2014年10月08日
9月通常会議 一般質問④
9月通常会議の一般質問の最終版です。
今回の質問に対する答弁は前向きなものが多くありました。
人が人の世で人のためを思ってするまつりごと、
追求型の質問もあれば解明・探求・提案型もあります。
そんな中で基本になるのは・・・・・・情か理か、
公という立場ですから「理」だと思います。
つかさどるのは人間ですから、根底には情が不可欠だと思います。
理は義に通じ情は仁に通じると思います。
仁はすなわち惻隠です。
人に「しっかりしろ!」と言葉を発したとしても、
根底に情があるなら浴びせられた人は批判、叱責とは受け取らず、
励まし・応援と受け取るように思います。
ただ強くて激しいだけの北風ではなく、春風のような優しさ、
ただポカポカだけの太陽ではなく、すべてを焼き尽くす厳しさ
そんな節目、折り目が持てたらと願います。
地域の危機管理について
震災時における各学区の消防団の消火エリアについてお訊ねします。
阪神淡路大震災や東日本大震災では、道路が隆起したり液状化で
多くの消火栓が機能しませんでした。
大津市におきましても南海地震が起きた場合、
琵琶湖西岸断層帯も連動してずれ、消火栓の破断、家屋の倒壊なども予想されます。
そうした状況では、道路状況や他学区での火災などで、
各消防署から迅速な出動も不可能になり、
地元消防団のみで消火活動をしなければならない状況になります。
このような事態が発生した場合、膳所学区において京阪電車までは
琵琶湖からの取水でカバーできますが、それより山手の消火について、
具体的な消火計画や方策があるのかお訊ねします。
回答
消火栓以外の消防水利についても、事前に把握し計画を立てています。
膳所学区の場合、東側については琵琶湖の水源を主として消火活動にあたり、
西側については杉浦児童遊園地に60トン、膳所城跡公園駐車場、相模川会館には
それぞれ100トンの耐震性貯水槽が設置されており、
これらの活用と膳所小学校プールの採水口、相模川等の河川、池などの
水源を確保し消火活動にあたる計画を立てており、
それらの水源について日常的に点検を実施しています。
山手や住宅密集地に整備されている耐震性貯水槽の、
今後の具体的な整備計画についてお訊ねします。
回答
災害応急対策として、消防水利を充実させるために計画的に
耐震性貯水槽の整備を行っており、2年をかけて
調査・設計・施工・設置を実施しています。
それとともに、一定規模以上の宅地開発などについて、
耐震性貯水槽の設置を積極的に指導しています。
消防局事業として設置する耐震性貯水槽は、本年度は4学区において、
地質調査を行い来年度の設置に向けて調整を進めています。
膳所学区についても、来年度の膳所小学校への
耐震性貯水槽の設置に向けて調査・設計を進めています。
今後の整備計画として、木造住宅密集地や水利不便地区を
中心に設置を検討していきます。
設置用地の確保が困難になっていることから、
地域性を考慮し老朽化して漏水の恐れがある
防火水槽の更新などを十分考慮して整備していきます。
昨年12月に近江大橋が無料化になり、1日当たりの通行量が
40数パーセント増加したと報道されていました。
膳所学区においては、近江大橋と国道1号を結ぶ道路を通過する車両が、
朝の通学時間帯に丸の内町をかなり高速で通過するために、
通学の児童生徒や高齢者が事故に巻き込まれる危険性があります。
現在、丸の内町には注意を促す立て看板は設置されていますが、
立て看板だけでなく路側帯の設置、道路に段差をつけることや
関係機関に要請して、速度規制の交通標識の設置など、
より安全を確保する対策が取れないかお訊ねします。
回答
近江大橋と国道1号を結ぶ丸の内町の路上には「T字マーク」
「速度落とせ」等の路面標示や「通行注意」の立て看板等を既に設置しています。
しかし、車がスピードを出し、通学の児童や高齢者が
事故に巻き込まれる危険性があることから、さらなる安全対策は必要と認識しており、
今後、公安委員会や地元自治会等と調整を図り、外側線等の安全対策を実施します。
速度規制の交通標識の設置については、公安委員会に要望します。
昨年の台風18号では大津市内でも多くの被害が出ました。
膳所学区においても相模川が氾濫し、
土砂が駐車場や家屋に流入するなどの被害が出ました。
その後、大津市では橋の付け替えを、
滋賀県も川底を掘り氾濫を防止するとの方針を出されましたが、
一向に作業が進みません。
先日の台風11号の時にも、前日に地元自治会や膳所市民センターと
南消防署の職員の協力で土のうを約100個積み氾濫に備えました。
あと15センチで氾濫するところまで水かさが増加しましたが、
土のうのおかげで事なきをえました。
川底を掘り氾濫に備える作業について、
相模川を管理する滋賀県の方針が二転三転していると聞いています、
つきましては滋賀県との協議の内容と進捗状況についてお訊ねします。
回答
昨年の台風18号の豪雨により、相模川の狭隘な部分に
架かる市道橋に流木等が滞留し、一部河川断面を阻害したことから
氾濫により床下浸水等の被害をもたらしました。
地元及び滋賀県と協議を重ね、滋賀県により川底を掘り下げる工事を実施していただき、
本市は橋をかけ替える工事を施工することで協議は整っています。
昨年の台風18号から1年になりますが、
一向に作業が進展しないことに地元住民の不安と不満は募るばかりです。
ついては最終的に橋の架け替えと川底を掘る、
二つの作業が完了する明確な時期についてお訊ねします。
回答
滋賀県の施工する工事の詳細が9月末には決定する予定であり、
その後、市道橋の架け替え工事に係る測量設計を行い、
今年度内での工事完工に努めます。
今回の質問に対する答弁は前向きなものが多くありました。
人が人の世で人のためを思ってするまつりごと、
追求型の質問もあれば解明・探求・提案型もあります。
そんな中で基本になるのは・・・・・・情か理か、
公という立場ですから「理」だと思います。
つかさどるのは人間ですから、根底には情が不可欠だと思います。
理は義に通じ情は仁に通じると思います。
仁はすなわち惻隠です。
人に「しっかりしろ!」と言葉を発したとしても、
根底に情があるなら浴びせられた人は批判、叱責とは受け取らず、
励まし・応援と受け取るように思います。
ただ強くて激しいだけの北風ではなく、春風のような優しさ、
ただポカポカだけの太陽ではなく、すべてを焼き尽くす厳しさ
そんな節目、折り目が持てたらと願います。
地域の危機管理について
震災時における各学区の消防団の消火エリアについてお訊ねします。
阪神淡路大震災や東日本大震災では、道路が隆起したり液状化で
多くの消火栓が機能しませんでした。
大津市におきましても南海地震が起きた場合、
琵琶湖西岸断層帯も連動してずれ、消火栓の破断、家屋の倒壊なども予想されます。
そうした状況では、道路状況や他学区での火災などで、
各消防署から迅速な出動も不可能になり、
地元消防団のみで消火活動をしなければならない状況になります。
このような事態が発生した場合、膳所学区において京阪電車までは
琵琶湖からの取水でカバーできますが、それより山手の消火について、
具体的な消火計画や方策があるのかお訊ねします。
回答
消火栓以外の消防水利についても、事前に把握し計画を立てています。
膳所学区の場合、東側については琵琶湖の水源を主として消火活動にあたり、
西側については杉浦児童遊園地に60トン、膳所城跡公園駐車場、相模川会館には
それぞれ100トンの耐震性貯水槽が設置されており、
これらの活用と膳所小学校プールの採水口、相模川等の河川、池などの
水源を確保し消火活動にあたる計画を立てており、
それらの水源について日常的に点検を実施しています。
山手や住宅密集地に整備されている耐震性貯水槽の、
今後の具体的な整備計画についてお訊ねします。
回答
災害応急対策として、消防水利を充実させるために計画的に
耐震性貯水槽の整備を行っており、2年をかけて
調査・設計・施工・設置を実施しています。
それとともに、一定規模以上の宅地開発などについて、
耐震性貯水槽の設置を積極的に指導しています。
消防局事業として設置する耐震性貯水槽は、本年度は4学区において、
地質調査を行い来年度の設置に向けて調整を進めています。
膳所学区についても、来年度の膳所小学校への
耐震性貯水槽の設置に向けて調査・設計を進めています。
今後の整備計画として、木造住宅密集地や水利不便地区を
中心に設置を検討していきます。
設置用地の確保が困難になっていることから、
地域性を考慮し老朽化して漏水の恐れがある
防火水槽の更新などを十分考慮して整備していきます。
昨年12月に近江大橋が無料化になり、1日当たりの通行量が
40数パーセント増加したと報道されていました。
膳所学区においては、近江大橋と国道1号を結ぶ道路を通過する車両が、
朝の通学時間帯に丸の内町をかなり高速で通過するために、
通学の児童生徒や高齢者が事故に巻き込まれる危険性があります。
現在、丸の内町には注意を促す立て看板は設置されていますが、
立て看板だけでなく路側帯の設置、道路に段差をつけることや
関係機関に要請して、速度規制の交通標識の設置など、
より安全を確保する対策が取れないかお訊ねします。
回答
近江大橋と国道1号を結ぶ丸の内町の路上には「T字マーク」
「速度落とせ」等の路面標示や「通行注意」の立て看板等を既に設置しています。
しかし、車がスピードを出し、通学の児童や高齢者が
事故に巻き込まれる危険性があることから、さらなる安全対策は必要と認識しており、
今後、公安委員会や地元自治会等と調整を図り、外側線等の安全対策を実施します。
速度規制の交通標識の設置については、公安委員会に要望します。
昨年の台風18号では大津市内でも多くの被害が出ました。
膳所学区においても相模川が氾濫し、
土砂が駐車場や家屋に流入するなどの被害が出ました。
その後、大津市では橋の付け替えを、
滋賀県も川底を掘り氾濫を防止するとの方針を出されましたが、
一向に作業が進みません。
先日の台風11号の時にも、前日に地元自治会や膳所市民センターと
南消防署の職員の協力で土のうを約100個積み氾濫に備えました。
あと15センチで氾濫するところまで水かさが増加しましたが、
土のうのおかげで事なきをえました。
川底を掘り氾濫に備える作業について、
相模川を管理する滋賀県の方針が二転三転していると聞いています、
つきましては滋賀県との協議の内容と進捗状況についてお訊ねします。
回答
昨年の台風18号の豪雨により、相模川の狭隘な部分に
架かる市道橋に流木等が滞留し、一部河川断面を阻害したことから
氾濫により床下浸水等の被害をもたらしました。
地元及び滋賀県と協議を重ね、滋賀県により川底を掘り下げる工事を実施していただき、
本市は橋をかけ替える工事を施工することで協議は整っています。
昨年の台風18号から1年になりますが、
一向に作業が進展しないことに地元住民の不安と不満は募るばかりです。
ついては最終的に橋の架け替えと川底を掘る、
二つの作業が完了する明確な時期についてお訊ねします。
回答
滋賀県の施工する工事の詳細が9月末には決定する予定であり、
その後、市道橋の架け替え工事に係る測量設計を行い、
今年度内での工事完工に努めます。
Posted by いとう茂 at 12:37│Comments(0)