっているので、
立ち止まって調べていました。
そこへミツを集めに行っていたハチたちが戻って来て、
飼い主を見つけると一斉に襲いかかって、さんざんに刺して痛めつけました。
「ひどい奴らだ」
と、飼い主は言いました。
「巣を盗んだ泥棒には何もしないで、毎日世話をしてやっているわたしを、
こんなひどい目に会わせるなんて」

自分たちが注意しなかった為に失敗した事なのに、
味方に八つ当たりする人に聞かせるお話しです。


「シカの親子」

ある日、子どものシカがお父さんジカに尋ねました。
「お父さんは、イヌよりも体は大きいし、走るのも早いでしょ。
おまけにすごい角があるから、負けるはずがないと思うけど、
どうしてお父さんはイヌが来ると逃げるの?」
お父さんジカは、笑いながら言いました。
「本当にその通りだ。ただ、とにかくはっきりしている事は、
イヌの鳴き声が聞こえた途端に、お父さんは、
いちもくさんに逃げずにはいられないんだ」

生まれつき臆病な人は、自分が勝つと分かってもなかなか
勇気を出せないという事を、このお話しは教えています。
でも、そこで頑張れば、強い人になれますよ。


「木たちとオリーブの木」

ある時、木たちは自分たちの王さまを選んで、しっかり治めて
もらわなければならないと考えました。
そこで、まずオリーブの木に、
「あなたが王さまになって、わたしたちを治めて下さい」
と、頼みました。
すると、オリーブの木は、
「まさか。わたしは神さまからも人間からも喜ばれる、
素晴らしいオリーブ油を作る木ですよ。それなのに、
油を作るのを止めて木の王さまになるなんて、まっぴらごめんです」
木たちは、次にイチジクの木に頼みました。
「わたしたちの、王さまになって下さい」
するとイチジクも、
「まさか。わたしは甘いおいしい汁を持っていて、
素晴らしい実をならせる木ですよ。それなのに、
実をつけるのを止めて木の王さまになるなんて、まっぴらです」
そこで木たちは、イバラの所へ行きました。
「わたしたちの、王さまになって下さい」
「そうか。お前たちは本気でおれを王さまに選ぶつもりか。
それなら、みんなおれを頼って大人しくするのだぞ。
大人しくいう事を聞かなければ、おれは火事を出して、
何でもかんでも焼いてしまうからな。
覚悟しろ!」
この後、木たちはイバラを王さまにした事を、後悔する事になります。

これは、自分たちのリーダーは、慎重に選ばなければならないというお話しです。
  
Posted by いとう茂 at 11:33Comments(0)

2017年04月28日

その人を笑えますか㉕


「黒イタチ」

クツを作るのを商売にしている男が、色の白いイタチを飼っていました。
そのイタチは、その家にたくさんいたネズミを、毎日一匹ずつ捕っていました。
ある時、このイタチがうっかりして、クツ屋が皮を黒く染める為の染料の
中に落ちて、まっ黒になってしまいました。
さて、ネズミたちはイタチが坊さんの様な黒い姿になったので、
これはたぶん改心して肉を食べない事にしたのだろうと考えました。
そこでイタチを怖がらずに、その家中を走り回りました。
ところがイタチは、
「これはこれは、獲物がたくさん出て来たぞ」
と、いつもよりも多くのネズミを捕まえました。
他のネズミはみんな逃げてしまいましたが、イタチが坊さんの着物を着てから、
どうして前よりも残酷になったのかと不思議に思いました。

中身は同じでも、ちゃんとした立派な着物を着れば、
相手の対応も変わってくる事を、このお話は教えています。


「ライオンとクマとキツネ」

ライオンとクマが一匹の子ジカを見つけて、奪い合いのケンカをしていました。
夢中になって戦ったので、しまいには両方とも目がまわり、
ばったりと倒れて動けなくなりました。
そこヘ、キツネがやって来ました。
見ると、ライオンとクマがまるで死んだようにのびていて、その真ん中に子ジカがいます。
「ごちそうさま」
と、キツネは子ジカをくわえて、ライオンとクマの間を通り抜けていきました。
ライオンとクマは起き上がる力もなく、キツネを見送りながらつぶやきました。
「おれたちはバカだなあ。これではキツネに獲物をやる為に戦っていた様なものだ。
最初から半分こすればよかった」

物を奪い合いする前に、半分こ出来ないか考えて見て下さい。


「ライオンとプロメテウスとゾウ」

動物たちを作ったのは、プロメテウスの神だとされています。
この神さまの所へ、ライオンがたびたび泣き言を言ってきました。
「プロメテウスの神さま。
確かに、あなたはわたしの体を大きく立派に作ってくれました。
キバも爪も付けてくれて、お陰でわたしは、どんな動物よりも強くなっています。
でも、それでもまだ、わたしはニワトリが怖くて怖くて、たまらないのです」
「それがわたしのせいだなんて、軽々しく言うな!」
プロメテウスの神は、ライオンを叱りました。
「お前には、出来る限り優れた体を与えてやったのだ。
ニワトリが怖いのは、心の持ち方のせいだぞ」
こう言われて、ライオンはすっかり落ち込んで、
「ぼくは、意気地なしなんだなあ」
と、なげきました。
考えれば考えるほど情けなくなって、いっそ死んでしまおうと思うほどになりました。
ライオンがこんな気持ちでいると、向こうからゾウがやってきました。
「こんにちは、ゾウくん」
と、ライオンは挨拶して、立ち話しを始めました。
話しながら見ると、ゾウはひっきりなしに耳を動かしています。
「きみ、どうしたの? きみの耳は、どうしてじっとしていないの?」
「だって、きみにも見えるだろう」
と、ゾウは言いました。
なるほど、一匹のカが、ゾウの回りを飛び回っています。
「ブンブンいう、このちっぽけな奴が見えるだろう。
もしこいつがぼくの耳の中に飛び込んだらと思うと、もう、怖くて怖くて」
ゾウがこう言うのを聞いて、ライオンは考えました。
「ぼくは、死ななくてもいいな。だって、ぼくより大きなゾウくんが、
ニワトリよりも小さなカを怖がっているのだから」

このお話は、『弱虫の人も、自分よりも弱虫の人を見れば、安心するのです』
と、教えています。
でも、自分よりも弱虫を見て安心するのではなく、強い心を持つ様に頑張りましょう。

「旅人とオノ」

2人の男が、一緒に旅をしていました。
そのうち、1人が道に落ちているオノを拾いました。
それを見て、もう1人が、
「ぼくたちは、オノを拾った」
と、言いました。
すると、拾った男が言いました。
「『ぼくたちは、拾った』ではなくて、『きみは拾った』と、言えよ」
しばらくすると、そのオノを落とした男が2人を追いかけて来ました。
その男は盗賊で、盗んだオノを落としてしまったのです。
「ああ、もう駄目だ。ぼくたちがオノを横取りしたと思っている。ぼくたちはもう助からない」
オノを拾った男がなげくと、もう1人の男が言いました。
「『ぼくたちは助からない』じゃなくて、『ぼくは助からない』と言えよ。
だって、さっきオノを拾った時に、きみはぼくを仲間に入れなかったのだから」

良い事があった時に、友だちをのけ者にする人は、不幸な目に会った時に、
その友だちに助けてもらえるはずがない。
と、言う事を、このお話しは教えています。
  
Posted by いとう茂 at 23:59Comments(0)

2017年04月27日

今日の出来事・思った事

今日は朝から散髪に行ってきました。
3月が多忙で時間が取れなかったので延び延びは時間だけでなく、
髪の毛も伸びてしまいました。
二月あまり放置した頭髪は、耳や額を覆い隠すように伸び、
まるで、樹木にツタが絡みつくような状態でした。
樹木の繁茂も寂しくなってきましたので、自分が気にしなければ
気に留める人もないのですが・・・・・。

見る人がいなくても、それが身だしなみだと自分に言い聞かせて
見苦しくないように・・・・、実は自分の心が見苦しい・・・・。

散髪のあとは来月14日に知り合いが実行委員を務める
周年事業のシンポジウムの参加者を募るためにあちこち
動いていました。
そのあとは歴史博物館の館長に相談がありましたので
お邪魔して話をしてきました。
歴史博物館は時間が過去に向かって進んでいるような
印象を受けました。
入口で更生保護女性会の役員の方と久しぶりに出会い、
ちょっと立ち話をしました、別れ際に「伊藤ちゃんがんばってね」と
励ましていただきました、人間はけなされるよりも褒められる方が
やる気を出すものです、思いがけない一言に感謝です。

帰宅後は知り合いの家を訪ねましたが留守、帰り道に電話がかかり
私の家に来ているとのこと、入れ違いでした。
久しぶりに話をしました、古文書から議会のことまで話題が次々
変わりますが、それもまた楽しい時間でした。
知り合いの家に向かう途中に、しばらく顔を見ていない人と
出会いました、ここでも「頑張ってください、応援しています」
そんな声をいただき感謝です。
自分なりには努力をしているつもりですが、周囲からは写真のように
静止画でしか見えないのもわかっています。

動画で活動を見てもらうことは無理でしょう、切り取り、切り取りの
積み重ねが評価につながることは理解しています。
身だしなみも大切ですが、生き様も大切です。
昔から写真写りが悪いので切り取りの評価はあまり高くないだろうと
思っています。
最後は悔いのない生き方をしたか、それでいいのかと思ったりします。
そんなことも考えた一日でした。
  
Posted by いとう茂 at 22:08Comments(0)

2017年04月26日

監査委員会

今日は監査員事務局で例月検査がありました。
これで、昨年の5月16日に監査委員を拝命してから51回目の仕事でした。
申し合わせで任期は1年ですが、残りは来月の12日だけになりました。
住民監査請求が1件ありましたが、一月に平均4回の委員会でした。
議会の本会議や常任委員会などの入っていない日に委員会がありましたので、
毎日何かの委員会がある週も珍しくなく、結構多忙でした。

所属している会は毎週火曜日に例会がありますが、年が明けてからは
一月に1回だけの出席が3月まで続きました。
これはこれで、例会を休んだらどこかのクラブに行ってメーキャップを
しなければいけませんので、監査とは違う意味で大変でした。
しかし、監査委員になって自分の肥やしになる部分が多く、一回り
大きくなったのかと勝手に思っています。

常任委員会や特別委員会の委員長は会議の進行に関して一応レジメが
ありますので、それに沿って進行していけばなんとかなりますし、
委員でも発言のない委員もいますので、時間とともに自分の役割は
終わっていきますが、監査委員は4名しかしいませんので、執行部の
説明後は全員がいくつか質問をします。
しっかり説明を聞くのは当然ですが、聞きながら疑問点や不明な点も
チェックしておかないといけません。
ページと質問点を明確に指摘しないと時間の無駄になります。
監査をして行く上で、これまで議場や委員会で問題になった部分は
記憶していることが多く、それまでの経過についてもある程度
理解していますので、その確認を兼ねながら質問ができましたので、
大いに助かりました。

ここに来て太鼓の方も出番が多く練習も忙しい状況です。
子どもの練習日を大人の練習日の前に変更しましたので、
1日で終わるのですが拘束時間も長く、子どもの指導と自分たちの
練習も結構疲れます。
5月3日は膳所のまつりで太鼓をトラックに載せて子どもたちが
5つの神社の前で太鼓の演奏を行います、これにも大人が同乗して
事故がないように気を付けなければいけませんので、例年同乗
しています。
5月28日は大人の太鼓が関蝉丸神社の芸術祭に出演、
7月29日は大津のマザレ祭りで太鼓の演奏があります。
大きな舞台での演奏ですので、石鹿太鼓を多くの人にアピール
したいと思っています。
詳しいことが決まりましたらお知らせしますので、お時間のある方は
是非とも聞きに来てください。
  
Posted by いとう茂 at 22:43Comments(0)