2016年04月30日

軽薄短小

一時、重厚長大に代わり軽薄短小という言葉がはやりました。
工業製品が重く,厚く,長く,大きい、特に,重工業についてこの
言葉が使われ、日本の高度成長の象徴ともいうべき用語です、
それが、軽薄短小、テレビや携帯など軽量化・薄型化・小型化したことを
表す言葉として使われています。

この話ではなく、ここ何年かの私自身の体の変化の話です。
脳みそはもともと、ゆったり詰まっていますから言動は軽薄で、こちらは一向に
変化がありません。
体重はピークと比べると10キロ近く減っています、これは高校時代と
変わりませんが外観はかなり変化があります、この前計測すると
バストで4センチ、ヒップで6センチ、太ももの周りで5センチ、
腕周りも5センチそれぞれ高校時代より細くなっています、その代わりというのか、
ウエストだけが11センチ増加し、ここが細くなった体の肉の受け皿と
なっているようです。
ウエストは締めればあと4センチは締まると思いますが、あまり窮屈な
思いもしたくないので、ゆっくりめの計測です。
一年後にどうなっているか、楽しみでもあり、少し怖いような・・・・・。

これが「小」の話ですが問題は「短」です。
子どものころは小さい子どもで、中学に入学した時は140センチなかった
ようで、中2の時はクラスで一番前でした。
卒業する時も大きくはなっていましたが160には届かず、高2の春は
170目前でしたが一歩及ばず、高3の時に172センチまで背が伸びました。
その後は身長を測る機会がなく35歳の時に健康診断で計測し、
173,9センチ、もう一歩で174センチまで伸びていました。
36歳、37歳は174,2センチ、僅か3ミリですが174センチを超え、
38歳では174,8センチと175センチも見えてきました。

この年で伸びるということが異常かもしれませんが、自分では175センチは
超えたいと願っていました。
その後、計測の機会がなく、54・5歳の時に計測したら172センチ台、
縮んでいました、少しショックでしたが年齢を考えると、こんなものかと
思っていましたが昨年に計測した結果は170センチ台、さらに縮んでいます。
これはショックでした、ピークから4センチ縮んでいます。
高身長への憧れは子どものころからずっと持っていました。

陸上をしていましたので走るのも背が高い方が有利だと考えていた
部分がありますので、とにかく背が高くなりたいと望んでいました。

このままですと早晩、170センチを切るときが来ます、姿勢が悪いのかと
背筋を伸ばして、そのことを意識していますが引力には逆らえないのか
気持ちとは裏腹に縮んでいくようです。
運動でどこまで縮むのを食い止められるか、それよりも、昭和生まれは
もう一度伸びるという強い気持ち、根性論の方が効果がありそうな
気がしますので・・・・・・・。
  
Posted by いとう茂 at 10:35Comments(0)

2016年04月29日

諸行無常

諸行無常とは、この世に存在するすべてのものは、同じ状態を保つことなく
移り変わっていき、永久不変なものなどないということです。
「諸行」とは、この世の一切の事物・現象のこと。
「無常」とは、この世にある一切のものは常に移り変わり、不変のものはない
ということで、大切にしていた湯呑が割れたり、生きているすべてのものは
いずれ死に絶えます。

個人的な諸行無常ですが、パソコンが壊れてしまいました。
それも2台、ほぼ同時に壊れました、1台はスイッチを入れると「カチ、カチ」と
時限爆弾の時計のような音がします、もちろん画面は何も出ません。
もう1台はスイッチを入れると起動しますが、ディスクトップの画面以外は
何も表示せず、強制終了もできません。
毎日のブログの更新も家ですることも多いので不便この上ない状態で、
連休で修理もままなりませんので、連休中の更新はタブレットが
頼りですが、入力に時間がかかりすぎるのが難点で、自分で決めた
20分ルールではアップすることが難しくなります。

苦肉の策はタブレットに音声で入力し、それを手直しする方法でと
考えています。

パソコンによらず普段当たり前に使ったりしていることも、いつどんな理由で
使えなくなるか分からない、そんなことを改めて感じました。
これが自宅のパソコンだからいいようなものですが、車で遠出をして
新緑を見に行った帰りに人里離れた山中で車が故障し、携帯の電波も
入らない・・・・・。
車の故障なら歩いて移動も可能ですが、これが谷にでも落ちて大怪我を
してしまったら命を落とす危険が出てきます。

あまり先のことを考えすぎると現在を生きるのが嫌になってくる面が
あるのも事実です、「明日があるさ」的な生き方も必要ですし、
親鸞の「明日ありと 思う心の仇桜 夜半に嵐の 吹かぬものかは」
ばかりだと考えすぎて動けなくなってしまいそうです。
ただ、物事が予期せぬ方向に展開して失敗した時に、自分の考えの甘さの
言い訳に諸行無常を使うのはやめておこうと思っています。

そんなことを考えていたらパソコンの手配がつきました。
捨てる神あれば拾う神ありとも言うべきでしょうか、それとも、
天(てん)は自(みずか)ら助くる者を助く。
これは勘違いです、パソコンの手配は自分の努力ではありません、
人生には勘違いでも結果オーライの場面もそこそこあります。
株を守りて兎を待つ、そうならないように自己責任で手配のルートも考えて
おかないと・・・・・・、教訓だらけが人生でしょうか。


  
Posted by いとう茂 at 17:14Comments(0)

2016年04月28日

成果発表

お酒をやめて、と言ってもほぼやめてという状態で、全く禁酒と言う
ことではありません、月に1度、グラスにビール1・2杯ということころでしょうか、
肝臓をはじめ体が悪いからやめたということでもありません。
軽い気持ちで「一度やめてみよう」そんなことから今日まで続いています。
やめたのが11月7日でほぼ半年になります、健康診断代わりに協力している
献血は11月1日でしたので禁酒の効果は測定できません。
その時のガンマGPTは38、問題のない数値で正常の範囲内でした。
これがどこまで下がるかもひそかな楽しみで4月20日に献血に行ってきました。
高いときには120を超えることもあり、ふくらはぎやお腹にじんましんが
出たこともあり、自分でアル中かなと疑うこともありました。
もう10年以上前の話です。

昨日、献血の検査結果が届きました。
ガンマGTPの数値は23、禁酒の効果か分かりませんが、検査をしてもらって
過去最低の数値でした。
これは献血だけでなく健康診断も含めたすべての検査の中で最低です。
ガンマは個人差があり数値が高くても平気な人もいれば、少し上昇
しただけで変調をきたす人もいると以前に医師でよくお酒を飲む方から
聞いたことがあります。
その方は確か600とか700と言われていた記憶があります。

医者と薬が嫌いでよほどのことがないと病院には行きません、ケガをして
外科に行ったのはもう20年ほど前だったと思います、そのほかでは歯科に
数回通院したくらいで、健康保険のお世話になることはほとんどありません。
そんな人間ですので健康に関しては無頓着な面がありますが、昨年に
血圧が高いのが分かり薬を飲むか考えたことがありました。
上が160、下が110を超えており自覚症状はなかったのですが周囲の
方から心配していただき、霊芝を煎じて飲んだのが昨年の5月で、
飲み始めてすぐに上が120台、下が80台に下がりました。

下がると安心して飲むのを忘れることもあり3か月ほどは飲まずにいましたが、
じわじわと上がり始めましたので再び飲みだしました。
それでも毎日続けて飲んでいるかというと、結構忘れていることが多く、
1日おきや3日に一度、そんなこともしばしばです。
昨日の血圧は上が113で下が66、今日は上が121で下が76、全く問題が
ない数値で落ち着いています。

霊芝は東近江市の愛東マーガレットステーションで売っています。
10個程度入って1,080円これで3か月ほど持ちます、もちろん毎日
欠かさず飲めばもう少し早くなくなると思いますが・・・・・。
中国産で人工栽培の霊芝です。

血液検査と血圧が正常だからと言って長生きできるという保証はありませんが、
健康でいたい、死ぬまで生きているわけですから寝込んだり人のお世話にならずに
長生きしたいと願うのは当然のことです。
今年の正月に、あと1万日生きたいという目標を立てました、残り27年と20数日、
挫折することなく歩みたいと思います。
生きる時間の目標は生きる目的のためです、生きる目的は・・・・・内緒です。。







  
Posted by いとう茂 at 12:37Comments(0)

2016年04月27日

開通式

午前中は都市計画道路3・4・21号(第3工区)の開通式でした。
と、言ってもどこの道路か分かる方はほとんどいないでしょう、
湖西道路を下りて琵琶湖大橋に向かう途中からローズタウンに
通じる道路で全長は730メートルで工期は平成18年度から27年度まで
かかって開通しました。
歩道の幅も4メートル以上あり自転車と歩行者が通るゾーンが分けられて、
最近多発している自転車事故も減りますし、自転車が車道を走ることが
ないので自動車との接触事故も減ります。

国道161号の渋滞緩和と北に向かう車にとっては時間短縮になり、
北からの車も湖西道路まで距離も時間も短縮できます。
歩道幅が広いということは見ていても安心感があります、今後は
琵琶湖大橋から南の旧大津市内の道路も歩道を拡幅し、歩行者と自転車が
安全に通行できるようになれば、ビワ一、自転車によるびわ湖一周も
もっと増加し、さらなる観光振興になると考えます。

午後からは熊本の災害復旧の支援に行っていた議会局の職員が
ほぼ1週間ぶりに帰ってきましたので、議長に報告を行いました。
あってはならない災害ですが、人間の力の及ばないのも災害です。
人助けをしてきた経験をこれからの防災活動に生かし、もしもの時に
被害を最小限に食い止められるように経験談を広く発信して、
市民の防災意識の啓発に役立てていただきたいと思います。

これから雨になりそうです、被災地にはもう雨が降っています、
二次被害の拡大がないことを祈るばかりです。

明日の朝はどうやら雨、緑のお爺さんも久しぶりにレインコートの
お世話になりそうです、1年生にとっては入学して初めての雨です、
新学期になって登校時間が早くなっていますし、集団での登校も
多く、塊になって学校に向かっています。
雨ですと塊が一斉に傘を差しますので、道に広がり自動車の
往来に支障が出ます、傘をひっかけて事故が起きても大変ですし、
傘をさしていると後ろからの音も聞こえにくく車が近づいてくるのに
気づくのが遅れます、雨で車の量も増えますから細心の注意を
払って交通整理に当たりたいと思います。

明日がすむとゴールデンウイークに入りますが2日と6日は学校が
ありますので、こちらも休みで遊び疲れた子どもたちが事故に巻き込まれないよう、
注意が必要です。
幸い、私は3日の祭り以外はそれほど多くの用事が入っていませんので、
連休の合間の通学日にも対応できます。


  
Posted by いとう茂 at 14:32Comments(0)

2016年04月26日

作る・育てる・叶える

作る・育てる・叶える、主語をつけるとしたら「夢」です、願いでも
いいと思いますが夢としておきます。
46歳で体育会系から文化系に生き方をシフトし、スポーツや
体を動かすことがめっきり減りました。
歩くことだけは日常から心がけていますので、足腰が極端に
弱るということはありませんが、総合的な筋力は衰えていました。
疲れやすい、疲労が抜けない、重いものを持てない・・・・・。
加齢の影響もあるでしょうが、自分なりに気にはなっていました。

そんな時に知り合いの子どもさんが「世界一になりたい、いくつになっても
何かで世界一になりたい」そんなことを言いました。
頑張ってスポーツをしているのですが世界一には程遠いレベルで、
自分なりに工夫をして練習もしています。
笑って済ますのは簡単ですが目の高さをその子に合わせて考えた時に、
見えてくるのは持ち時間の長さです、学生時代、社会人時代、さらには
マスターズ大会と夢をかなえる機会はいっぱいあります。

それに引きかえ私は残るはマスターズくらいですが、それもこれまで
スポーツを続けてきた人間ならともかく陸上競技とは20代前半で
ご縁がなくなり、後は半分お遊びで野球をしていたくらいで、今から
100メートルや幅跳びで世界一を目指そうというのは夢というより
無謀、砂上の楼閣でしかありません。
ここで諦めると世界一の言葉に感化された甲斐がありませんので、
何かできないか考えました。
世界一は無理だとしても、何がしかのステージに上がることはできないか、
とは言え、体育会系の体作りからやり直さないといけません、15年の
ブランクに加えて衰えてきた体に無理やり鞭を当てても体を壊すのが
おちですので、目指そうとする方向よりも基礎体力をつけることを
当面の目標に掲げました。

問題はトレーニングの時間が取れるかということですが、世界一を
目指す子どもの手前、忙しくてトレーニングができないとは言えません。
週に2・3時間の時間は捻出しています。
これで夢につながるのかと不安もありますが、始めなければ始まりません、
蒔かぬ種も生えません、ようやく夢を作る入口に立ったという状況です。

前向きといえば聞こえがいいのですが、ある種自虐的な性格なのかも
知れません、負けん気が強いことは悪いことではないと思っていますが、
子どもの夢と張り合う、お爺さんと孫のような年齢ですが、自分で自分を
窮地に追い込み、それを楽しんでいます。

夢の種が芽を出すのはいつかわかりませんが、長い目で自分を見てやろう、
そしていつか、蒔いた種から出た夢を収穫します。
夢を収穫できるのは蒔いた人だけの特権です。

  
Posted by いとう茂 at 21:11Comments(0)