2023年04月30日
笑いと涙のえこちゃんステーション
35回目のえこちゃんステーションが終わりました。
ゴールデンウィークの最中ですので、欠席者が多く今回は5組の家族の
参加でした。
普通の会議なら、欠席者が多いと問題になることがあるかもしれませんが、
えこステの場合は逆だと考えています。
子どもの状態が安定していて、親の状態も安定、家族の会で吐き出す
ことが少ないと思っています。
先月は暗い顔だった親が今月はすっきりした表情で座っていました。
こちらが、「いい顔してますよ」と言う前に他の参加者から、
「今月は元気そうでよかった」と言葉が出ました。
自分のことだけでなく、他の参加者を観察できるゆとりがある。
このゆとりは貴重なものです。
近況報告でも、周りから当事者の行動を称賛する言葉が出ると、
親はうれしくて涙声になることが多く、目頭を押さえながら笑顔の
光景が多くみられました。
具体的なことを書くと、「なんやそんなことか」と思う方も多いと
思いますが、「そんなこと」が少ない日常を送っている親同士ですので、
「そんなこと」が評価されるのだと考えています。
今年度の「ひきこもり講座」の方向も決めてもらいました。
当事者やその家族が常日頃、考えている「こんな施策があればいいな」と
いった声を行政に発信する講座にしようということに決まりました。
できればその場に行政の職員も参加してもらい、現状のひきこもりの
施策を話してもらえたら、そんな声もありました。
過去の講座は土日でしたが、今年度は平日に開催して行政にも参加を
呼びかける方向で企画していきます。
えこステの事業については、大津市と教育委員会の後援をもらう申請を
毎年していますので、今年の講座は参加者の声を行政に届け、
行政からは取り組みを聞くことができると思います。
講座までの打ち合わせには時間がかかると思います、特に発表者に
なる親は他の親の声の集約もしてもらうことになると思いますので、
原稿づくりの時間が必要です。
そのことも参加者に了解してもらいました。
心の中のものを吐き出すだけでなく、4年目に突入するえこステが
行政と社会に自分たち家族のことを発信するにまでなってきました。
またまた、えこーのスタッフの仕事が増えました。
嬉しい悲鳴です。
ゴールデンウィークの最中ですので、欠席者が多く今回は5組の家族の
参加でした。
普通の会議なら、欠席者が多いと問題になることがあるかもしれませんが、
えこステの場合は逆だと考えています。
子どもの状態が安定していて、親の状態も安定、家族の会で吐き出す
ことが少ないと思っています。
先月は暗い顔だった親が今月はすっきりした表情で座っていました。
こちらが、「いい顔してますよ」と言う前に他の参加者から、
「今月は元気そうでよかった」と言葉が出ました。
自分のことだけでなく、他の参加者を観察できるゆとりがある。
このゆとりは貴重なものです。
近況報告でも、周りから当事者の行動を称賛する言葉が出ると、
親はうれしくて涙声になることが多く、目頭を押さえながら笑顔の
光景が多くみられました。
具体的なことを書くと、「なんやそんなことか」と思う方も多いと
思いますが、「そんなこと」が少ない日常を送っている親同士ですので、
「そんなこと」が評価されるのだと考えています。
今年度の「ひきこもり講座」の方向も決めてもらいました。
当事者やその家族が常日頃、考えている「こんな施策があればいいな」と
いった声を行政に発信する講座にしようということに決まりました。
できればその場に行政の職員も参加してもらい、現状のひきこもりの
施策を話してもらえたら、そんな声もありました。
過去の講座は土日でしたが、今年度は平日に開催して行政にも参加を
呼びかける方向で企画していきます。
えこステの事業については、大津市と教育委員会の後援をもらう申請を
毎年していますので、今年の講座は参加者の声を行政に届け、
行政からは取り組みを聞くことができると思います。
講座までの打ち合わせには時間がかかると思います、特に発表者に
なる親は他の親の声の集約もしてもらうことになると思いますので、
原稿づくりの時間が必要です。
そのことも参加者に了解してもらいました。
心の中のものを吐き出すだけでなく、4年目に突入するえこステが
行政と社会に自分たち家族のことを発信するにまでなってきました。
またまた、えこーのスタッフの仕事が増えました。
嬉しい悲鳴です。
Posted by いとう茂 at
23:46
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2023年04月29日
忘れてました
珍しく固定電話から携帯に電話がありました。
ひきこもりの相談かと思って電話に出ると、大津市役所からでした。
えこーの法人税の減免申請が出ていないので、至急出して欲しいという内容でした。
書類は送付済みということで、えこーの事務所を調べると・・・・ない。
紛失かと思ったのですが、
もしかすると自宅に届いたものの中に紛れているかも知れないと考えて、
自宅の方を探すと・・・ありました。
「法人市民税・事業所税関係書類在中」とプリントされているのに、
どうして自宅の郵便物の中にあるのか、考えても詮無きこと。
急いで封を切ると・・・記入することは少ないのですが
提出期限が5月1日必着になっています、しかも・・・
遅れた場合は減免が受けられない・・・今日は4月28日、
明日は土曜日で明後日は日曜日、その次が5月1日です。
1日に市役所へ持参するのがベスト、
そう考えて添付書類を見ると定款か規約の写し・・・
そう言えば毎年定款のコピーを添付していました。
定款の変更はありませんので、変更がない場合は提出不要には・・・
ならない。
何年も減免を受けていくと・・・えこーの定款の写しも捨てられる。
受付が終われば写しを返還してくれたら、
写しと言えども粗末にならない・・・けれどもそうはならない。
税金を免除してやるのだから、こちらの仕事がしやすいようにしなさい・・・
とは書かれていませんが・・・。
それに大津市だけが毎年減免の申請を行わなければいけません、
他の機関は一度提出したきりで申請無しです。
やっぱり・・・税金を免除してやるのだから、
こちらの仕事がしやすいようにしなさい・・・そう考えてしまう。
とは言っても均等割りの5万円免除は、
貧乏所帯のえこーにとっては大きな金額です。
札束でほっぺたをしばかれているような気分でも・・・従うしかない・・・です。
ひきこもりの相談かと思って電話に出ると、大津市役所からでした。
えこーの法人税の減免申請が出ていないので、至急出して欲しいという内容でした。
書類は送付済みということで、えこーの事務所を調べると・・・・ない。
紛失かと思ったのですが、
もしかすると自宅に届いたものの中に紛れているかも知れないと考えて、
自宅の方を探すと・・・ありました。
「法人市民税・事業所税関係書類在中」とプリントされているのに、
どうして自宅の郵便物の中にあるのか、考えても詮無きこと。
急いで封を切ると・・・記入することは少ないのですが
提出期限が5月1日必着になっています、しかも・・・
遅れた場合は減免が受けられない・・・今日は4月28日、
明日は土曜日で明後日は日曜日、その次が5月1日です。
1日に市役所へ持参するのがベスト、
そう考えて添付書類を見ると定款か規約の写し・・・
そう言えば毎年定款のコピーを添付していました。
定款の変更はありませんので、変更がない場合は提出不要には・・・
ならない。
何年も減免を受けていくと・・・えこーの定款の写しも捨てられる。
受付が終われば写しを返還してくれたら、
写しと言えども粗末にならない・・・けれどもそうはならない。
税金を免除してやるのだから、こちらの仕事がしやすいようにしなさい・・・
とは書かれていませんが・・・。
それに大津市だけが毎年減免の申請を行わなければいけません、
他の機関は一度提出したきりで申請無しです。
やっぱり・・・税金を免除してやるのだから、
こちらの仕事がしやすいようにしなさい・・・そう考えてしまう。
とは言っても均等割りの5万円免除は、
貧乏所帯のえこーにとっては大きな金額です。
札束でほっぺたをしばかれているような気分でも・・・従うしかない・・・です。
Posted by いとう茂 at
23:16
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2023年04月28日
三つ子の魂百までかな、雀百まで踊り忘れずかな
水曜日の子どもの太鼓の練習に、高校1年になった元太鼓のメンバーが、
遊びに来てくれました。
4月のさくらまつりの時にメンバーが出会って久しぶりの談笑の後、
別れ際に「子どもの太鼓にも遊びに来て」と言葉をかけ、
その約束を果たしてくれました。
遊びに来たのは楽しい思い出があるからだと思っています。
大人に近くなった男女二人は、子どもの太鼓の練習をじっと見ていました。
バチを渡されると二人で向き合って、掛け声をかけて揃って叩き出しました。
丸3年太鼓を叩いていないのですが、
恐る恐るではなく力強い太鼓の音が響きました。
二人は間違うことなく最後まで叩いて、笑顔を見せました。
「叩けるやん、覚えてるんや」
「そら、あんだけテストされたら覚えてるわ」
パートがAからDまであり、叩く順番はABCBDBになります。
これを毎週一人ずつ叩くテストをします。
間違ったら最後尾に並んでやり直しです。
最初は20人近くが並んでいますので、やり直しも1回程度ですが、
間違わずに合格した子どもは次週からはテストが免除になり、
徐々に並んでいる人数が減ってきます。
そうなるとやり直しも3回とか4回になり、全員が合格するまでテストが続きます。
合格した子どもは「どーんどーんどんでんうんどん どこでんうんどん
どこでんすどーんどんでんどん」と口で応援します。
リズムは合っていても左右の手が違っていれば不合格、
合格した子どもたちも「あっ、手が違う」と指摘します。
一見辛そうなテストですが、子どもたちは全員で叩くよりもテスト、
テストとせがみます。
「これからテストをするぞ」と言うと大歓声が起きます。
合格する確率は当然6年生が高くなりますが、
中には3・4年生に混じって最後の方まで列に並ぶ6年生もいました。
それでも、全員合格します、オマケで合格は子どもたちが許しません
「え~あれで合格~」ブーイングが起きます。
このテストを遊びに来た高校生も経験してきましたので、
自然と体が動いたのでしょう。
もやもやした気分の時は遊びに来て、発散して帰ってくれたらと思い、
「またおいでや、ストレス発散になるで」。
二人とも笑顔で帰りました。
遊びに来てくれました。
4月のさくらまつりの時にメンバーが出会って久しぶりの談笑の後、
別れ際に「子どもの太鼓にも遊びに来て」と言葉をかけ、
その約束を果たしてくれました。
遊びに来たのは楽しい思い出があるからだと思っています。
大人に近くなった男女二人は、子どもの太鼓の練習をじっと見ていました。
バチを渡されると二人で向き合って、掛け声をかけて揃って叩き出しました。
丸3年太鼓を叩いていないのですが、
恐る恐るではなく力強い太鼓の音が響きました。
二人は間違うことなく最後まで叩いて、笑顔を見せました。
「叩けるやん、覚えてるんや」
「そら、あんだけテストされたら覚えてるわ」
パートがAからDまであり、叩く順番はABCBDBになります。
これを毎週一人ずつ叩くテストをします。
間違ったら最後尾に並んでやり直しです。
最初は20人近くが並んでいますので、やり直しも1回程度ですが、
間違わずに合格した子どもは次週からはテストが免除になり、
徐々に並んでいる人数が減ってきます。
そうなるとやり直しも3回とか4回になり、全員が合格するまでテストが続きます。
合格した子どもは「どーんどーんどんでんうんどん どこでんうんどん
どこでんすどーんどんでんどん」と口で応援します。
リズムは合っていても左右の手が違っていれば不合格、
合格した子どもたちも「あっ、手が違う」と指摘します。
一見辛そうなテストですが、子どもたちは全員で叩くよりもテスト、
テストとせがみます。
「これからテストをするぞ」と言うと大歓声が起きます。
合格する確率は当然6年生が高くなりますが、
中には3・4年生に混じって最後の方まで列に並ぶ6年生もいました。
それでも、全員合格します、オマケで合格は子どもたちが許しません
「え~あれで合格~」ブーイングが起きます。
このテストを遊びに来た高校生も経験してきましたので、
自然と体が動いたのでしょう。
もやもやした気分の時は遊びに来て、発散して帰ってくれたらと思い、
「またおいでや、ストレス発散になるで」。
二人とも笑顔で帰りました。
Posted by いとう茂 at
15:41
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2023年04月27日
それぞれの生きづらさ②
ひきこもりから脱しかけているケースです。
就労をしなくてはと考えているのですが、そこから前に進めません。
病気があり病院にも通っていますし、えこー以外の支援機関ともつながっています。
他の支援機関もえこーもB型の作業所から就労訓練、就労移行、
その先に一般就労の道を勧めていますが、
本人はいきなり一般就労を希望しています。
これについて、個人的には父親の影響が大きいと考えています。
日常的に父親から就労、自立と言われ続けて、
本人もそうしないといけないと考えているようです。
人と話をすることが苦手だということは自覚しています。
それでも、商品開発の企画がしたいと言います。
本人の中では企画を製品化するのは、研究部の仕事になっていますが、
研究部に仕事を回す前に開発部で、
商品化をするために企画の説明が必要になり、そこでの議論が出てきますし、
研究部に回した時点でも説明が必要です。
このことが抜け落ちていて、自分は企画ならできると信じ込んでいます。
スタートラインから一歩出れば就労と考えているようですが、
就労までには多くのハードルがあります。
職業適性検査なども受けて、
B型の作業所に通所しようと考えるまでは待つしかありません。
通所しても1か所で長続きはしないと思いますので、
何か所も変わるのことになると思いますが、変わって続けばいいのですが、
もうB型作業所には行かないということも考えられます。
本人の頭の中で完結しているストーリーですが、
現実とのギャップに気づいていません。
これがこの人の生きづらさであり病気です。
周りから見ればいくつも作業所を変わらず、少しは辛抱しろと見られますが、
作業所の仕事よりも人間関係が原因になるかも知れません。
こうなると作業所を転々とするしかなく、その間も父親からは就労と言われ続けて、
再びひきこもってしまう心配も出てきます。
父親もじっと見守ることができない、
本人も親離れができずにいつも父親の顔色を窺っている。
この現状を本人と父親のどちらかが気づいてくれるのを待つしかありません。
そのためにはもう少し同じところをぐるぐる回って、困る時間が続くと思います。
困っている姿を見るのはえこーも辛いのですが、
自分達で気づかないと自立への道は厳しいと考えています。
就労をしなくてはと考えているのですが、そこから前に進めません。
病気があり病院にも通っていますし、えこー以外の支援機関ともつながっています。
他の支援機関もえこーもB型の作業所から就労訓練、就労移行、
その先に一般就労の道を勧めていますが、
本人はいきなり一般就労を希望しています。
これについて、個人的には父親の影響が大きいと考えています。
日常的に父親から就労、自立と言われ続けて、
本人もそうしないといけないと考えているようです。
人と話をすることが苦手だということは自覚しています。
それでも、商品開発の企画がしたいと言います。
本人の中では企画を製品化するのは、研究部の仕事になっていますが、
研究部に仕事を回す前に開発部で、
商品化をするために企画の説明が必要になり、そこでの議論が出てきますし、
研究部に回した時点でも説明が必要です。
このことが抜け落ちていて、自分は企画ならできると信じ込んでいます。
スタートラインから一歩出れば就労と考えているようですが、
就労までには多くのハードルがあります。
職業適性検査なども受けて、
B型の作業所に通所しようと考えるまでは待つしかありません。
通所しても1か所で長続きはしないと思いますので、
何か所も変わるのことになると思いますが、変わって続けばいいのですが、
もうB型作業所には行かないということも考えられます。
本人の頭の中で完結しているストーリーですが、
現実とのギャップに気づいていません。
これがこの人の生きづらさであり病気です。
周りから見ればいくつも作業所を変わらず、少しは辛抱しろと見られますが、
作業所の仕事よりも人間関係が原因になるかも知れません。
こうなると作業所を転々とするしかなく、その間も父親からは就労と言われ続けて、
再びひきこもってしまう心配も出てきます。
父親もじっと見守ることができない、
本人も親離れができずにいつも父親の顔色を窺っている。
この現状を本人と父親のどちらかが気づいてくれるのを待つしかありません。
そのためにはもう少し同じところをぐるぐる回って、困る時間が続くと思います。
困っている姿を見るのはえこーも辛いのですが、
自分達で気づかないと自立への道は厳しいと考えています。
Posted by いとう茂 at
10:40
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2023年04月26日
太鼓の出演依頼が増えてきました
コロナでここ3年ほど地域のイベントが軒並み中止でしたが、
ここに来て再開されています。
それに伴い太鼓の出演依頼も増えてきました。
直近では、5月3日の膳所五社まつりです、
膳所学区にある主だった神社5つが神輿をトラックに載せて膳所の町を巡行します。
隊列の真ん中が石鹿太鼓で、各神社の前で演奏を奉納します。
昔は大人の演奏でしたが、最近は子どもの演奏になっています。
子どもたちはトラックの荷台に乗って走れるので大喜びで、
卒業した6年生も演奏に加わります。
6月には地元の障害者施設のイベントがあり、こちらからも出演の打診がありました。
亡くなった前の施設長と懇意にしていましたので、
そのご縁でこれまでに10回以上出演してきました。
太鼓の演奏だけではなく、模擬店で綿菓子やフランクフルトを焼いていた年もあります。
こちらは大人だけでなく子どもの出演もお願いされていますが、
6年生が抜けて5年生が4名とメンバーが少なく、
大人が入っての演奏になりますので、どうしたものかと思案中です。
7月には隣の学区から夏まつりに出演の依頼が来ています。
詳しい打ち合わせはまだ先になりますが、おそらく太鼓がメインのステージになると思います。
どの曲を演奏するか、叩きたい曲はありますが全員が叩けないので、
叩けるものだけで叩くか、全員が叩ける曲で構成するか、これから検討します。
若い頃なら3年間の中断があっても、
溜めていたエネルギーを一気に吐き出せたのですが、
この年になると・・・・よっこらしょ、あ~しんど、そんな感覚があります。
とは言っても、せっかく聞きに来てくれる人たちのために、そんな気持ちでは失礼になります。
統一選挙の関係で1か月ほど練習が休みでしたが、これからは存分にできますので、
気持ちを切り替えて・・・です、よっこらしょ。
Posted by いとう茂 at
22:12
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