2022年12月31日

いよいよ今年最後の日になりました


令和4年が行きます、1日後の1月1日も今日とほとんど変わらない日かも知れませんが、
けじめと言うかリセットの日にして、
新しい気持ちに切り替えてスタートする人がほとんどだと思います。
年々、年の暮れという実感は薄れてスーパーで売り場の鏡餅や花屋の店先で
葉ボタンを見て、改めて押し迫ったことを感じます。
悪いことを今年に置きざりにして新年を迎えられたら、
気分の晴れる人もいるのではないでしょうか。
バブルからバブル崩壊、リーマンショックの時ほどではないかも知れませんが、
12月31日に手形を落とせずに夜逃げや自殺をする人も出てきそうに思います。
銀行は大晦日が休みですから、手形が落ちなくても新年を家で迎えられるかもしれません。
それでも4日には銀行が営業を始めます、
3日間でお金を集める算段が付く人はいいのですが、そうした人は少ないのが現実です。
身を粉にして働いても収入は増えず、格差社会の底辺であえいでいる人もいます。
今は体を使って稼ぐのではなく頭とネットで稼ぐ時代、
それができる人もある意味幸せなのでしょう、
貧乏人のひがみかもしれませんが、「冬のキリギリスになりませんように」と期待を込めて・・・。
知り合いに正月は時給がいいから仕事に行くという人や、
休みたくても大学の受験生を抱えて試験料や
入学金のこと考えると休んでられないという人もいます。
年の暮れの暗いニュースを他人事としてとらえて、
新年の朝に雑煮を頂いて年賀状にゆっくり目を通して、
友人、知人の近況を想像できることは、とても幸せなことだと思います。
当たり前のことが当たり前にできる、幸せのスタートラインはそのあたりにあるように思います。
今年の1字は「戦」でした、来年は「楽」とか「笑」になることを心から祈ります。
  
Posted by いとう茂 at 18:10Comments(0)

2022年12月30日

ムコ・マゴカエル

28日に娘婿と孫が帰ってきました。
高齢者世帯が賑やかになりました。
ここなら宿題をしろとか、ゲームはほどほどに、
そんなことを言われる心配はありません。
ほとんど外敵のいない家で越年です。
見たい番組がないのかテレビはほとんど見ずに「膳所公園に行って来る」と
歩いて5分ほどの公園に2・3時間行ったり下の娘の家に行ったりと
孫は自由な時間を満喫しています。
娘婿は知り合いの家で大工仕事です、
手先が器用で会社勤めをしながら休日には、
趣味で家具を作って販売して小遣い稼ぎをしているようです。
知り合いの家の戸や廊下が傷んでいて、その修理を頼まれていました。
帰ってくると、その足で知り合いの家に行って傷んでいる箇所の寸法を測って、
ホームセンターに材料を買いに行ってトントン、カンカンしていたようです。
お礼程度の手間賃は頂いていたようで、これも婿の小遣いになります。
本職に頼むともっと高くつきますし、
簡単な修理のようで出来栄えも本職と大差がなく、知り合いも喜んでいたようです。
我が家が賑やかになるのは、三度の食事の時間です。
ジジとババだけなら盛り付けられた食事だけで、ごちそうさまでしたですが、
孫がいるとそうはいきません。
「ばぁば、唐揚げが食べたい」「私も」とリクエストが飛んできます。
年末年始の冷蔵庫の掃除にもなります。
普段は腰の重い誰かも、この時ばかりは軽い足取りで台所に立っています。
これが年が明けて、帰る日になると・・・
食欲もなくなり父親にもう一日コールが始まります。
年玉だけが目当てで貰うものを貰えば帰りたいというのではないので、
気を遣わずに自由にいられるジジババの家が居心地のいい場所の証明になります。
私も中学校くらいまでは母親の実家に帰ることが楽しかった記憶があります。
小学校の時には牛もいましたし、
雪の上でエサを探す雀を捕まえに連れてもらったり、
鶏をさばくのを付きっきりで見ていたりと、多くの思い出が残っています。
孫たちはどんな思い出を残してくれるのか、大人になった時に聞いてみたい気持ちです。
  
Posted by いとう茂 at 13:05Comments(0)

2022年12月29日

もうすぐブログが4000になります

2011年の9月から始めたブログが、1月に4000になります。
ほぼ毎日更新で11年とちょっと、計算すればすぐに答えが出てきますが、
アップする方よりもどうでもいい話が多いブログを飽きもせずに
読んでいただいていることに・・・感謝しかありません。
読書の時間が極端に減ったせいか、アップしたブログを読み返しても、
地の底を這いずり回っているような文章が多く見受けられます。
本来が格調高い人間ではないので無理もないのですが、
もう少しましな文章が書けないのかと考えることがあります。
ただ、これだけ自分の身の回りのことや、自分自身のことをアップしていますので、
読み返して拙い文章だと感じても、それが自分
なのだと認めざるを得ないと思っています。
その時々に感じたことや出来事を書いてきましたが、
すんでいった11年は早く感じます。
この先11年と言われたら傘寿です。
滋賀県の男性が日本で一番長生きという調査結果ですので、
元気であっても続けられるか自信はありません。
一日一日の積み重ねがどこまで続くか、その方法しかないように思います。
若い頃は作家に憧れて、分不相応のモンブランの万年筆と
著名な作家が愛用していた原稿用紙も揃えましたが、
自分のこと以外の内容で書き出すと、4万字の壁に当たって挫折しました。
原稿用紙100枚ほどで、
最初の頃に登場した人物の名前やキャラクターが出てこなくなりました。
その度に一から読み返し・・・です。
これでは小説が進みませんので、作家は断念です。
それでも、手元に残ったモンブランの万年筆は重宝しました。
書きやすいのと持ちやすい・・・字は上手くなりませんが。
太い149を長い間使用していましたが、
下の娘が結婚した時に思い切って一回り細い146を購入しました。
ペン先はどちらも太字ですので、字の太さは同じですが
長時間書き続ける時は細い146の負担が少なく、こちらに軍配が上がります。
横にそれてしまいました、4000は通過点ですし4001,4002と
積み重ねていけたらと願っています。
悪い頭でも使わないと認知症になりますから・・・。
  
Posted by いとう茂 at 12:53Comments(0)

2022年12月28日

今年最後の家族会「えこちゃんステーション」が終わりました

通算で32回目の「ひきこもり・不登校家族の会」が12月25日に終わりました。
年内はこれが最後で次回は1月に開催します。
今回は12名が参加して、毎年恒例の「太鼓を楽しむ」プログラムが始まりました。
長い人で3年目の和太鼓になりますし、今年から始めた人もいます。
和気あいあい、その言葉が当てはまるプログラムで、
面談では笑わない相談者の笑い声も聞くことができ、
参加者の新たな一面を見ることができました。
これまでは3月まで4回シリーズのプログラムでしたが、
来年の3月は統一地方選挙があり、期日前の投票場所になっているので、
2月までのプログラムになります。
簡単なリズムを叩く練習ですが途中で「どこを叩いているのか迷子になったわ」
の声も多く、その度に爆笑でした。
太鼓を叩くという非日常体験で、ストレス発散になったと思います。
太鼓の次は意見交換会、いつもなら近況報告があるのですが、
4時間の中で近況報告を入れると時間不足になりますので、
近況報告はえこーの面談でしてもらいます。
意見交換会では12月4日に開催された大津市のひきこもり講座の感想から話してもらいました。
就労はできていませんが、ひきこもりから脱した人の話を聞いて「まぶしかった」
「そんな簡単に抜けられるの、うちはまだまだやわぁ」といった声が多く、
そっくりそのまま参考にはならなかったようです。
ひきこもりも不登校も1件ずつ状態も対応も違います、
自分の家庭に当てはまる部分が少なくても止むを得ないと考えています。
えこーの相談者にはあまり参考にならなくても、
他のひきこもりの家庭にとっては大きなヒントになったかもしれません。
講演会の感想の後は、参加者が気になっていることや困っていることを出して、
他の参加者の意見を聞いてこれからの対応の参考にする時間でした。
・世帯分離をして生活保護の申請をしたいのだが、どこに行けばいいか分からない。
・親が死んだ後、子どもが一人で生きていけるとは考えられないので、
どこの支援機関とつながるのがいいのか。
・知的な問題は無いが、親の残した財産を本人が管理できるとは考えられない、
誰か代わって管理をしてくれるか。
この3つはよく出る質問で、大津市の場合なら答えられますが、
他市の場合はえこーで分からないことがあり、
市の障害福祉課か社協とつながるように助言しています。
当事者が抱えている生きづらさが同じものでも、目に見えてくる現象も程度も違います。
これは、病院や専門機関での診断でつけられた生きづらさです、
生身の人間ですから違って当然だと考えますし、寄り添うとは同じ方法ではなく、
一人ひとりの状態を見極めて、その人だけの寄り添い方を見つけることだと思っています。
来年には家族会も4年目に入ります、大津市でも滋賀県でも後続の家族会の影も見えません。
手探りですが、家族が元気になり、それを見て当事者も元気になる、
そんな家族会になるように、えこーも努めたいと考えています。
  
Posted by いとう茂 at 22:24Comments(0)

2022年12月27日

もしもし、聞こえてますかぁ

えこーの広報紙を配布する日が26日と28日だけになりましたので、
26日は朝から車を走らせていました。
1時に福祉部の子ども未来局と約束がしてありましたので、
それまでに少しでも配りたいと、
まず離れている瀬田支所とすこやか相談所に行き配布してきました。
次に向かったのは・・・・前回の配布の際に施設の長に「えこー、何それ?」
と言われた公共施設で、今でもその時の言葉を思い出します。
急いでいるのですが足取り重く・・・施設に入り「すみません、
一般社団法人えこーですが、新しい広報紙ができましたのでお持ちしました」
奥に座っているのは前回の「何それ」さんでした。
その人が手で左を差して「そちらに行って」。
ドアを開けて入っていくと女性が一人、「一般社団法人のえこーです、
いつもお世話になります。新しい広報紙ができましたのでお持ちしました」
「いつもお世話になります」とちゃんと返事をしてくれました。
・・・・ここまではよかったのですが・・・・・。
すぐに男性が現れました、こちらの話すことは決まっていますしお願いだけです。
しげしげと広報紙と家族の会のチラシを眺めています。
「福祉部の子ども未来局から、
えこーが広報紙を持って行くので配布してほしいというメールが来ていると思います」
・・・・まるで聞こえていない・・・。
「配布物は自治協働課の許可がいるんです」
「はい、子ども未来局経由で協働課の許可をもらっています」
「子ども・・・局?」
「新しくできた大津市の部署です、知りませんか?」
このあたりでイライラでした。
「メール、いつ来てるのかな?」
「12月10日くらいだと思います」
広報紙とチラシを持って別室へ、そこにいる女性に何やら話しかけていました、
しばらくすると戻ってきて「預かります」・・・。
水戸黄門の印籠があればすぐにすむ話ですが・・・・。
別に着古したよれよれの服を着ているわけでもなし、
言葉遣いもなるべく丁寧を心がけているのに・・・。
この学区で講演の依頼があっても断ろう・・・かな、
と思うような2回続きのアクシデントでした。
  
Posted by いとう茂 at 15:43Comments(0)