2014年11月30日
滋賀県平和祈念館研修
好天に恵まれ名神高速をいざ、八日市へ。
途中、菩提寺サービスエリアでトイレ休憩。
ここからなら30分足らずで祈念館に到着します。
これで3度目の祈念館、今回は私の希望でここに決めました。
昭和が続いていたなら今年は昭和89年です。
来年は終戦70周年です。
沖縄では中学生までが戦闘に借り出されました、
ご壮健でも80代半ばの年齢です。
戦争を体験したのは戦闘に行った人だけではありません、
召集令状1枚で戦地に赴き、不運にも戦死された人は
数えられませんし、空襲で亡くなった方も数知れません。
出征時に万歳の嵐で送られた人もいれば、家族だけで
出征を見送られた人もいました。
そして、覚悟はしていたとはいえ戦死公報1枚で死亡が
告げられる、遺骨も遺品もない方も大勢いました。
紙切れ1枚で最愛の人の死を受け入れなければいけない、
到底受け入れられるものではなかったでしょう、それでも、
周囲には泣き言を言わず気丈に振舞っている、
というより、泣き言を許さない風潮もありました。
戦争が国同士の争いなら、いじめや虐待は個人同士の
争いでしょうか、ねたみややっかみ、そんなことからいじめや虐待が
始まることもあります、国同士でもそういうことがあるでしょう、
資源が多い、国土が広い、貿易が順調、力ずくの交渉、
我慢の限界が過ぎればドンパチ。
それほど戦争は単純なことではないと思いますが、
相手がやり返さないと思うと図に乗るのが人間です。
滋賀県から戦地に赴いた人は約9万人、戦死者は3万人。
私の学区が1万6千人ですから、それのおよそ二つ分です。
戦死者に加えて負傷した人を含めると直接被害があった人は
もっと増えますし、生還した人の心にも大きな影を落としたはずです。
銃後の守りと言われた妻や幼い子どもたちは、欲しがりません
勝つまではを合言葉にひもじい生活を強いられたはずです。
参加者の中に70代後半の方もいました。
配給の肉を1枚ずつ分けたり魚の切り身を分けたりしていた
光景を覚えている方もいました。
景気、景気と言うが、こうして生きているだけでありがたい、
多くは語られませんでしたが、伝わってくるものがありました。
研修の感想は総じて良好でした、1回ここに来たかったという意見や
改めて戦争はしてはいけないと言う人もいました。
ほとんどが私より年上の方たちで、今日の経験を
お孫さんや家族に語り継ぐのは参加者の責任でもあります。
祈念館の入場は無料です、事前に予約しておけばパワーポイントで
説明もしていただけます。
自治会の研修で行かれてもいいと思います、近くには温泉やレストランも
ありますしマーガレットステーションは歩いて5分もかかりません。
新鮮な野菜の直売場は観光客だけでなく地元の人も数多く
利用されています、詳しくはわかりませんが、価格も安いのでしょう。
明日は会派の一般質問の締め切りと読み合わせです、人数分コピーも
済ませました、一般質問に関しては準備完了で、あとは議案の審査と
常任、特別委員会・・・・・自分では緊張感を持っているつもりですが、
もしかすると緩んでいるのか、一人で外国を旅するのと大勢で
外国を旅するのでは緊張感が違うように・・・・・。
照顧却下。
当面、心にとどめる言葉です。
途中、菩提寺サービスエリアでトイレ休憩。
ここからなら30分足らずで祈念館に到着します。
これで3度目の祈念館、今回は私の希望でここに決めました。
昭和が続いていたなら今年は昭和89年です。
来年は終戦70周年です。
沖縄では中学生までが戦闘に借り出されました、
ご壮健でも80代半ばの年齢です。
戦争を体験したのは戦闘に行った人だけではありません、
召集令状1枚で戦地に赴き、不運にも戦死された人は
数えられませんし、空襲で亡くなった方も数知れません。
出征時に万歳の嵐で送られた人もいれば、家族だけで
出征を見送られた人もいました。
そして、覚悟はしていたとはいえ戦死公報1枚で死亡が
告げられる、遺骨も遺品もない方も大勢いました。
紙切れ1枚で最愛の人の死を受け入れなければいけない、
到底受け入れられるものではなかったでしょう、それでも、
周囲には泣き言を言わず気丈に振舞っている、
というより、泣き言を許さない風潮もありました。
戦争が国同士の争いなら、いじめや虐待は個人同士の
争いでしょうか、ねたみややっかみ、そんなことからいじめや虐待が
始まることもあります、国同士でもそういうことがあるでしょう、
資源が多い、国土が広い、貿易が順調、力ずくの交渉、
我慢の限界が過ぎればドンパチ。
それほど戦争は単純なことではないと思いますが、
相手がやり返さないと思うと図に乗るのが人間です。
滋賀県から戦地に赴いた人は約9万人、戦死者は3万人。
私の学区が1万6千人ですから、それのおよそ二つ分です。
戦死者に加えて負傷した人を含めると直接被害があった人は
もっと増えますし、生還した人の心にも大きな影を落としたはずです。
銃後の守りと言われた妻や幼い子どもたちは、欲しがりません
勝つまではを合言葉にひもじい生活を強いられたはずです。
参加者の中に70代後半の方もいました。
配給の肉を1枚ずつ分けたり魚の切り身を分けたりしていた
光景を覚えている方もいました。
景気、景気と言うが、こうして生きているだけでありがたい、
多くは語られませんでしたが、伝わってくるものがありました。
研修の感想は総じて良好でした、1回ここに来たかったという意見や
改めて戦争はしてはいけないと言う人もいました。
ほとんどが私より年上の方たちで、今日の経験を
お孫さんや家族に語り継ぐのは参加者の責任でもあります。
祈念館の入場は無料です、事前に予約しておけばパワーポイントで
説明もしていただけます。
自治会の研修で行かれてもいいと思います、近くには温泉やレストランも
ありますしマーガレットステーションは歩いて5分もかかりません。
新鮮な野菜の直売場は観光客だけでなく地元の人も数多く
利用されています、詳しくはわかりませんが、価格も安いのでしょう。
明日は会派の一般質問の締め切りと読み合わせです、人数分コピーも
済ませました、一般質問に関しては準備完了で、あとは議案の審査と
常任、特別委員会・・・・・自分では緊張感を持っているつもりですが、
もしかすると緩んでいるのか、一人で外国を旅するのと大勢で
外国を旅するのでは緊張感が違うように・・・・・。
照顧却下。
当面、心にとどめる言葉です。
Posted by いとう茂 at 17:29│Comments(0)