2012年08月31日

できました!一般質問案

難産の末やっと一般質問の読み原稿ができました。
4つの質問を用意しましたが、今回はそれぞれの
質問を短くしました。発言時間の短縮と
質問を聞いている人に分かりやすい方がいいと
考えたからです。

文章は長いものより短い方が難しいものです。
省きすぎたものがあるなら補足しなければなりませんが、
読み返してみて最終チェックはしようと思っています。

いじめ問題も考えたのですが、関連した質問にして、
いじめ問題は外しました。

明日は午前中、市民体育大会の準備です。
あさっては本番です。
玉入れとジャンボボール送りのピストルうちの役が
回っていますので、サッカー教室と陸上教室を
はさんで一日中皇子山競技場です。

そして3日の月曜日は10時から9月議会の開会です。

あっという間の7月8月でした。
議会が終わるのは10月10日ですから、
そのころには秋の気配が漂っていることを願います。

秋の気配だけでなく衆議院の解散気配か
選挙色が強くなっているのでしょうか。


  
Posted by いとう茂 at 16:37Comments(0)

2012年08月30日

長所・短所

彼はすごく気が付き、会議の進行の段取りから、
資料の用意はもちろん、誰がどの席に座るか、
お茶を出すタイミングまで計算をして当日を迎えます。

一見非の打ちどころのない性格で、こういう人が
会社にいてくれたら周囲は大助かりでしょう。

その彼が、病気で30日ほど会社を休みました。
困ったのは普段まかせっきりの連中です。

決算間近で、審議案件が山積みです。

急遽、会議の資料を段取りすることになった
係長は、昨年の会議録をひっくり返して
準備をしましたが、会議当日になり、
参考資料がないと役員から叱責されたり、
進行がマズイと注意を受けました。

すったもんだの末、何とか会議が終了しました。
「ふぅー」というため息とともに出てきたのは、
こんな大事な時に病気になりやがってという
愚痴でした。
病人を気遣うよりも愚痴が先です。

気配りのできる彼を仮に太郎さんとしておきましょう。
太郎さんはみんなのために良かれと、毎回気を配って
会議の段取りをしていましたが、
本当にそれがみんなのためだったのでしょうか。

周囲がその人に頼り切って後任が育たない。

過ぎたるは及ばざるがごとし。

太郎さんがしていた段取りを治郎さんや三郎さんが
代わってするかというと、しないことの方が多いのが
世の常ではないでしょうか。

そういう意味では、太郎さんは能力的な評価は
高いものの、人格的な評価はいま一歩だったのかも知れません。

そう考えると、長所に見えていた部分が実は短所
であることもあります。

頼まれるといやといわずになんとかしてくれる。
情にほだされやすく我を通す。

表裏一体かもしれません。

いつも温和で温厚。
優柔不断で煮え切らない。

人の性格の判断にはその人の能力だけでなく
人格そのものも加味して判断するのが正しい
のではないでしょうか。
  
Posted by いとう茂 at 15:01Comments(0)

2012年08月29日

イソップ物語より⑧

「カエルの王さま」

池の中に、たくさんのカエルが住んでいました。
があがあ、ゲロゲロ、その賑やかなことと言ったら、
まるで、アヒルの喧嘩そっくりです。
一匹のカエルが、みんなに言いました。
「俺たちみたいに、があがあ鳴いているだけじゃつまらない。
どうだい、一つ、神様にお願いして、王さまを授けてもらったら」

「それはいい。こんなにたくさん仲間がいるのに、
王さまがいないなんておかしいよ。
王さまがいれば、何でもすぐに決められる」
そこで、みんな揃って神様の所へ行きました。

「神様、わしらにも、素晴らしい王さまを授けてください」
神様は、びっくりして、カエルたちの顔を見ました。

間抜けな顔をずらりと並べて、目玉をきょろきょろ。
利口そうなカエルは、一匹だっていません。
「いいか。王さまというものは、授けてもらうものではなく、
仲間から選ばれたものがなる。よく相談して、
みんなの中から王さまを選ぶがよい」

「と、とんでもない。わしらの中には王さまに
なれるような立派な奴は、一匹だっていません」
「なんて情けない奴だ。そんなものには王さまはいらない」
神様は怒って、横を向いてしまいました。
すると、カエルたちは神様を囲んで、
があがあ、ゲロゲロ、火のついたように鳴き出しました。

「わかった。わかった。なんでも授けてやるから池へ帰って待て」

さて、池へ帰ったカエルたちは、いっせいに天を仰いで、
があがあ、ゲロゲロ。
王さまが来るのを今かと待っています。
そのうち、天から大きな棒が落ちてきたかと思うと、どっぽん!
ものすごいしぶきをあげました。

「ああ、驚いた。全くすごい音。
こりゃ、きっと素晴らしい王さまに違いない」

カエルたちは、恐る恐る顔を出しました。
しばらく棒を眺めていましたが、そのうち棒の上へ飛び乗りました。

「何だい、こりゃ。何も言わないで、浮かんでいるだけじゃないか」
がっかりしたカエルたちは、また神様の所へ行きました。

「あんなのが王さまじゃ、やり切れません」
すると、神様が言いました。
「あれでも、お前たちには立派な王様だ」
「とんでもない。王さまは、ぷかぷか浮いているだけで、泳ぐこともできません」

「よし、よし、わかった」
しばらく考えていた神様が言いました。
「では、飛び切り立派な王さまを授けよう。
明日の朝、みんな揃って待つがよい」

さて、次の朝、池は大変な騒ぎです。
「早く、王さまの顔が見たいものだ」
「飛び切りの立派な王さまって、どんな王さまかな」
カエルたちは一匹残らず天を仰いで、王さまの来るのを待ちました。

すると、ヘビが落ちてきて、いきなり一匹のカエルを飲み込みました。
さあ、驚いたカエルたち。
あわてて飛び上がったり、水にもぐったり。

「た、助けてくれえ・・・・」
でも、ヘビは毎日カエルを飲み込み、とうとう
池のカエルを一匹残らず飲み込んでしまいました。


こんな池のカエルにはなりたくないものです。
間抜けなカエルたちでも、自分たちで王さまを
選んでいたら池で、毎日楽しくがあがあ、ゲロゲロ。

うがったものの見方かもしれませんが、カエルによらず、
人間でも、リーダーなんて存在しないと言っているのでしょうか。
自分たちで選んだ以上、自分たちで責任を持てと。
凶暴な王さまよりは無能な王さまの方が国にとっては安泰
なのでしょうか。
  
Posted by いとう茂 at 13:48Comments(0)

2012年08月28日

感 謝

深夜零時を回ると、ほぼ同時にアクセスがあります。
多い時には5人。
少ない時にはゼロですが・・・・。

ほとんど毎日アクセスがありますが、気ままな私の更新は
昼間が多いのに、それでもその日一番乗り
のためかどうかわかりませんがアクセスしていただいています。

それと、朝6時にアクセスしていただく方もいます。
ラジオ体操の前の日課でしょうか。

どちらもありがたいことです。
改めてお礼申します。

「お前のブログは難しい」とか「説教されてるみたいや」
中には「朝礼で使わせてもらってます」とか
色々なご意見をいただきますが、どれも、みんな
私の拙いブログを読んでいただいている証しですから
この上ない喜びです。

9月26日で、やっと1年です。
アクセス数も3万件を超えました。
その数が多いのかどうかはわかりません。
上を見たらきりがありません、
毎日見てくださる方、時々見てくださる方、
そんな人の積み重ねでここまで来れたと思っています。

これからも、変わり映えしないブログですが、できるだけ
毎日更新していきますので、よろしくお願いします。

心から『感謝』です。

9月3日から10月10日まで1か月余りの長丁場の
議会です。
昨日は補正予算をはじめ提出議案34の説明が約4時間ありました。
午前中は議運で、一日中会議の日でした。

明日はいじめ防止条例の委員会です。
一日が本当に早く済んでいきます。

これを充実というのかどうかわかりませんが、
やらなければならないことがたくさんあることは事実です。

ポカをしないように、足元を見ながら、
身の丈に合った歩幅で歩くことだけは
忘れぬように、一歩、一歩です。
  
Posted by いとう茂 at 10:52Comments(0)

2012年08月27日

イソップ物語から⑦

「肉をくわえた犬」

肉をくわえた犬が、川のそばにやってきました。
すると、自分の影が水にうつりました。
バカな犬は、それが自分の影だと気付かず、
(おや、わしより大きい肉をくわえている犬がいるぞ)
と、思いました。
犬はそいつが、うらやましくなりました。

(よし、あいつの肉もとってやろう)
犬は川にうつっている犬をにらみつけ、ううっと、うなりました。
相手の犬も負けずに、にらみ返しました。
(生意気な奴だ!)
犬は、ワンとほえました。その途端、肉は川に落ち、
すぐ流れていってしまいました。
それを見て、犬は悔しがりました。

(しまった、肉を二切れも無くしてしまった)
と、言うのも、肉はもともと一切れしかなかったのに、
バカな犬は、水にうつった犬の肉まで
自分のものと思い込んでいたのですから。


自分のものは自分のもの、人のものも自分のもの。
隣の芝生は青く見える。
二兎を追うものは一兎も得ず。

自分が今、持っているものは何か、
一度確認してみることも必要でしょう。
もしかすると、人がうらやむものを粗末にしている
こともあるかもしれませんし、どうでもいいものを大切に
していることもあるでしょう。

過去に、大切なものを失った気付きもあるやもしれません。

文中で強調されている「バカな犬」は、
私には心に刺さりました。
  
Posted by いとう茂 at 12:35Comments(0)