2023年07月31日
最悪
29日は富士見学区の夏まつりで、和太鼓演奏を行いました。
猛暑日のなか保育園、幼稚園の園児のダンスから始まり、
膳所高校のチアリーダーのダンスまで終わり、いよいよ出番でした。
演奏前には夏まつりの実行委員会のメンバーから「楽しみにしています」と
言葉をかけてもらいました。
持ち時間は20分で3曲の演奏です。
屋外での演奏は音が逃げますので、室内よりも演奏がしにくいのですが・・・
最悪でした。
和太鼓のリーダーは小さいながら絞め太鼓のリズムが基本で、
これがずれると他の太鼓は演奏ができません。
オーケストラの演奏で指揮者が適当にタクトを振るようなものです。
演奏はまさに曲のリズムを無視してタクトを振るものでした。
「合わない」「合わない」メンバーが顔を見合わせて、
絞め太鼓の方を見るのですが・・・ゴーイングマイウエイ。
いくら屋外と言ってもひどすぎるやろ・・・。
演奏が終わると観客から拍手をもらいましたが、
情けないやら恥ずかしいやらでうつ向いたまま。
何のために練習してきたんや・・・。
30年余り和太鼓をやって来ましたが、文句なしにワースト1の演奏でした。
絞め太鼓、長胴太鼓、平胴太鼓、大太鼓、
どのポジションでもこなせるメンバーは私ともう一人しかいません。
どちらかが絞め太鼓に回ると・・・他の太鼓に穴が開く。
有志の反省会では「手に豆ができるほど叩きこんでいないから」
「悔しいという思いがないのでは」「合宿でもやろうか」
「もっと練習をしても・・・上手くなるかなぁ」と様々な意見が出ました。
ないものを数えず、あるものを数えて生きていく、
それは分かるのですが・・・・吹き出す汗は苦いものでした。
猛暑日のなか保育園、幼稚園の園児のダンスから始まり、
膳所高校のチアリーダーのダンスまで終わり、いよいよ出番でした。
演奏前には夏まつりの実行委員会のメンバーから「楽しみにしています」と
言葉をかけてもらいました。
持ち時間は20分で3曲の演奏です。
屋外での演奏は音が逃げますので、室内よりも演奏がしにくいのですが・・・
最悪でした。
和太鼓のリーダーは小さいながら絞め太鼓のリズムが基本で、
これがずれると他の太鼓は演奏ができません。
オーケストラの演奏で指揮者が適当にタクトを振るようなものです。
演奏はまさに曲のリズムを無視してタクトを振るものでした。
「合わない」「合わない」メンバーが顔を見合わせて、
絞め太鼓の方を見るのですが・・・ゴーイングマイウエイ。
いくら屋外と言ってもひどすぎるやろ・・・。
演奏が終わると観客から拍手をもらいましたが、
情けないやら恥ずかしいやらでうつ向いたまま。
何のために練習してきたんや・・・。
30年余り和太鼓をやって来ましたが、文句なしにワースト1の演奏でした。
絞め太鼓、長胴太鼓、平胴太鼓、大太鼓、
どのポジションでもこなせるメンバーは私ともう一人しかいません。
どちらかが絞め太鼓に回ると・・・他の太鼓に穴が開く。
有志の反省会では「手に豆ができるほど叩きこんでいないから」
「悔しいという思いがないのでは」「合宿でもやろうか」
「もっと練習をしても・・・上手くなるかなぁ」と様々な意見が出ました。
ないものを数えず、あるものを数えて生きていく、
それは分かるのですが・・・・吹き出す汗は苦いものでした。
Posted by いとう茂 at
15:34
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2023年07月30日
心が痛い
2018年の6月にフリールームえこーを発足してから丸5年が経ちました。
発足当時に、えこーは10年、時代の先を行く活動だとスタッフに
話をしたことがありますが、6年目に入ってもまだまだ後続の影は見えません。
このままだと本当に10年先を行く活動をしている団体になりそうです。
これは自慢することではなく憂慮することだと心を痛めています。
各市町には子ども若者相談窓口がありますが、
大津市では市の社協に業務を委託していますし、
他の市では障害福祉課が窓口のところもあり、
えこーの相談者が窓口で「どうしたらいいでしょう」と相談に行ったら
「どうしましょう」と言う笑えない返事があった市もあります。
こんな知識と情報がない市の窓口にも、
当事者やその家族はすがる思いで相談に行きます。
そこで、的確なアドバイスを貰えなかったら・・・・、
二度と行政の窓口には行かないと思います。
それでなくても行政の敷居は高いと、えこーの相談者たちは口をそろえて言います。
行政の支援機関につなぐ民間のボランティアが中に入ることで、
敷居も低くなりますが、ひきこもり当事者のほとんどが、
発達障害や精神疾患を抱えている現状を考えると、
予備知識の少ない子ども若者相談窓口ではなく、
保健所や精神福祉保健センターの門を叩く方が効果があると考えますが、
ひきこもりの当事者や家族にはその情報もなく、
ひっそり息をひそめて生活している実態が多いと思います。
身内にひきこもりがいる、そこからスタートして何か力になれないか、
困っている当事者とその家族を見ていられない、
そんなところからボランティアを始める人がいないか、お節介からでいいのです。
話を聞いてもらうだけで気持ちが楽になる人が大勢います。
どうぞ、えこーの後ろ姿を追ってくる人が出てきますように・・・。
発足当時に、えこーは10年、時代の先を行く活動だとスタッフに
話をしたことがありますが、6年目に入ってもまだまだ後続の影は見えません。
このままだと本当に10年先を行く活動をしている団体になりそうです。
これは自慢することではなく憂慮することだと心を痛めています。
各市町には子ども若者相談窓口がありますが、
大津市では市の社協に業務を委託していますし、
他の市では障害福祉課が窓口のところもあり、
えこーの相談者が窓口で「どうしたらいいでしょう」と相談に行ったら
「どうしましょう」と言う笑えない返事があった市もあります。
こんな知識と情報がない市の窓口にも、
当事者やその家族はすがる思いで相談に行きます。
そこで、的確なアドバイスを貰えなかったら・・・・、
二度と行政の窓口には行かないと思います。
それでなくても行政の敷居は高いと、えこーの相談者たちは口をそろえて言います。
行政の支援機関につなぐ民間のボランティアが中に入ることで、
敷居も低くなりますが、ひきこもり当事者のほとんどが、
発達障害や精神疾患を抱えている現状を考えると、
予備知識の少ない子ども若者相談窓口ではなく、
保健所や精神福祉保健センターの門を叩く方が効果があると考えますが、
ひきこもりの当事者や家族にはその情報もなく、
ひっそり息をひそめて生活している実態が多いと思います。
身内にひきこもりがいる、そこからスタートして何か力になれないか、
困っている当事者とその家族を見ていられない、
そんなところからボランティアを始める人がいないか、お節介からでいいのです。
話を聞いてもらうだけで気持ちが楽になる人が大勢います。
どうぞ、えこーの後ろ姿を追ってくる人が出てきますように・・・。
Posted by いとう茂 at
15:35
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2023年07月29日
嬉しい言葉
えこーのスタッフに大津市のある支援機関から電話がありました。
相談者にこの支援機関を紹介したところ、
早速、出かけてくれてつながることができました。
それまでにえこーからも連絡を入れていましたので、
支援機関の方も準備ができていたようで、好意的に迎えてくれたようです。
詳しい内容は次の面談で聞けると思いますが、
相談者の安心した顔が目に浮かびます。
支援機関はできる限りのことはします、今後も情報の共有をお願いします、
という嬉しい言葉もいただきました。
分厚く高い壁が少し薄く低くなったようです。
夫婦で面談に来ますが、奥さんの方がかなり疲れていましたので、
この支援機関とつながることで元気になってくれれば幸いです。
組織や機関と言うと無機質の冷たい感じがしますが、
構成しているのは人です。
人と人がつながることで温もりが生まれて、冷えた心が温まっていく、
それが元気を回復する一つの道です。
この相談者にはえこーと支援機関の二つの居場所ができました。
夫婦の目だけでは見えない何かも見えてくるかもしれません。
そのことが当事者に好影響を及ぼすかもしれませんし、
さらに新しい支援機関とつながることも出来るかも知れません。
支援機関は多いほどいいと考えています、
支援機関を交えてのケース会議でも多角的な見方をしているので、
様々な意見が出ます。
多くの支援機関が同じ方向に違う角度からアプローチができます、
一つしか知らないよりは複数を知っている方が、的に当たる確率も上がると思います。
少し先になりますが、えこーもお礼に伺います。
相談者だけでなく、えこーもご縁を頂いた電話でした。
相談者にこの支援機関を紹介したところ、
早速、出かけてくれてつながることができました。
それまでにえこーからも連絡を入れていましたので、
支援機関の方も準備ができていたようで、好意的に迎えてくれたようです。
詳しい内容は次の面談で聞けると思いますが、
相談者の安心した顔が目に浮かびます。
支援機関はできる限りのことはします、今後も情報の共有をお願いします、
という嬉しい言葉もいただきました。
分厚く高い壁が少し薄く低くなったようです。
夫婦で面談に来ますが、奥さんの方がかなり疲れていましたので、
この支援機関とつながることで元気になってくれれば幸いです。
組織や機関と言うと無機質の冷たい感じがしますが、
構成しているのは人です。
人と人がつながることで温もりが生まれて、冷えた心が温まっていく、
それが元気を回復する一つの道です。
この相談者にはえこーと支援機関の二つの居場所ができました。
夫婦の目だけでは見えない何かも見えてくるかもしれません。
そのことが当事者に好影響を及ぼすかもしれませんし、
さらに新しい支援機関とつながることも出来るかも知れません。
支援機関は多いほどいいと考えています、
支援機関を交えてのケース会議でも多角的な見方をしているので、
様々な意見が出ます。
多くの支援機関が同じ方向に違う角度からアプローチができます、
一つしか知らないよりは複数を知っている方が、的に当たる確率も上がると思います。
少し先になりますが、えこーもお礼に伺います。
相談者だけでなく、えこーもご縁を頂いた電話でした。
Posted by いとう茂 at
23:40
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2023年07月27日
なんとかそろいました
えこーの広報紙ハートレター第11号の原稿が、なんとかそろいました。
先週から面談日のほかに時間をとって原稿づくりに励んできました。
今回は8面の広報紙ですので、原稿もたくさん用意しました。
そんな中で、頭が下がる思いをしています。
賛助会員の名前を確認していて、
あの人も、この人も賛助会費を納入してくれている~。
えこーの活動も任意団体から数えると6年目に入っています。
えこーの活動に力を注げば注ぐほど、
これまで交流があった周りの人たちとは疎遠になり、
不義理を重ねる結果になっています。
それでも、新しい年度が始まると、律儀に賛助会費を納入していただける。
この会費があるから、活動が継続できています。
生きづらさを抱えた人たちに、活動費のことを気にせずに向き合えるということは、
本当に心強いものがあります。
啓発の意味が強い広報紙ですが、
いただいた会費を有効に使わせてもらってますよ、そんな報告の意味もあります。
これから広報紙の編集が始まります、
賛助会員をはじめ市民の目に触れるのは9月になりますが、
じっくりお読みいただければと願います。
先週から面談日のほかに時間をとって原稿づくりに励んできました。
今回は8面の広報紙ですので、原稿もたくさん用意しました。
そんな中で、頭が下がる思いをしています。
賛助会員の名前を確認していて、
あの人も、この人も賛助会費を納入してくれている~。
えこーの活動も任意団体から数えると6年目に入っています。
えこーの活動に力を注げば注ぐほど、
これまで交流があった周りの人たちとは疎遠になり、
不義理を重ねる結果になっています。
それでも、新しい年度が始まると、律儀に賛助会費を納入していただける。
この会費があるから、活動が継続できています。
生きづらさを抱えた人たちに、活動費のことを気にせずに向き合えるということは、
本当に心強いものがあります。
啓発の意味が強い広報紙ですが、
いただいた会費を有効に使わせてもらってますよ、そんな報告の意味もあります。
これから広報紙の編集が始まります、
賛助会員をはじめ市民の目に触れるのは9月になりますが、
じっくりお読みいただければと願います。
Posted by いとう茂 at
21:50
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2023年07月26日
この暑い中を自転車で
先日、元警備員さんが寄ってくれました。
有給休暇をとって雑用を済ませた帰りだと言っていました。
暑い中を自転車で回っていたようで、
暑い時に汗をかくと体がすっきりする、と言っていました。
私なんか暑い時に汗をかくとぐったりですが、元気な前期高齢者です。
今の職場は汗をかくことが多いらしく、水を得た魚のように生き生きしていました。
「前の職場は警備室に缶詰めだったから、息がつまることが多かったんです」
「動きがないと退屈ですし、仕事に対するモチベーションも下がりますね、
それでもきっちり仕事をしてきたんだからすごいと思いますよ」
「そこはね、お金をもらってるのだから手を抜いたりはしませんでした、
これは自分を褒めてやりたいです」
「自分だけでなく、周りも褒めてくれていますよ」
「あー、思い出しました。
もう6・7年前ですが土日の休みを変更して水土の休みにして欲しいって、
派遣元に話をしたことがあるんです」
「何かしたいことがあったのですか」
「ええ、お寺巡りがしたかったんです。
嫁の休みが水土でそれに合わせたかったんです。
でも会社は人がいないから休みの変更はできないと断りました。
息がつまることが多い時期だったんで警備の仕事をやめようと思い
退職届を出したんです」
「でも辞めてなかったですね」
「会社の方は粛々と受理でしたが、警備先の会社に報告すると、
それは困ると警備会社に圧力をかけたみたいです」
「それでどうなったのですか」
「それまで人がいないと言っていたのに、
急に態度が変わって水土を休みにすれば辞めずにいてくれるか・・・ですよ。
つまり代わりの人間はいたということです、
散々嫌味を言って仕方がない残ってやるって言ってやりましたよ。」
「つまり、派遣元の警備会社よりも派遣先の会社の方が、
〇〇さんの仕事ぶりを評価していてくれたんですね、
〇〇さんに辞められたら大変だと感じたんですね」
「そういうことになりますね、褒めるから懐かしい話を思い出しましたわ、
今日も寄らしてもらってよかったです、ありがとうございました。」
愛される・褒められる・人から必要とされる・人の役に立っている・人間の究極の幸せだと、
日本理化学工業の故大山会長から聞いた話を思い出しました。
有給休暇をとって雑用を済ませた帰りだと言っていました。
暑い中を自転車で回っていたようで、
暑い時に汗をかくと体がすっきりする、と言っていました。
私なんか暑い時に汗をかくとぐったりですが、元気な前期高齢者です。
今の職場は汗をかくことが多いらしく、水を得た魚のように生き生きしていました。
「前の職場は警備室に缶詰めだったから、息がつまることが多かったんです」
「動きがないと退屈ですし、仕事に対するモチベーションも下がりますね、
それでもきっちり仕事をしてきたんだからすごいと思いますよ」
「そこはね、お金をもらってるのだから手を抜いたりはしませんでした、
これは自分を褒めてやりたいです」
「自分だけでなく、周りも褒めてくれていますよ」
「あー、思い出しました。
もう6・7年前ですが土日の休みを変更して水土の休みにして欲しいって、
派遣元に話をしたことがあるんです」
「何かしたいことがあったのですか」
「ええ、お寺巡りがしたかったんです。
嫁の休みが水土でそれに合わせたかったんです。
でも会社は人がいないから休みの変更はできないと断りました。
息がつまることが多い時期だったんで警備の仕事をやめようと思い
退職届を出したんです」
「でも辞めてなかったですね」
「会社の方は粛々と受理でしたが、警備先の会社に報告すると、
それは困ると警備会社に圧力をかけたみたいです」
「それでどうなったのですか」
「それまで人がいないと言っていたのに、
急に態度が変わって水土を休みにすれば辞めずにいてくれるか・・・ですよ。
つまり代わりの人間はいたということです、
散々嫌味を言って仕方がない残ってやるって言ってやりましたよ。」
「つまり、派遣元の警備会社よりも派遣先の会社の方が、
〇〇さんの仕事ぶりを評価していてくれたんですね、
〇〇さんに辞められたら大変だと感じたんですね」
「そういうことになりますね、褒めるから懐かしい話を思い出しましたわ、
今日も寄らしてもらってよかったです、ありがとうございました。」
愛される・褒められる・人から必要とされる・人の役に立っている・人間の究極の幸せだと、
日本理化学工業の故大山会長から聞いた話を思い出しました。
Posted by いとう茂 at
13:13
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