2014年05月12日
私の土佐日記
男もすなる日記といふものを、女もしてみむとてするなり。
紀貫之の土佐日記の冒頭です、現代語訳は、
「男も書くという日記というものを女である自分も書いてみようと思って書くのである。」
となりますが、私の場合は「女も書くというブログを男である
私も書いてみようと思って書いてみるのである」と、なるのでしょう。
午後1時土佐の高知駅に着いた。
いいお天気なので缶ビール片手に歩いて行きたい気分だが、
ここは忍の一字で、バスにも乗らず白装束を身にまとい
桂浜方面に向かって、てくてく歩きだす。
交差点でまごまごしているとおばあさんがそこ渡って左、雪蹊寺さんじゃろ。
はちきんOBは元気なものだ、たっすいがはいかんぜよと、言っているようだ。
たっすいがとは土佐の方言で弱いということらしい。
バス停の横の自販機でお茶を買おうと思ったらバスがやってきた、
行先を見ると長浜と書いてある、長浜出張所からなら雪蹊寺まで
歩いて5分とかからない、急いで飛び乗り揺られること15分、
バスを降りて5分もしないうちに33番札所の雪蹊寺の石柱が見えた。
お参りの前にベンチに座って休憩、息を整え手を洗いローソク、線香、
納め札、お賽銭、鰐口を1回、自分では般若心経のつもりだが
人が聞いたらどう思うのだろうなどと考えながら・・・・・・。
ゆっくりお参りを済ませて、また休憩、このボーとする時間が貴重なのだ。
今日の日程はゆっくりしている、後は7キロ先の種間寺までで
おしまいだ、ゆっくり歩きだし1時間30分ほどで種間寺の手前まで来ると
シャクヤクがあたり一面に栽培され美しい花を咲かせている、
しばし立ち止まり花や周りを飛び交う虫たちを眺めて癒されながら
種間寺に到着、まだ3時過ぎだった、ゆっくり休憩してお参りを済ませた。
今日の泊りは「ホテルspはるの」初めてお世話になるところだが、
送迎をしていただけるということで決めた。
4時前に電話を入れると10分ほどで来てくれるということだった。
予約の時もそうだったがフロントの対応が丁寧でとても感じが良かった。
ハイエースで迎えに来てくれたのは40前後の男性、こちらも好青年で
土佐訛りもなくはきはき話してくれた。
ホテルは体育館、野球場、グランドや子どもたちが遊べる遊具のある
スポーツ施設の中にあった、3階建で最新鋭とは言えないが
こじんまりした施設で特別不満はない。
フロントの女性の対応も親切でしっかり人の目を見て話す姿が
印象的で好感が持てた、料金は前払いということで7000円でおつりが
あった、あいにく大浴場が使えないということで
部屋のユニットバスで疲れを癒し関西とは比べ物にならない
チャンネル数が少ないテレビで夕食までの時間をつぶした。
6時に夕食をお願いしていたので、時間少し前に1階に降りロビーで
新聞に目を通して食堂に向かった、足音が聞こえたのか若い女性が
満面の笑みで迎えてくれ席に案内してくれた。
いよいよビールが飲める、出てきたビールは大瓶で得した気になる。
並んだ料理はカツオのタタキ、てんぷら、酢の物、冷やしソーメンと
ウツボの柳川鍋、ここでも女性が親切に食べ方を教えてくれる。
ビールのお替りを迷ったが、食事が私にはボリュームがあるので
とりあえず食べることに専念した、ウツボの柳川が特に美味しかった。
コラーゲンたっぷりで女性にはぜひ食べていただきたい。
高知ではウツボをタタキや、から揚げ、カルパッチョにして食べるらしい。
見かけによらず美味しいものだ、食わず嫌いというか馴染みがないだけに
手を出しづらいが一度は食べてみる価値があると思う。
出された料理を完食し余裕があるので部屋で飲もうとビールを1本
これにも笑顔で女性が対応してくれた。
フロントの女性も食堂の女性も私の娘より若い女性で、
この先幸せな結婚をしていただきたいと願うばかりだ。
美味しくご飯が食べられる、おいしいご飯はお金を出せば
食べられるが美味しくとなると食材や調理法よりも自分の感覚、
心のありようと周囲の気遣いが不可欠になってくる、
その分、おいしく食べられるご飯の回数は少ない。
今回このホテルでいただいたご飯は、まさに、おいしく食べられた。
夜も静かな空間で心地よい眠りにつけ、すがすがしい目覚めの朝だった。
朝も予定通りに種間寺まで送っていただいた、迎えとは違うドライバーだったが
このドライバーも感じがよく、どの従業員も若いのに礼儀正しいのが
率直な印象だった。
桂浜まで15分程度、次の札所までも20分余り、高知市内まで10分、
自動車で観光や遍路に行かれるなら静かなたたずまいでのんびりできる
このホテルは料金的にも三重〇と言えるだろう。
次にこの地を訪れることがあればぜひ利用したいと思っている。
若いスタッフの皆さん、これからもぜひ頑張っていただきたい。
次回は種間寺から36番青龍寺までの予定。
今日は午前中は議運があり5月の特別会議の議案の概要と
今年度の常任、特別各委員会の会派議員の振り分けがあり5時までに
個人名を記入し両委員会の配属が正式に決まります。
私は一応、総務常任委員会とスポーツ推進等特別委員会に配属が決まりました。
常任委員会は4つの委員会を1回ずつ経験することになりそうで、1周です。
午後からは議場で同志社大学の先生の研修があります。
来週の月曜日は特別会議、新しい正副議長などが決まります。
それが終わると常任委員会や特別委員会があり6月2日からは
通常会議、また時間の流れが速くなりますが、流されずにマイペースで
日々を送りたいと思っています。
紀貫之の土佐日記の冒頭です、現代語訳は、
「男も書くという日記というものを女である自分も書いてみようと思って書くのである。」
となりますが、私の場合は「女も書くというブログを男である
私も書いてみようと思って書いてみるのである」と、なるのでしょう。
午後1時土佐の高知駅に着いた。
いいお天気なので缶ビール片手に歩いて行きたい気分だが、
ここは忍の一字で、バスにも乗らず白装束を身にまとい
桂浜方面に向かって、てくてく歩きだす。
交差点でまごまごしているとおばあさんがそこ渡って左、雪蹊寺さんじゃろ。
はちきんOBは元気なものだ、たっすいがはいかんぜよと、言っているようだ。
たっすいがとは土佐の方言で弱いということらしい。
バス停の横の自販機でお茶を買おうと思ったらバスがやってきた、
行先を見ると長浜と書いてある、長浜出張所からなら雪蹊寺まで
歩いて5分とかからない、急いで飛び乗り揺られること15分、
バスを降りて5分もしないうちに33番札所の雪蹊寺の石柱が見えた。
お参りの前にベンチに座って休憩、息を整え手を洗いローソク、線香、
納め札、お賽銭、鰐口を1回、自分では般若心経のつもりだが
人が聞いたらどう思うのだろうなどと考えながら・・・・・・。
ゆっくりお参りを済ませて、また休憩、このボーとする時間が貴重なのだ。
今日の日程はゆっくりしている、後は7キロ先の種間寺までで
おしまいだ、ゆっくり歩きだし1時間30分ほどで種間寺の手前まで来ると
シャクヤクがあたり一面に栽培され美しい花を咲かせている、
しばし立ち止まり花や周りを飛び交う虫たちを眺めて癒されながら
種間寺に到着、まだ3時過ぎだった、ゆっくり休憩してお参りを済ませた。
今日の泊りは「ホテルspはるの」初めてお世話になるところだが、
送迎をしていただけるということで決めた。
4時前に電話を入れると10分ほどで来てくれるということだった。
予約の時もそうだったがフロントの対応が丁寧でとても感じが良かった。
ハイエースで迎えに来てくれたのは40前後の男性、こちらも好青年で
土佐訛りもなくはきはき話してくれた。
ホテルは体育館、野球場、グランドや子どもたちが遊べる遊具のある
スポーツ施設の中にあった、3階建で最新鋭とは言えないが
こじんまりした施設で特別不満はない。
フロントの女性の対応も親切でしっかり人の目を見て話す姿が
印象的で好感が持てた、料金は前払いということで7000円でおつりが
あった、あいにく大浴場が使えないということで
部屋のユニットバスで疲れを癒し関西とは比べ物にならない
チャンネル数が少ないテレビで夕食までの時間をつぶした。
6時に夕食をお願いしていたので、時間少し前に1階に降りロビーで
新聞に目を通して食堂に向かった、足音が聞こえたのか若い女性が
満面の笑みで迎えてくれ席に案内してくれた。
いよいよビールが飲める、出てきたビールは大瓶で得した気になる。
並んだ料理はカツオのタタキ、てんぷら、酢の物、冷やしソーメンと
ウツボの柳川鍋、ここでも女性が親切に食べ方を教えてくれる。
ビールのお替りを迷ったが、食事が私にはボリュームがあるので
とりあえず食べることに専念した、ウツボの柳川が特に美味しかった。
コラーゲンたっぷりで女性にはぜひ食べていただきたい。
高知ではウツボをタタキや、から揚げ、カルパッチョにして食べるらしい。
見かけによらず美味しいものだ、食わず嫌いというか馴染みがないだけに
手を出しづらいが一度は食べてみる価値があると思う。
出された料理を完食し余裕があるので部屋で飲もうとビールを1本
これにも笑顔で女性が対応してくれた。
フロントの女性も食堂の女性も私の娘より若い女性で、
この先幸せな結婚をしていただきたいと願うばかりだ。
美味しくご飯が食べられる、おいしいご飯はお金を出せば
食べられるが美味しくとなると食材や調理法よりも自分の感覚、
心のありようと周囲の気遣いが不可欠になってくる、
その分、おいしく食べられるご飯の回数は少ない。
今回このホテルでいただいたご飯は、まさに、おいしく食べられた。
夜も静かな空間で心地よい眠りにつけ、すがすがしい目覚めの朝だった。
朝も予定通りに種間寺まで送っていただいた、迎えとは違うドライバーだったが
このドライバーも感じがよく、どの従業員も若いのに礼儀正しいのが
率直な印象だった。
桂浜まで15分程度、次の札所までも20分余り、高知市内まで10分、
自動車で観光や遍路に行かれるなら静かなたたずまいでのんびりできる
このホテルは料金的にも三重〇と言えるだろう。
次にこの地を訪れることがあればぜひ利用したいと思っている。
若いスタッフの皆さん、これからもぜひ頑張っていただきたい。
次回は種間寺から36番青龍寺までの予定。
今日は午前中は議運があり5月の特別会議の議案の概要と
今年度の常任、特別各委員会の会派議員の振り分けがあり5時までに
個人名を記入し両委員会の配属が正式に決まります。
私は一応、総務常任委員会とスポーツ推進等特別委員会に配属が決まりました。
常任委員会は4つの委員会を1回ずつ経験することになりそうで、1周です。
午後からは議場で同志社大学の先生の研修があります。
来週の月曜日は特別会議、新しい正副議長などが決まります。
それが終わると常任委員会や特別委員会があり6月2日からは
通常会議、また時間の流れが速くなりますが、流されずにマイペースで
日々を送りたいと思っています。
Posted by いとう茂 at 13:16│Comments(0)