2016年10月31日

アクシデント?年のせい?

何年ぶりという言葉がありますが、50年ぶり、50年以上
だと思います。
庭の池にはまってしまいました。
飛び越えるには少し距離があるので、いつも池伝いに
石を踏んで渡っています、右足で最初の石を踏んで
左足で着地、今日もその手順で無事に渡れるはずでしたが、
右足の固定が甘かったのか、左足を出した瞬間に滑ってしまい
両足が宙に浮いた状態になり、そのままドボーン。

腰まで池に浸かってしまいました、金魚たちもさぞ驚いた
ことでしょうが、当の本人の方がもっと驚きました。
毎日こうして池を飛び越えていたので慣れというより
当たり前の行動でしたから。
落ちるときに腰骨を打ち、太ももと脛をすりむいてしまいました。
擦り傷はそれほどでもありませんが、腰骨の方が痛く、
階段を上るのに難儀しています。

市役所は地下から3階の控室まで63段の階段がありますが、
1階で毎朝清掃をしている女性の方から「伊藤さん、おはようございます」
とあいさつをされ、こちらもおはようございますと言ったのですが、
階段の上り方がおかしかったので、「どうしはりました」「今朝、池に
はまりまして、腰が痛いんです」そんな会話をしながら手すりをもって
上がりました。

これくらいで済んでよかったと気持ちを切り替えるか、何てドジなことを
と自分を責めるか・・・・・。
酔っぱらって帰っても足を踏みはずすことはありませんでした。
悲しい現実かも知れませんが・・・・年のせいでしょうか。

控室は本館の3階ですが、今日は監査で新館の6階まで上がらなくては
なりませんでした、下りはそれほど苦になりませんが登りはこたえました。
昨日は四国の札所でちゃんとお経も上げ、しっかり参ってきたのに、
誰かの身代わりで私が引き受けた、そう思えば少し落ち込みもマシです、
ただ・・・・腰の痛みは変わりませんが。
  
Posted by いとう茂 at 16:09Comments(1)

2016年10月30日

久しぶりの四国

昨日は予定がすっぽり空いて久しぶりに予定がない
一日でした、木曜日までは予定が入っていたのですが、
急にキャンセルになりました。
あと6寺で3巡目が結願しますし、4巡目に入っている徳島・香川の
お寺もありますが、ほかに大きな目的があり急きょ行ってきました。
もちろん日帰りでハードスケジュールは覚悟していました。

13時間で700キロの走行でした、昨年は1泊2日で1200キロでしたから
距離は短いものの今回の方がきつかったように思います。
それでも、スーパーやショッピングセンターをぶらついたり、買い物も
しましたし、休日を楽しんできました。
土曜日だというのに札所は案外すいていましたので、大きな声で
お経をあげてきました。

88番の大窪寺のご本尊は薬師如来です、手には薬の壺を持って
いますが、ここの薬師如来はほら貝を手に持ち、すべての病気を
吹き飛ばすと言われています。
75番の善通寺は善通寺派の総本山で5度目のお参りでした、
広い境内には人もまばらでゆっくり歩いて大師堂から本堂、そして
本堂から大師堂を移動しました。

70番の本山寺は3巡目のスタートをした札所ですが、今年は
五重塔の党の大改修ですっぽりシートがかけられて外からは
何も見えませんでした、次に来る機会があれば新しい五重塔が
見たいと思います。
88か所の中で五重塔があるお寺は31番竹林寺、70番本山寺、
75番善通寺の4寺だったと思います、違っていたらごめんなさい。
その4寺のうちの2寺に参れたことは嬉しいことでした。

お昼はセルフの讃岐うどん1,5玉、トッピングはちくわとキノコの
かき揚げ、夜はスーパーの2割引きのお寿司、安上がりの
食事でしたが気楽な気分で楽しく、おいしくいただきました。
もともと食事は漬物とみそ汁、それがあれば問題がない
人間ですので、それほどこだわりません。

次はいつ行けるのか予定が立ちませんが3巡目を締めくくる意味で
ゆっくり歩いて来ようと思っていますので、当分はお預けに
なりそうですが、これもご縁の問題だと思いますから、
お大師さんにいつ呼ばれてもいいように数珠や線香、
納札の準備などはしておきたいと思っています。
  
Posted by いとう茂 at 23:18Comments(0)

2016年10月29日

今週のことば⑤

坂村真民さんの言葉の続きをアップします。
詩や文章、文章でも固い論文から漫画のセリフまでありますが、
日本語は濁音 半濁音 拗音 促音 長音 撥音 清音の組み合わせで
成り立っているのでしょう。
濁音はばびぶべぼ、半濁音はぽぴぷぺぽ、拗音(ようおん)はゃゅょ
促音(そくおん)はっ、長音はー、撥音(はつおん)はん、清音は
あいうえおかきくけこですが、全部入れても100あるかどうかの数字です。

そんな音の組み合わせが人の心を和ませたり悲しませたり、時には
鬼にも仏にもします。
仏教詩人という呼び方をされる真民さんの詩にも気づき、目覚め、感動
そんなことを感じます。
皆さんの心に残る言葉があるかどうかわかりませんが、よき言葉との出会いが
よき人生にもつながる、そう信じています。

三学
いかに生きるかを学べ
いかに愛するかを学べ
以下に死するかを学べ

一度
人は一度 死なねばならぬ
日は一度 沈まねばならぬ
光は一度 闇にならねばならぬ
これが宇宙の教えだ このことがわかれば
大概のことはわかる

タンポポ堂三訓
おごるな
たかぶるな
みくだすな

時間をかけて
あせるな いそぐな ぐらぐらするな
馬鹿にされよと 笑われようと
じぶんの道を まっすぐゆこう
時間をかけて みがいてゆこう

くちなしの花
責めるな 責めるな
人を責めるのが
一番いかんと
朝夕 わたしに告げる
くちなしの花

三願
鳥のように 一途に 飛んでゆこう
水のように 素直に 流れてゆこう
雲のように 身軽に 生きてゆこう

温顔の人
酒がうまくなる温顔の人
この世が美しくなる温顔の人
生きるのが楽しくなる温顔の人
でもいよいよ少なくなっていく淋しさよ
  
Posted by いとう茂 at 15:53Comments(0)

2016年10月28日

最近、気になること

監査に就任してから5か月、毎月の一般会計、企業会計、
特別会計のほかに、各部局ごとの監査もあります。
常任委員会の所属は教育厚生常任委員会と予算の委員会、
監査や常任委員会で子どものことが出てくると、
貧困家庭で育つ子ども、障害のある子ども、更生を目指す
子ども、児童福祉施設で暮らす子どもたちのことが
気になります。
生活保護受給家庭を含めて市役所から給食費の学費支援を
受けている子どもは3200名余りいます。

小学生の数が19000名ほどですから、子どもの貧困率、
16,3%とほぼ一致します。
行政の支援だけでなく民間でもこうした生活困窮家庭の子どもの
支援をしている団体がありますし、学校に行かない子どもや
行けない子どもの支援団体もあります。
こうした団体は大津市だけでなくほとんどの市町村に
ありますが、その活動はあまり知られていません。

個人情報の絡みもありますので表面化しませんが、こうした
人たちは、私たちの周りにも大勢いますし、息の長い支援が必要に
なります。
共通の課題は就労と進学、引きこもりの子どもが徐々に適応力を
つけて社会に出て働き出しても人間関係に悩んで、ふたたび
引きこもることは珍しいことではありません。
児童福祉施設で暮らす子どもは、親と何らかの事情で生活できない
から、そこにいるのですが虐待を受けたり、受ける恐れがある
子どもだけでなく、受刑中に出産し生後1週間以内に施設に
引き取られる子どもも時々います。

親から虐待を受けるので親と暮らせない子どもと、親の顔を
見たいけれど見ることができない子どもが同じ屋根の下で
暮らしています、正反対の思いで暮らしている現実があることを
知った時には大きな衝撃を受けましたし、現実の残酷さも感じました。

共同作業所で働く障害者が就労移行の訓練や作業所で就労し、
清掃、農園づくり、企業からの委託で内職程度の軽作業に
従事しています、中には自分で通所できない人もおり、送迎サービスを
受けています、送迎は有料ですし昼食の費用も発生します。
月末に自分が働いた対価を受け取る、受け取るのは本人ですが
送迎や昼食の費用は親が支払うことが多く、一見、手取りがあるので
収入があると思いがちですが差し引きすればわずかなお金か、
みだしがあるのが現実です。
それでも子どもが作業所に行っている間は親が自由に動けますし、
働いて生活の糧を稼ぐこともできます。
ただ、ひとり親家庭なら収入面での心配がある親もいるでしょうし、
子どもが大きくなり自分が老いていく、そのことで子どもの面倒を
誰が見るのかという不安はほとんどの家庭が抱える課題です。

そんなこんなを考え、何とかならないかと道を探っているのが
現状です。
  
Posted by いとう茂 at 12:18Comments(0)

2016年10月27日

髭剃り

毎朝の日課に洗顔、歯磨き、髭剃りがあります。
寒い朝の冷たい水道水、これはそれほど苦になりませんが、
髭剃りは面倒くさい、長年、電気シェーバーでしたが、
数年前からカミソリに変えました。
単に、電気カミソリが年末に故障してしまい、買いに行く時間が
なかったので、T字型のカミソリにしただけですが、予想に反して
よく剃れたので以来ずっとカミソリ派できました。

シェービングフォームをジェルに変えたりはしましたが、毎朝
剃り残しがないか指で触りながら髭を剃っています。
顔そのものはどうにもなりませんが、きれいに髭が剃れると
一日が気分良く過ごせることもあります。

毎日の髭剃りをしていて気になるのが替え刃をいつ交換するか、
そんな大きな問題ではないのでしょうが、貧乏性なのか、
自分の髭ですからカミソリの切れ味が悪くなれば交換すれば
いいのですが、何となくもったいない。
昨年の暮れに替え刃の12本パックを買って、どれくらい持つのか
試しています、現在は10本目を使っていますから、およそ1か月に
1本ペースで交換しています。

シェーバーの土台は2本ありますから、交互に使って剃り味を
確認して交換していますが、逆剃りをして引っかかるように
なると、剃ったあとがひりひりしたりしますので、それまでには
交換です。
1日の始まりの儀式、オーバーかもしれませんが、鏡に映る
自分の顔を眺めるのはこの時だけかもしれません。
口を尖らせたり顔を横向けたり、しげしげと自分の顔を
見ているわけではありませんが、それなりに顔のツヤが悪い、
髪の毛が逆立っている、目が疲れている・・・・・。
クスミやシワに関しては経年劣化で手遅れの感がありますが、
体調を測るバロメーターの時間でもあります。

この先何度髭を剃るのか見当がつきませんが、周囲の評価は
ともかく、自分だけは髭がキレイに剃れてツルツルさっぱり、
自分で思うように髭剃りができた喜びを感じ続けたいと願います。
  
Posted by いとう茂 at 14:54Comments(0)