2016年10月28日
最近、気になること
監査に就任してから5か月、毎月の一般会計、企業会計、
特別会計のほかに、各部局ごとの監査もあります。
常任委員会の所属は教育厚生常任委員会と予算の委員会、
監査や常任委員会で子どものことが出てくると、
貧困家庭で育つ子ども、障害のある子ども、更生を目指す
子ども、児童福祉施設で暮らす子どもたちのことが
気になります。
生活保護受給家庭を含めて市役所から給食費の学費支援を
受けている子どもは3200名余りいます。
小学生の数が19000名ほどですから、子どもの貧困率、
16,3%とほぼ一致します。
行政の支援だけでなく民間でもこうした生活困窮家庭の子どもの
支援をしている団体がありますし、学校に行かない子どもや
行けない子どもの支援団体もあります。
こうした団体は大津市だけでなくほとんどの市町村に
ありますが、その活動はあまり知られていません。
個人情報の絡みもありますので表面化しませんが、こうした
人たちは、私たちの周りにも大勢いますし、息の長い支援が必要に
なります。
共通の課題は就労と進学、引きこもりの子どもが徐々に適応力を
つけて社会に出て働き出しても人間関係に悩んで、ふたたび
引きこもることは珍しいことではありません。
児童福祉施設で暮らす子どもは、親と何らかの事情で生活できない
から、そこにいるのですが虐待を受けたり、受ける恐れがある
子どもだけでなく、受刑中に出産し生後1週間以内に施設に
引き取られる子どもも時々います。
親から虐待を受けるので親と暮らせない子どもと、親の顔を
見たいけれど見ることができない子どもが同じ屋根の下で
暮らしています、正反対の思いで暮らしている現実があることを
知った時には大きな衝撃を受けましたし、現実の残酷さも感じました。
共同作業所で働く障害者が就労移行の訓練や作業所で就労し、
清掃、農園づくり、企業からの委託で内職程度の軽作業に
従事しています、中には自分で通所できない人もおり、送迎サービスを
受けています、送迎は有料ですし昼食の費用も発生します。
月末に自分が働いた対価を受け取る、受け取るのは本人ですが
送迎や昼食の費用は親が支払うことが多く、一見、手取りがあるので
収入があると思いがちですが差し引きすればわずかなお金か、
みだしがあるのが現実です。
それでも子どもが作業所に行っている間は親が自由に動けますし、
働いて生活の糧を稼ぐこともできます。
ただ、ひとり親家庭なら収入面での心配がある親もいるでしょうし、
子どもが大きくなり自分が老いていく、そのことで子どもの面倒を
誰が見るのかという不安はほとんどの家庭が抱える課題です。
そんなこんなを考え、何とかならないかと道を探っているのが
現状です。
特別会計のほかに、各部局ごとの監査もあります。
常任委員会の所属は教育厚生常任委員会と予算の委員会、
監査や常任委員会で子どものことが出てくると、
貧困家庭で育つ子ども、障害のある子ども、更生を目指す
子ども、児童福祉施設で暮らす子どもたちのことが
気になります。
生活保護受給家庭を含めて市役所から給食費の学費支援を
受けている子どもは3200名余りいます。
小学生の数が19000名ほどですから、子どもの貧困率、
16,3%とほぼ一致します。
行政の支援だけでなく民間でもこうした生活困窮家庭の子どもの
支援をしている団体がありますし、学校に行かない子どもや
行けない子どもの支援団体もあります。
こうした団体は大津市だけでなくほとんどの市町村に
ありますが、その活動はあまり知られていません。
個人情報の絡みもありますので表面化しませんが、こうした
人たちは、私たちの周りにも大勢いますし、息の長い支援が必要に
なります。
共通の課題は就労と進学、引きこもりの子どもが徐々に適応力を
つけて社会に出て働き出しても人間関係に悩んで、ふたたび
引きこもることは珍しいことではありません。
児童福祉施設で暮らす子どもは、親と何らかの事情で生活できない
から、そこにいるのですが虐待を受けたり、受ける恐れがある
子どもだけでなく、受刑中に出産し生後1週間以内に施設に
引き取られる子どもも時々います。
親から虐待を受けるので親と暮らせない子どもと、親の顔を
見たいけれど見ることができない子どもが同じ屋根の下で
暮らしています、正反対の思いで暮らしている現実があることを
知った時には大きな衝撃を受けましたし、現実の残酷さも感じました。
共同作業所で働く障害者が就労移行の訓練や作業所で就労し、
清掃、農園づくり、企業からの委託で内職程度の軽作業に
従事しています、中には自分で通所できない人もおり、送迎サービスを
受けています、送迎は有料ですし昼食の費用も発生します。
月末に自分が働いた対価を受け取る、受け取るのは本人ですが
送迎や昼食の費用は親が支払うことが多く、一見、手取りがあるので
収入があると思いがちですが差し引きすればわずかなお金か、
みだしがあるのが現実です。
それでも子どもが作業所に行っている間は親が自由に動けますし、
働いて生活の糧を稼ぐこともできます。
ただ、ひとり親家庭なら収入面での心配がある親もいるでしょうし、
子どもが大きくなり自分が老いていく、そのことで子どもの面倒を
誰が見るのかという不安はほとんどの家庭が抱える課題です。
そんなこんなを考え、何とかならないかと道を探っているのが
現状です。
Posted by いとう茂 at 12:18│Comments(0)