2023年03月31日
それぞれの春休み
春休みもいつの間にか前半が終わります、
今年は曜日の関係で4月10日の月曜日が新学期になるようなので、
子どもたちは少し得をした気分かも知れません。
二人の小学生が「おはよーございま~す、行ってきま~す」
「おはよーございま~す」と小走りで通学、
後ろから母親が二人のランドセルを乗せて、
こちらに会釈をして自転車で追いかける。
「おはよー、明日から春休みやなぁ」
「そうでーす、休みでーす」
「休みでーす」
「行ってらっしゃいー」
この子たちは不登校になる心配はないだろう、そんなことを考えていると、
毎日は見ない女の子が一人でやってくる。
最近では向こうから先に手を振って合図をしてくれる。
「おはよー行ってらっしゃい」
口元が「おはようございます」と動いている。
この子も通学できたか、よかった、よかった。
楽しい春休みを過ごして欲しいと願います。
そういえば、この前はコックンと頷くだけの6年生が卒業しました。
「おはよー」
こっくん
「今日は卒業式かぁ」
こっくん
「おめでとう、中学生やな」
こっくん
この子も休みか遅刻が多いようで、毎日は見かけません。
4年生の頃から気にかけていましたが、
無事に卒業式を迎えることができました。
それぞれが進級、進学で新しい気持ちで4月に新学期を迎えます。
新しい学年、新しい環境で楽しく過ごして欲しい、
そんなことを考えながら見送りました。
今年は曜日の関係で4月10日の月曜日が新学期になるようなので、
子どもたちは少し得をした気分かも知れません。
二人の小学生が「おはよーございま~す、行ってきま~す」
「おはよーございま~す」と小走りで通学、
後ろから母親が二人のランドセルを乗せて、
こちらに会釈をして自転車で追いかける。
「おはよー、明日から春休みやなぁ」
「そうでーす、休みでーす」
「休みでーす」
「行ってらっしゃいー」
この子たちは不登校になる心配はないだろう、そんなことを考えていると、
毎日は見ない女の子が一人でやってくる。
最近では向こうから先に手を振って合図をしてくれる。
「おはよー行ってらっしゃい」
口元が「おはようございます」と動いている。
この子も通学できたか、よかった、よかった。
楽しい春休みを過ごして欲しいと願います。
そういえば、この前はコックンと頷くだけの6年生が卒業しました。
「おはよー」
こっくん
「今日は卒業式かぁ」
こっくん
「おめでとう、中学生やな」
こっくん
この子も休みか遅刻が多いようで、毎日は見かけません。
4年生の頃から気にかけていましたが、
無事に卒業式を迎えることができました。
それぞれが進級、進学で新しい気持ちで4月に新学期を迎えます。
新しい学年、新しい環境で楽しく過ごして欲しい、
そんなことを考えながら見送りました。
Posted by いとう茂 at
15:47
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2023年03月30日
第34回目の家族の会
第34回目のひきこもり・不登校家族の会が終わりました。
今月から2班に分けて近況報告の予定でしたが、
開始時には6組の参加者でしたので分けずに近況報告から開始したのですが、
これが大誤算でした。
一人目の近況報告が終わるころから、パラパラ参加者が増えだして、
最終は13名の参加になりました。
近況報告だけで3時間以上かかり、
次回からは開始時に何名であっても2班に分けることにしました。
当事者と家族に大きな変化のない家庭もありましたが、
それは、あまりよくない状態が変わらないということで、
いい方向に向かっていることではありません。
中でも父親がノックもせずに、いきなり子どもの部屋のドアを開けて、
家庭内暴力が発生して警察に通報した家もありました。
えこーでも家庭内暴力は犯罪ですから警察に通報を、
とお願いしていますが、そもそもの原因は声もかけず、
ノックもしないで子どもの部屋を開けた父親です。
警察が来て子どもは説教されたようですが、
子どもはそのことを納得していないという話が出ました。
暴力は悪いことですが、無断で部屋を開けた父親にも責任はあります。
ここは父親にも猛省を促したいと思いますが、
夫婦で暴力の方に気を取られていて、
ドアを開けたことについては何も感じていないようで、
気づいてもらわなければいけません。
家族で食事に行くことで落ち着いたと話していましたが、
子どもは納得していないので、
家族の前で父親から子どもに謝ってもらうように助言しました。
この相談者親子は親と子どもを別々の日に面談をしていますので、
直接子どもに気持ちを確認できます。
そして父親にも改めて子どもに謝ることを勧めたいと考えています。
親と子どもの物差しの長さは違います、長さだけでなく目盛りも違います。
それは価値観が違うことにつながります、
親は子どもがどんな物差しで目盛りはどうなっているか、
そのことを冷静に確認せずに、
親の物差しが正しいと押し付けても事態はよくなりません。
Posted by いとう茂 at
15:51
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2023年03月29日
いよいよ4月2日は膳所のさくらまつり
春になると「私は桜よ、ここにいるよ」と自己をアピールするように咲く桜、
周囲の山を見渡しても桜が咲いているのが目に入ります。
山頂付近にも5・6本の桜、あんなところにも咲いている、
昔の人が植えたんだろうと想像しています。
膳所公園の桜も戦後に植えられたもので、もうすぐ80年になります。
最近は桜の木も痛みがひどく、枝を切られたり幹が折れているものが目立ちます。
毎年、少しずつ桜の苗木を植えている人もいますが、
ソメイヨシノの寿命ははっきりと分かりませんので、
世代交代の時期を見極めるのが難しく、
どれくらい植えたらいいのか苦労があると思います。
老木になっても毎年多くの花を咲かせてくれていますので、
多くの人は老いた幹よりも花しか目に入らないと思います。
老木が咲かせる桜を目当てに、多くの人出があるさくらまつり、
商店街の模擬店も出ますし、フリーマーケット、野点茶会、
ステージ発表もあります。
ここでも石鹿太鼓の出番があります。
朝のオープニングは子どもの太鼓からですし、
クロージングは大人の太鼓になります。
統一地方選挙の関係で、練習会場が投票所になりますので使用できず、
3月22日が本番までの最後の練習になりました。
練習から本番まで練習なしで、大人の演奏も不安が残りますが、
子どもはもっと不安です。
宿題がない春休みで子どもは開放的になっています、
そこでいきなりステージに立って緊張してミスをしないか・・・・。
大人の太鼓も22日にアレンジして演奏時間を延ばしました、
叩ける人間だけのアレンジですが、
それ以外の人間が立つタイミングを間違える可能性があります。
いくら心配しても仕方がないことは分かっています。
周囲ばかり見てこちらがミスしてはいけませんので、
集中して叩きたいと考えています。
せっかくの演奏の場です、どうぞ快晴でありますように・・・・。
周囲の山を見渡しても桜が咲いているのが目に入ります。
山頂付近にも5・6本の桜、あんなところにも咲いている、
昔の人が植えたんだろうと想像しています。
膳所公園の桜も戦後に植えられたもので、もうすぐ80年になります。
最近は桜の木も痛みがひどく、枝を切られたり幹が折れているものが目立ちます。
毎年、少しずつ桜の苗木を植えている人もいますが、
ソメイヨシノの寿命ははっきりと分かりませんので、
世代交代の時期を見極めるのが難しく、
どれくらい植えたらいいのか苦労があると思います。
老木になっても毎年多くの花を咲かせてくれていますので、
多くの人は老いた幹よりも花しか目に入らないと思います。
老木が咲かせる桜を目当てに、多くの人出があるさくらまつり、
商店街の模擬店も出ますし、フリーマーケット、野点茶会、
ステージ発表もあります。
ここでも石鹿太鼓の出番があります。
朝のオープニングは子どもの太鼓からですし、
クロージングは大人の太鼓になります。
統一地方選挙の関係で、練習会場が投票所になりますので使用できず、
3月22日が本番までの最後の練習になりました。
練習から本番まで練習なしで、大人の演奏も不安が残りますが、
子どもはもっと不安です。
宿題がない春休みで子どもは開放的になっています、
そこでいきなりステージに立って緊張してミスをしないか・・・・。
大人の太鼓も22日にアレンジして演奏時間を延ばしました、
叩ける人間だけのアレンジですが、
それ以外の人間が立つタイミングを間違える可能性があります。
いくら心配しても仕方がないことは分かっています。
周囲ばかり見てこちらがミスしてはいけませんので、
集中して叩きたいと考えています。
せっかくの演奏の場です、どうぞ快晴でありますように・・・・。
Posted by いとう茂 at
21:53
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2023年03月28日
神様 仏様 お大師様お願いします
赤い羽根共同募金の福祉基金に2年続きで応募しました。
応募は1月初旬でしたが、発表が3月末ということで、
えこーのスタッフ一同は毎日祈るような気持でいます。
昨年は大津市を7ブロックに分けて、
ひきこもり・不登校の巡回相談で各ブロックを回る事業を応募しましたが、
不採択に終わりました。
今年はひきこもりから脱出しかかっている人と、
独居高齢者のコラボ事業を応募しました。
ひきこもりも独居高齢者も同じ福祉の部署ですが、
それぞれが独立していて連携がとれていないのが現状で、
どちらも孤立しやすい立場の人たちで、
この事業を実施することで孤立を防ぐ効果があると考えています。
この事業を応募するにあたり、大津市の福祉部、大津市社会福祉協会、保健所、
それに地元の学区社協と民生委員・児童委員協議会に事業内容を説明して、
事業が採択されればえこーとの連携の約束を取り付けています。
ひきこもり当事者にとっては社会参加の第一歩、まずは生活訓練です。
事業は二つに分かれていて、一つは定期的に独居高齢者宅の訪問、
もう一つは高齢者がスーパーなどへ買い物に行く際に
ひきこもり当事者も同行して荷物を持つ事業です。
インターホンを押すのが怖い、見知らぬ人と話すのが怖い、
一人で買い物ができない、そんなひきこもり当事者は大勢います。
そうした人たちの生活訓練の場で、
大津市内で独居高齢者が最も多い膳所学区をモデル学区として、
3年間で隣接学区に広げていきます。
隣接学区へは電車を利用します、
この電車もひきこもり当事者にはネックになっていることが多く、
電車に乗って移動ができない人のための訓練です。
独居高齢者については、
日常的に人の出入りがなく1日誰とも話していない人が多いのが現状で、
ここからセルフネグレクトや孤立へと発展してしまうことを防止する狙いがあります。
孤立しがちな者同士がコラボして明るい地域づくりに寄与する。
この事業が採択されれば人件費が出ますから、スタッフがえこーに専念できます。
この事業に費やす時間は結構ありますが、
それでも今よりは自由な時間が増えると思いますので、
相談窓口や家族会の充実ができると考えています。
スタッフの思いが画餅で終わりませんように・・・・。
応募は1月初旬でしたが、発表が3月末ということで、
えこーのスタッフ一同は毎日祈るような気持でいます。
昨年は大津市を7ブロックに分けて、
ひきこもり・不登校の巡回相談で各ブロックを回る事業を応募しましたが、
不採択に終わりました。
今年はひきこもりから脱出しかかっている人と、
独居高齢者のコラボ事業を応募しました。
ひきこもりも独居高齢者も同じ福祉の部署ですが、
それぞれが独立していて連携がとれていないのが現状で、
どちらも孤立しやすい立場の人たちで、
この事業を実施することで孤立を防ぐ効果があると考えています。
この事業を応募するにあたり、大津市の福祉部、大津市社会福祉協会、保健所、
それに地元の学区社協と民生委員・児童委員協議会に事業内容を説明して、
事業が採択されればえこーとの連携の約束を取り付けています。
ひきこもり当事者にとっては社会参加の第一歩、まずは生活訓練です。
事業は二つに分かれていて、一つは定期的に独居高齢者宅の訪問、
もう一つは高齢者がスーパーなどへ買い物に行く際に
ひきこもり当事者も同行して荷物を持つ事業です。
インターホンを押すのが怖い、見知らぬ人と話すのが怖い、
一人で買い物ができない、そんなひきこもり当事者は大勢います。
そうした人たちの生活訓練の場で、
大津市内で独居高齢者が最も多い膳所学区をモデル学区として、
3年間で隣接学区に広げていきます。
隣接学区へは電車を利用します、
この電車もひきこもり当事者にはネックになっていることが多く、
電車に乗って移動ができない人のための訓練です。
独居高齢者については、
日常的に人の出入りがなく1日誰とも話していない人が多いのが現状で、
ここからセルフネグレクトや孤立へと発展してしまうことを防止する狙いがあります。
孤立しがちな者同士がコラボして明るい地域づくりに寄与する。
この事業が採択されれば人件費が出ますから、スタッフがえこーに専念できます。
この事業に費やす時間は結構ありますが、
それでも今よりは自由な時間が増えると思いますので、
相談窓口や家族会の充実ができると考えています。
スタッフの思いが画餅で終わりませんように・・・・。
Posted by いとう茂 at
15:12
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2023年03月27日
桜が咲くころ春休み
昭和の頃、子ども向けの本のCMで「桜が咲く頃1年生」、
そんな言葉をよく耳にしました。
それが平成、令和と時を経て、今では「桜が咲くころ春休み」になっています。
半月ほど春が早くなっています、そして春は夏に押されて終わるのも早くなり、
夏は秋も押して長くなっています。
クールビズは5月から10月いっぱいというところも多く、
1年の中で夏だけ延びている印象を受けます。
温暖化の影響と言ってしまえばそれだけのことですが、
長い歴史のある地球の中で、わずか数十年の人間の営みが季節を変えている。
桜だけではなく、黒潮が蛇行して日本の沿岸近くを流れるために、
南の海にしか生息していない魚が日本の近海で捕れるという話も聞きます。
咲き誇る桜の下での宴会も3年ぶりになります。
花見酒で酔うのは気持ちがいいものですが、
桜はどんな気持ちで咲いているのでしょう。
「まだ3月やん、もうちょっと咲くのは辛抱しとこうや、夜は寒いしな」
「アカンで、てっぺんの蕾からもう辛抱できひんから咲くよ、
って悲鳴が聞こえるから、
1日くらいは遅れてもいいけど4月までは待ってられないわ」
まさか、そんなことは言ってないでしょうが、
地上の人間たちは咲く時期よりも花を見る方が大切なことのように感じます。
そのうちに、クローンのソメイヨシノの、大暴動が起きなければいいのですが・・・・。
そんな言葉をよく耳にしました。
それが平成、令和と時を経て、今では「桜が咲くころ春休み」になっています。
半月ほど春が早くなっています、そして春は夏に押されて終わるのも早くなり、
夏は秋も押して長くなっています。
クールビズは5月から10月いっぱいというところも多く、
1年の中で夏だけ延びている印象を受けます。
温暖化の影響と言ってしまえばそれだけのことですが、
長い歴史のある地球の中で、わずか数十年の人間の営みが季節を変えている。
桜だけではなく、黒潮が蛇行して日本の沿岸近くを流れるために、
南の海にしか生息していない魚が日本の近海で捕れるという話も聞きます。
咲き誇る桜の下での宴会も3年ぶりになります。
花見酒で酔うのは気持ちがいいものですが、
桜はどんな気持ちで咲いているのでしょう。
「まだ3月やん、もうちょっと咲くのは辛抱しとこうや、夜は寒いしな」
「アカンで、てっぺんの蕾からもう辛抱できひんから咲くよ、
って悲鳴が聞こえるから、
1日くらいは遅れてもいいけど4月までは待ってられないわ」
まさか、そんなことは言ってないでしょうが、
地上の人間たちは咲く時期よりも花を見る方が大切なことのように感じます。
そのうちに、クローンのソメイヨシノの、大暴動が起きなければいいのですが・・・・。
Posted by いとう茂 at
15:28
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