2018年06月29日

千秋楽

通常会議の閉会日と千秋楽を一緒にするのは
不似合いかもしれませんが、演劇や相撲の最終日を千秋楽、
通常、この日が一番盛り上がりますし、通常会議も閉会日に
議案の採決や討論が行われて一番の山場だと言えます。
そうした共通点で、つい・・・・・。

議案は人事案件を含めて14件、意見書は9件ありました。
これに対して討論を行った議員は3名で、ボリューム的には
例年の6月通常会議とそれほど変わらない感じでした。
詳しくは議会だよりをご覧ください。
昨年は政調会長でしたので通常会議中も、報告事項や
意見書の精査など仕事が多くありましたが、今年は幹事ということで
会派と議会だよりの原稿の作成、議案の読み込みなど、通常の
作業で終わることができました。

7月と8月は少しゆっくりできそうですが、決算資料の請求や
都市計画審議会、行政視察、草津市議会との連携会議も
ありますし、更生保護関係の仕事もありそれなりにバタバタ
しそうです。
ただ、夏休みに入ると緑のお爺さんもお休みですので、朝が
少しゆっくりできそうです。

今朝も今週最後の緑のお爺さんに行ってきましたが、途中で
激しい雨が降り出して子どもたちは走り出すし、自動車は
右から左から前から後ろからと、ひっきりなしにやってきます、
そこへ学校への送りの車が加わり子どもたちの傘が車に
ひっかけられないかとヒヤヒヤでした。
ピークは約10分、7時45分くらいからで黄色い帽子の1年生が
まとまって登校していきます。
この時が一番気を使い声も張り上げています。
横断歩道で止まって歩こうとしない子ども、後ろ向きに歩く子ども、
話に夢中で「止まって」の声が聞こえない子ども、この状態が来年の
初めまで続き、4月には新1年生が同じようにして登校、この
繰り返しが続きますが、今年は2年生にも落ち着きのない子どもが多く、
例年よりも通過車両に迷惑をかけています。

教室ではどうしてるんやろう、わずか数秒の間でもこれだけ
手がかかるのですから1日子どもを見ている担任はどうしているのだろう。
勉強を教えながら子守りもしている・・・・・。
  
Posted by いとう茂 at 21:52Comments(0)

2018年06月28日

一つの役が終わります。

6月もあと二日になりました。
週が明けると7月になります、所属している会は7月1日から
新しい事業年度に入り翌年の6月30日で終わります。
毎週火曜日が例会ですので多くの会員は今年度が
終わっています。
私は今年、会計を拝命していますので最終の明日まで
仕事があるかも知れません。
しかし、明日は6月通常会議の閉会日で議案の採決があり、
会計の仕事ができませんので、今日でほぼ済ませました。

取引銀行が5行あります、これも会員が関連の企業であったり、
金融機関そのものが会員のためで、それぞれの銀行に
会費等の振り込みが行われます、メインバンクで入出金の管理を
していますので1年に何度かメインバンクの口座へ他行から
振替をしたり、メインバンクから例会費、広報費、分担金などの
振り込みを行います。
毎週例会後には銀行への入金がありますし、振り替えや振り込みも
ありますので、会計は結構出番もあります。

月末には通帳記帳を行い残高確認もしなくてはいけません、
今日も5行を回り1日早いのですが残高確認をしてきました。
この時期は入金の予定がありませんので、新しい会計が7月の
はじめに残高確認をしますが数字に変化はないと思います。
自分のお金なら間違えても自己責任になりますが、人のお金を
間違うと責任だけでなく人間性にも影響してきます。

恥ずかしい話ですが銀行で振り込みをした経験は何度も
ありますが、いつも用紙に記入して・・・・・・でしたので
カードによる振り込みは初めてでした、窓口の若い女性に
助けてもらい何とか振り込みも覚えることができました。
娘よりも若い女の子でしたが丁寧に対応してくれました。
お世話になった窓口の行員に今日は最後の銀行巡りでしたので、
お礼を言って帰ってきました。

手書きの振り込みなら1字1字数字を確認しながら書きますので、
間違うことはありませんが、キーボードを打つと間違っている
可能性が高い気がして1,10,100,1000,10000と数字を
眼で追いながらの振り込みが毎回続きました。
そのおかげで金額を間違うこともなく、後は来月に監査を
受けるだけになりました。
会員が大幅に増えましたので会計を預かっていて、資金が
ショートすることもなく、その点では楽をさせてもらいましたが、
人のお金を預かるということは二度と・・・・ごめんです。
人は生きている間にいくつもの役が回ってきます、その一つ
一つを無事に果たすことで信用とか安心を周囲から得ることが
できますが、トラブルがあると・・・・・あいつは・・・・・・と
人格にもかかわる問題が発生したりします。
無難にこなして当たり前、失敗すればとんでもないことになります。
それでも誰かが何かの役を背負わないとこの社会は回りません、
演じ切るとは役に成りきること、果たして私は演じ切れたのか・・・・・。
  
Posted by いとう茂 at 21:58Comments(0)

2018年06月27日

白い桔梗

庭のくちなしの花も散り、時期を外したつつじが数輪、
後は緑の葉の濃淡、これから白い夕顔が咲きだすまでは
もう少し時間があります。
毎朝、緑のお爺さんに行く前に見ている風景です。
ここでちょっと自分の観察・・・・・見ているのか見えているのか、
もしかしたら見えているだけ?
ゆとりがないのか関心がないのか、そこまでは分析不可。

ただ、サツキやつつじの葉っぱを食べる毛虫はしっかり
観察しています、前日と比べて虫食いの葉っぱが増えていれば
殺虫剤を散布して駆除をしています。
目的意識があれば見えているという状態から観察という動作に
変化させることができますし、当然集中力も違います。
これは庭の樹木だけでなく日常生活での行動にも通ずる
ことだと思います。

好きな花は何かと聞かれたら、白い桔梗が一番です。
一輪でも絵になる梅も好きです、それは咲くまでの経過、
寒い冬に雪をかぶっていても枝の先にほんのり花を
咲かせる力強さの背景も影響していますし、集団で風に
そよぐコスモスも好きです。
この時期に咲く白い桔梗だから、寂しさとかは感じませんが、
これが冬に向かう時期なら白い色が哀愁を帯びて、もっと
寂寥感が漂うかもしれません。

これまで何度も白い桔梗を買いましたが、全て枯れてしまい
一株も残っていません、桔梗といえば多くの人がイメージするのは
紫色かもしれませんが、私は白い桔梗が好きです。
特別な思い出があるわけではありませんが、どことなく魅かれて
しまいます。

友がみなわれよりえらく見ゆる日よ花を買ひ来て妻としたしむ
私には似つかわしくない立派な友がたくさんいますが啄木の様に
卑下したり自信を喪失することはありません、それでも、久しぶりに
白い桔梗を買ってこようか考えています。
せいぜい小さい犬と親しむ程度ですが・・・・・・。
  
Posted by いとう茂 at 22:34Comments(0)

2018年06月26日

もう少し・・・・

大津市の市議会議員は38名います。
年齢的に、私は上から数えて12番目になります。
そのこととは全く関係がないのですが、38名中37名が
自動車に乗っていますが、私の車が一番多く走っていると
思います、今日の朝に196000キロを超えました。
20万キロまであと4000キロを切りました。

上の娘に無理やり娘の友人の車を買わされてから8年近くに
なります、和太鼓の運搬をしなくてはいけませんのでセダンには
乗れません、セレナなら大太鼓も載せることができますし、
太鼓の台もまとめて積載でき重宝しています。
日常の足としては4輪駆動ですので多少の雪ならスタッドレスで
なくても走れるのでいいのですが、重量もあり燃費が悪く、
年を重ねている割には大きな不満はありません。
住めば都ではありませんが、他の車と比べる術もなく、
こんなものだと思っていますので、ほぼ満足ですが、
夏場のちょい乗りはエアコンがほとんど効かずに
蒸し風呂にいるようで、汗をかきながらの移動になります。

20万キロに到達するのと大きな故障で走らなくなるのと
どちらが早いか分かりませんが、あと2・3回は一緒に
四国へ行きたいと願っています。
歩いている間はどこかの駐車場で待っていてもらうことに
なりますが、往復の道路は一緒です。
こう言っては車に失礼ですが、札所の駐車場に2泊止めておいても
車上荒らしにあう心配もありませんので・・・・・・。
もちろん車自体を盗難にあうこともありません。

住めば都をはるかに超越し、蓼食う虫も好き好き、病膏肓に入る、
そちらの表現が近いかもしれません。
物にも心があると考えるかどうかはその人の心次第だと思います、
小さな犬もそうですが、この車も私に乗ってもらってよかったのか、
不注意でどこかにぶつけたとか、壁で擦ったりとかはありませんが、
狭い道での切り返しではコツンと当たるまで前後に動いたことは
何度となくありました。
もっと丁寧に乗ってくれる人もいただろうに、きれいに洗ってくれる
人もいただろうに・・・・・・。
こちらが反省したり後悔しても変わらない現実があります、もしかして、
たら、れば、それは時間の流れがある限り絵に描いた餅でしか
ありません。
頂いたご縁を大切にする、大切にできる間には限界があります。
それも時間の流れ・・・・・・です。
もう少し走ってくれるよな。
  
Posted by いとう茂 at 22:19Comments(0)

2018年06月25日

大津市展

昨日は歴史博物館で開催されている市展を
見学に行きました。
和太鼓の仲間が籐工芸をしていて展示してあるので時間が
あれば見にきて欲しいと依頼がありましたので、芸術とは
全く無縁ですが行って来ました。
書道は小学校の時に習いに行っていましたので、見るのは
嫌いではありません。
絵画は全く門外漢で、知識も何も持ち合わせていませんので、
美しい色使いとか正確なデッサン、その程度しかわからず、
展示されている方に失礼な見方しかできません。
籐工芸は仲間の一点だけでしたが、絵画よりも立体感があり、
周りの絵画の中で一際存在感がありました。

何度も日展に入賞経験があり、市展でも何度か入選した
ことから市展は無鑑査となっています。
人それぞれ思いもかけぬ才能があるものです、とは言うものの
自分にはこうした芸術的なセンスは皆無で、♯だ♭だという
音符のない和太鼓を叩けることくらいで、ハ長調以外の
楽譜も読めません。
文章を書くのは好きですが駄文ばかり、スポーツも好きですが
球技はまるでダメで、陸上経験があると言っても長い距離も
短い距離ももう走れません、カメさんの様に歩くだけ。

ここで才能がないことを嘆いたり、人の才能をうらやんでも
始まりません、人見知りが激しくて、すぐに熱くなる、
負けん気だけは強くて、頑固、これも立派な才能だと・・・・・
誰も言ってくれないか。
ないものを数えずあるものを数えて生きていく。
これに尽きるのでしょうか。

絵画、書、陶芸、彫刻、市展を鑑賞して夢が広がる人、
自分の立ち位置を確認する人、目の前の階段は人それぞれ
違うところに通じているのかもしれません、全ての人が
2階に上がるとは限らず、地下に降りていく人もいます。
2階が偉くて地下が偉くない、そんな価値観があっても
いいと思っています。
新しい何かを吸収して自分の肥やしにすることと、
自分が持っている物に磨きをかけて、さらに光るものに
コツコツ仕上げていく(人に認めてもらえるかどうか、それは
自分が決めることではありません)その両方がうまくかみ合う、
その結果が芸術もそうですが、豊かで満ち足りた人生に
つながるのかなぁ、そんなことを考えていました。
  
Posted by いとう茂 at 22:07Comments(0)