2014年03月31日

雨桜

昨日は京都の国際会議場で地区大会があり、
大津からバスで行きましたが途中、東山のあたりの
桜がもう咲いていました。

あいにくの雨で散策する人はまばらでしたが、
車窓から花見を楽しみました。
疏水の桜は少し花の色が見え出したころで
今週末くらいが見頃になるのでしょうか。
6日は膳所の桜まつりです、お天気だけが心配ですが
雨の桜もそれなりに風情があります。

今日は午前中は特別会議がありました国の税法改正に伴い
条例改正の議案で1時間30分ほどで閉会しました。

3月は3回議会が開催されました、通年議会を導入してから
毎月議会が開催されました。
慣れてしまえばこれが普通となるのでしょうが、今回の国の制度変更による
条例改正のような議案ばかりではありませんので、補正予算の審議などは
緊張感があります。

今日は就業時間が終わると退職者が辞令の交付を受けて
退庁されます、議員になってずっと見送りに出ていますが、
初老の卒業式とでもいえばいいのでしょうか、悲喜こもごもで
いろんな表情を見ることができます、花束をいっぱい持った退職者もいれば
足早に市役所を後にする職員もいます。

明日は早速新入職員が辞令の交付を受けます。
川がよどみなく流れるように市役所も去る者がいれば
それを補う者もいます。
ただ、仕事の穴を埋める人はいてもその人自身の穴を埋める人はいません、
去る者日々に疎し、歳月人を待たず。

せっかくこの世でご縁のあった人たちです、在職中には
仕事上の言い争いや対立もあったでしょうが、思い出として心に残る
人物像はプラスイメージばかりであれば・・・・と願います。



  
Posted by いとう茂 at 13:18Comments(0)

2014年03月30日

何とか・・・・

昨日はブログが更新できませんでした。
別に大きな理由はないのですが、パソコンの調子が
悪かったというか、小さい犬がパソコンの上に乗って
どこかのキーを押してしまい、パソコンが固まってしまった
そんなところです。

今日はこれから地区大会に出かけます。
京都の国際会議場まで行ってきます。
あいにくの雨が少し鬱陶しい感がありますが、
大津からも50名を超える参加者がありますので
雨で休むわけにもいきません。

明日は特別会議です、予算はありませんが
条例改正の議案があります、国で法律改正があり
それに沿って条例改正を行うもので、午前中には
終わると思います、明日が過ぎるともう4月です。

消費税も上がりますし、桜も咲き出します。
新入社員の入社式も行われるでしょう。
世の中が動き出す時期になります、我が身を振り返って
新しい動きを考えると・・・・・特別ありません。

特別何もない、そのことをどう受け止めるか、羽目を外す、
節目を自ら作り自分を縛る、何もせず単調に暮らす、
人それぞれでょう、ただ、振り返ると人生はあくびが出そうになる日の連続
だった時期が長く、その時期を漠然と過ごしてきた気がします。

やはり自分でイベントを作って変化を付ける方が
私のような人間にはあっているように思います。

そろそろ時間です、今日も一つのイベント、行ってきます。

  
Posted by いとう茂 at 10:28Comments(0)

2014年03月28日

今月の予定

今月の予定と言っても、今日を含めて3月も4日となりました。
去っていく3月という気がします。
これから議運がありそのあと31日の特別会議に
備えて勉強会があります。

夜は消費税の申告と後援会の収支報告書の作成。
明日は午前、午後は溜まっている仕事と書類の整理をして
夕方からは恒例になっている一人会派の意見交換会、
あまり活発に意見を交換し過ぎると険悪なムードになりますので、
アルコールは程々に・・・・。

日曜日は所属している会の地区大会で京都の国際会議場で
一日過ごすことになります。
3~4千人規模の大会で昨年は大津がホストをしましたが
準備に半年以上かけて臨む大会でホストをされるクラブは大変です。

31日は午前中に特別会議が開催され、午後からは申告書と
収支報告書の提出に行き、夕方は退職される職員の
見送りです、昭和28年生まれの方が退職ということで、
いよいよ来年からは一部の役職の方を除き、ほとんどの
職員の方が私と同じか年下になります。

商店街の役員をしていた頃は課長が自分より年上だったのに
今では部長が年下になりました。
改めて過ぎ去った時間の長さを感じます。

すべては1日、1日の積み重ね、疎かに1日を使うことが
ないよう心したいと思います。

昨夜はパソコンのウイルスのことを勉強しました、
20代の若者が色々と説明をしてくれるのですが、
半分くらいは理解できましたが・・・・・。
ネットで買い物をするときにはカードの番号はその都度
打ち込むように、という説明では、彼の体験から
カード会社からゲームソフトを50本買ったかという問い合わせがあり
知らない間に番号を盗まれていたという話が出て、参加者の中からも
海外でカードが使われようとしているが事実かどうかの確認があり、
対応が早かったので難を逃れたという話もありました。

そのほか、今はやりのラインでもウイルスが発見されているという話で、
スマホがウイルスにやられるとラインの仲間に瞬く間に広がり
被害が拡大するということでパソコン以上に気を付けるようにとのことでした。

便利なネットですが思わぬ落とし穴があるのもネットです。
人間が開発したのですから人間が悪いことをすることも
当然可能で、いたちごっこは延々と続くということでした。

ネットと一口に言いますが、私に限って言うなら、
東海道を日本橋まで歩くとしてせいぜい膳所から瀬田の唐橋まで
歩いたくらいでネットのことを論じているようで、恥ずかしさも大いにありますが、
奥の深さにも気づかず歩きだしている自分の愚を感じています。

日本海溝の上をゴムボートで通っているようで・・・・・。


  
Posted by いとう茂 at 12:29Comments(0)

2014年03月27日

もうすぐ・・・・・

一雨ごとに暖かくなり、疏水沿いの桜の蕾も
目に見えて大きくなってきました。
隣り合う蕾はどんなことを言っているのでしょう、
「俺の方が先に咲くぞ」「僕だって負けないよ」
てっぺんの蕾が言うのでしょうか「咲く時はみんな一緒だ」と。

「散る桜 残る桜も 散る桜」
良寛の句と言われていますが、特攻隊員の手記を読んでいると
この句が時々出てきますし「男たちの大和」の中で反町が獅童に言った言葉です。
咲き誇る桜もそうですが、桜は散り際も美しいものです。
椿の花のようにポトンと落ちる潔さはありませんが
風に舞いひらひら散っていく様子は美しくもあり物悲しくもあります。

先人たちは桜にどんな思いを抱き、どんな願いを託したのでしょうか。
個人的には桜より梅の花の方が好きですが、一般受けするのは
断然桜でしょう、一斉に咲き散っていく桜にあわただしさを感じるのは
私だけでしょうか、雪の中で一輪だけ咲く梅の凛とした姿に
感じるところが多くあります。

とは言っても暖かくなる時期に咲く桜は、人間でいうと
ツキがあるのでしょう、巡り合わせがいいというのか、これが梅の時期に咲いたら
花見に行く人は少ないでしょうし、まして夜桜に出かける人は・・・・・。

明るく咲く桜の下にはランドセルが似合います。
新入生には共に咲く喜びをかみしめてもらえたらと思います。

議会の方も今年度は28日の議運と31日の特別会議を
残すだけとなりました、4月に入ると入学、入園式、各種総会や
イベントが目白押し、10・11日と23・24・25日は研修会、
ゆっくり時間が取れそうなのは5月の連休明けですが、
5月19日は特別会議があり6月2日から6月通常会議が
20日まで開催されます、それぞれの前には議運もあり
ボーとできる時間があるかわかりませんが、あると信じ、
それを楽しみに歩を進めたいと思います。

ボーとするのが目的ですが、ただボーとしているのではなく
できの悪い頭で何かを、たいしたことではないのですが、
とにかく考えているのです。
で、何を考えていたかは残りませんが、それが心の洗濯です。
心の中をリセットするために誰かに呼ばれているのです。
1年に何度か「早くおいで」と心の中で声がします。
あの世からのお迎えの声ではなく、私自身の心が呼んでいるのです。

それにしてもホコリやゴミがたまりやすい小さな心だとあきれるのですが
しがらみやこだわりも何となく薄くなるから不思議です。
しがらみは柵と書きます、川に降ろした柵にゴミが引っ掛かる様子はイメージできます。
その柵をあげてゴミを取り除く作業は私だけでなく多くの人に
必要な気がします、こだわりや偏った思い込みは誰にでもあります、
その考えがいいのか悪いのかどこかで検証しなければいけません。
偏見か信念か見極める作業は必要です。

昔は三重の海が釣りにおいでと呼びましたが、今は・・・・・。
昨年も一昨年も何度か呼ばれましたが行けたのはどちらもお盆の酷暑でした。

暑さは苦手ですので今回は5月と思っているのですが・・・・・。
もうすぐ、と、言ってもまだ1か月以上あります・・・・・。

今日は午前中に商工会議所の議員総会が開催されました。
26年度の予算と事業計画の審議が主な議案でした。

冒頭に人権研修ということで、27年度から施行される
生活困窮者自立支援についてと大津市の社会福祉協会の
説明がありました、生活保護を受ける一歩手前の世帯が
大津市で150世帯、予備軍と言われる世帯が1500世帯
確実に把握できている部分だけですので実数はこれ以上になると思いますが、
生活保護を受けているのが昨年度で3000世帯を超えていますから、
レッドゾーン付近に5000世帯以上がいるわけで、このうち高齢者や障害者世帯を
除く1000あまりの世帯の自立支援をどうするのかという課題解決の方策を
今年度と26年度にかけてモデル事業という形で探っていくことになります。

貧困という根源は日々の生活の中で子育てや教育、就労形態など多くの所で
課題になっています、底辺の底上げには具体的な施策に加えて市民理解や
当事者の意識啓発など行政だけでは解決できない部分があることも確かです。
  
Posted by いとう茂 at 13:32Comments(0)

2014年03月26日

殺生

殺生の意味を調べると

1 生き物を殺すこと。仏教では最も重い罪の一つとされる。「無益な―」「みだりに―してはいけない」

2 むごいこと。また、そのさま。残酷。「―な仕打ち」「そんな―なことは言うな」

3 「殺生戒」の略。

ポカポカと春らしい陽気になってきました。
桜や泰山木の蕾も膨らみ命の胎動を感じる季節がやってきました。
春宵一刻、百花繚乱そんな言葉が聞かれるのももうすぐです。

暖かくなると動き出すのは植物だけでなく人間も同じです。
子どもの頃を思い出すと冬の間は釣りにも行かず、昆虫も
ほとんどいませんので遊びといえば友達と野球をしたり
グランドを走り回ったりしていました。
じっと寒風に耐えて春を待つ裸木のように咲こうとする
エネルギーを蓄えていた時期だったのかも知れません。

それが少しずつ暖かくなると遊び場がグランドから
湖や山に変わっていきました。

誰々が鯉を釣ったとか鮒をビクいっぱい釣ったという話は
学校ですぐに広まります。
冬の間、活性が低かった魚も活動を始め産卵に向けて
餌をあさる時期になり、放課後はランドセルを放って
竿とビクをもって湖岸へ一目散の日が始まります。

これからはモロコの時期がやってきます。
釣具店で買った赤虫をケースに移してお茶の葉と水を入れて
飼っていると赤虫が大きくなります、これを餌にしてモロコを
釣るわけですが本命のモロコよりボテやハイジャコの方が多く
釣れます、本命以外は不要ですので捨てますが、中には
針を飲み込んだりして死んでしまうのもあります、これも殺生。

春になると裏の石垣から青大将が出てきます、膳所城の石垣ですから
高くて長い石垣が続き、畑に出てくるヘビも多くいました、
これもみんなで追いかけまわし殺すことはありませんでしたが
玩具にしていました、これも殺生。

夏には地虫採りです、夕方神社に行って小さな穴に木の枝を入れて
地虫がつかむとゆっくり引きずり出します、毎日、毎日、何十匹も
捕まえても減ることはありませんでした、捕まえた地虫は家の庭の木に登らせたり、
蚊帳に登らせたりしていましたが、中にはうまく羽化が出来ず背中だけ出て
動けなくなるのもいました、これも殺生。

お盆になると釣りも地虫取りも禁止です。
「地獄の釜の蓋が開くので殺生したらあかん」と親から言われ
お盆が済むまでは殺生禁止ですが、この時期は虫かごにカブトがいます。
スイカのへたをやるのですが小さい籠の中で
ケンカして死ぬカブトも何匹かいました、これも殺生。

振り返れば子どもの頃は殺生の連続でした。
殺生で学んだことは命のはかなさというのでしょうか、
子どもより弱い生き物がいるを知ったことでした。

大人になってこうした殺生はさすがに無くなりましたが、違う形の殺生を
しているように思います、食べ物の好き嫌い、食べ物を残す、
ぞんざいな人の扱い、横柄な口のきき方・・・・・。

どこかの会の役員を選ぶときに、相手の意向も聞かずに
勝手に名前を挙げて本人には事後報告、人を見下した態度が
なかったか、適材適所の観点からの人選だったか。

命を粗末に扱うだけが殺生ではなく、人格やその人の気持ちを
尊重しない扱いも殺生といえるでしょう。

周りに気ばかり遣うと自分が無くなってしまうことは分かりますが、
自分が気持ちよくいたいから、不快になりたくないからという
自己防衛だけで周りからの声や気持ちを拒否していないか。

笑っているのは自分だけではないのか、周囲も笑っているか、
せめて、そのことだけは注意して生きられる大人にならないと・・・・・。


  
Posted by いとう茂 at 12:28Comments(0)